ファイナルカット (リンクスロマンス) (新書)
水壬 楓子 (著)
水名瀬 雅良 (イラスト)
(内容)
硬質な美貌と洗練された物腰から「クールノーブル」の異名を持つ俳優の野田司は、鬼才と謳われる映画監督・木佐と身体の関係にある。始まりは6年前、木佐の作品に野田が抜擢されたのがきっかけだった。木佐の才能に心酔し、いつしか心までも奪われていた野田。望むのは、いつか来るだろう木佐との別れの日が少しでも先であってほしいということだけ…。恋人ではなく、奔放な木佐のきまぐれで抱かれることに満足していたはずだったが―。
おやじすきーの水壬先生の本ですので
同じ趣向をもっているかたならすんごく楽しめますこと請け合いです(笑)
「クールノーブル」という異名をもつ俳優の野田をあそこまでメロメロにしちゃった
おやじの魅力堪能しませんかw?
実家は旧華族の流れを汲む名門で一族のほとんどが官僚という職についており
本人も見目麗しく、
また頭脳明晰で最高学府からキャリア官僚という道に進み
平穏な人生を送っていた野田だったが
ある映画を見て木佐という人間を知り人生を大きく変えていくのです
木佐への想いが俳優としてだけでなく、
人間として魅かれている事に気がつくのです
俳優として頂点にたちながら、木佐との恋に振り回され空回っている野田ですが
ここまで愛することができる人間に出会えたということは
ある意味幸せなんではないでしょうか?
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