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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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木原先生サイン会

いま、b-boy webをのぞいてみたら

噂だった木原先生のサイン会が告知されておりました。

東京池袋のジュンク堂で12月19日(土)14時開催予定です♪

参加したい・・・

と呟いてみる(笑)


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春を抱いていた 14 (新田 祐克)

春を抱いていた 14 (スーパービーボーイコミックス) (コミック)
新田 祐克 (著)

(内容)

岩城がくれた御神毛を胸に危険が伴う中東ロケに旅立った香藤。プレッシャーも愛の力で跳ね返し、演技のボルテージは最高潮に…! 一方、事務所から突きつけられた「独立認めず」の回答に岩城の怒り炸裂! 彼の下した決断とは? 描き下ろし長編読み切り「ライフ・ライン」110ページ収録





長かったような・・・

短かったような・・・

今思うことはこの本の最終巻が読めてよかったという思いでいっぱいです。



2人が出会い、

そして関係を深めていくうえでどうしようも避けようがない衝突があって

お互いの俳優としてのプライドの戦いがふたりの生活を脅かすようなこともあり

お互いがお互いを大事に思う気持ちが時にはひどく痛みを伴うことがあると知り

それゆえにお互いの取り合った手の貴重さが認識できて

ふたりはやっとここまで来たんだと感慨深いものがあります・・



これからふたりが積み重ねていく時間を楽しみにしておりましたが

これ以降は読者みんなが心の中で育てていくお話になっているんですね。

いまは多くは語ることができない気持ちなんですが

新田さんのこれからに期待しております



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息をするよりキスがしたい (櫛野 ゆい )

息をするよりキスがしたい (ビーボーイノベルズ) (単行本)
櫛野 ゆい (著)
石原 理 (イラスト)

(内容)
「いじめたくて、困ってしまいます」勝気だが人懐っこいホストの彰は、常に敬語で端整な王子様然とした櫂斗が、大嫌い!!指名争いでは連敗中、その上彰にだけは一言多い櫂斗の態度に、ムカツク毎日。ある日、櫂斗に足の指の一本一本までをも舐め回される淫らな夢(!?)を見てしまい、激しく動揺する彰。しかし拾った犬が縁で、ただの王子様だと思っていた櫂斗の違う面が見えるが、やっぱり素直になれなくて!!でも嫌い→ホントは好き。







石原さんの挿絵に魅かれて購入した一冊です。

王子様のような美貌なのに妙に地味な生活の似あうホスト櫂斗

そのカイトが心の奥深くで惚れているのは同じホストで指名争いをしている彰

彰視点で描かれているので

秘密主義というか、寡黙というか、多くを語らずという雰囲気のカイトの

気持ちは今一歩わかりずらいです。

でも、いざ出陣という雰囲気になったらやたら歯が浮きそうな台詞が飛んできます(笑)

「私の唇は、あなたとのキスのためにあるようなものですが」

これ・・・現実に語っているのを聞いたら

こ恥ずかしくて言われた口を殴ってしまうかもと思いました(笑)

だからロマンスから縁が遠いのかしら・・・




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空中庭園 (ホームラン・拳)

空中庭園 (バーズコミックス リンクスコレクション) (コミック)
ホームラン・拳 (著)


(内容)

その出会いが少年と暴君の運命を変える… ここは年中、南国の風が頬をなで、真っ青な海を臨む美しい国サハクエル――。 色街で働くアーイシャはある日、商用で通りがかった名家・アルハザード家の嫡男であるカリムに身請けされる。 しかし、愛人として買われたはずのアーイシャは、なんの役目も与えられず戸惑っていた。 それでも健気にカリムに尽くそうとするアーイシャだったが――。





雑誌リンクスで最終回を読んで

そのせつない恋心にウルウルときちゃったので買いました。

もともと小説リンクスの巻頭特集の

ショートストーリーとして掲載されていたものを漫画として連載になったようです

掲載は一年に2・3回というローペースであったようなので

今回本になるまで3年の月日がかかっているということなので

絵もどんどん変化がみられますし

でてくる登場人物たちにところどころ違和感が・・・

まぁ3年の熟成と読むべきか、

3年のうちの勘違いと受け取るべきか・・・


お話はテンプレ道理なのですが

お金持ちのぼんぼんに見染められて愛されて

驕ることなく頑張るけなげな受け子ちゃんは好きです(笑)

このぼんぼんに雇われている双子の兄弟の会話がポンポンと勢いがあって

よかったです。

次回からこの双子たちのお話ということで

楽しみです


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未熟な誘惑 (渡海 奈穂)

未熟な誘惑 (ディアプラス文庫)
渡海 奈穂 (著)
二宮 悦巳 (イラスト)
 
(内容)
 
家電量販店に勤める小川は、家族に虐げられてきた影響で超ネガティブ思考。ある日、本社からやってきた専務・志木に、閉店後の売り場で男といちゃついている場面を目撃され咎められる。人を人とも思わないその様子は大嫌いな義兄にそっくり。不満が溜まって振り切れた小川は仕返しを決意する。だが突然性器を銜えられた志木の反応は意外なもので ・・・!?オレ様な志木と自分に自信の持てない小川の恋とお仕事事情v



家電店に勤める小川は権力志向の義理の父親に虐げられてきた。

またその父親の影響か義理の兄となる存在も言葉と体で小川を虐げてきて

虐げられることで生き方も生活も自ら狭めてきて

息苦しいほどの生き方をしているのですけど

悲しいことにそういう生き方を強いられることに自分が悪いせい

そう思いこまされ抵抗することも思いつきません

仕事場でも、つい人の顔色を見てしまうがゆえに

ついおどおどとしてしまう傾向があり、

人に侮られたまま生きることがあたりまえのように思い込んでいます。

その小川を変えた存在は本社からやってきた専務の志木です。

横暴で傲慢で態度がでかい彼に

最初は兄の面影のようなようなものを感じて

腰が引けたまま対応しておりましたが

あるひ、そういう志木にぷつんと切れた小川は仕返しを決意するのです。

実は志木のも小川と同じように幼いころの性的な暴力がもとで

人とふれあうことが怖く感じるようになっており

そうした自分を克服するために柔道を習い

自分を変えるために努力した存在であったのです。


志木は小川の過去をしり、

そのままいじけたように生きていて、

それでも頑張って生きていこうとする小川に魅かれていき

肉体関係をもつのです。

守ることはたやすいけれど

守られるだけでは小川のためにはならないと

助けの手は小さくても、心の大きなささえになることを志木は選びます

志木に支えられるだけではなく

ともに成長していく二人のお話だと思いました。

過去は乗り越えられるんだよと

優しくともに生きていくふたりがさわやかな読後感でした。



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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