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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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夜明けの声は甘く (李丘 那岐)

夜明けの声は甘く (ビーボーイノベルズ) (単行本)
李丘 那岐 (著)
夏目イサク(イラスト)

(内容)

和菓子屋店主の佑磨は、商店街のひそかな人気者。高校の時、夜逃げ同然で佑磨の前から消えた幼馴染みの一陽に、好きという言葉もなく抱かれたことがずっと胸につかえている。商店街の活性化にいまや人気ソングライターの一陽を担ぎ出そうと、悪友・孝志が佑磨さえも巻き込んで、夏祭りで新曲を披露することに。久しぶりの再会に戸惑う佑磨は、おまえのためならなんでもすると言いつつ冷たい態度の一陽に怒りだし…。切なく甘い再会ラブ。



リブレだからなぁ・・と購入を考えていたのですが
 
夏目さんのイラストが好きなので買っちゃった一冊です。(笑)

和菓子屋さんを生業とするのが受けクンなので本編中に

やたらあんこや和菓子やカルメ焼きがでてきます。

そしてその一個一個の表現がなんとも甘くておいしそうな雰囲気が漂っておりまして

内容も再会愛なのであいまってより甘く甘く、あくまでも甘いです。


和菓子屋さんの一日はあんこを作ることから始まるようです。

その作業の傍らにはラジオからのパーソナリティの声

その低く落ち着いた声はどちらかというと朝よりは深夜向け

休日ならば二度寝を誘いこんじゃうこと請け合いのその声の持ち主はKai(一陽)

昔からの幼馴染で夜逃げ同然にいなくなったそいつはこともあろうに

夜逃げ直前に佑磨のことを強姦していったのだった・・・・

それから八年の月日が流れたのだった

音痴のくせにいい曲を作る一陽はいまやソングライターとして

押しも押されぬ存在となっている

なのに・・・

なのに佑磨には連絡もくれないそういうやつなのにどこか憎めない。


そういう一陽に幼馴染の腹黒い策士の孝志は町内会のイベントに出席させて

町内の活性化のために利用してやろうというのだったが

会いたいような、それでいて会うのが怖いような佑磨

けれど思い切って会ってみたら不思議なほど時間の流れは感じられなくて

イベントのために協力しながら、

まるで昔の時そのままの楽しい時間を過ごすことができるのでした。


幼馴染からだんだんんと恋人になっていく過程と

イベントを通じて昔からの楽しみを思い出すことができた佑磨と一陽

脇役の佑磨の歌に執着する先輩君とか

あおの弟でバンドを組んでいるミユージシャンとか

みんなが生き生き書かれてて楽しい一冊でした。

エロも甘いけど薄めであっさりとしてましたが、楽しく読むことができた一冊です。



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Lianha
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女性
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「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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