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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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大掃除は進まない・・・

来るべき老後に備えて~というか

秋のお祭りとか、冬の大祭典に備えてちゃきちゃきと本の整理に励んでいた休日。

もう読まないであろう本を黄色い本屋さんにもっていくべく仕分け作業中なのですが

あれーどんな話だったっけと本を手に取ったら・・・・・

もう整理はそこでストップしちゃう罠になんどか入りました(笑)





今回の再読みシリーズ♪

「海老原さん家は今日も大変!」

東宮千子(著)


bunko_ebitai01.jpg






















一度出会うと生涯離れられない運命の相手を持つ星の下に生まれた海老原タイと有楽一生。二人の出会いは受験前に街中でのすれ違いから始まった。ふたりが意識しようがしまいが、離れそうになると局地的ながらも天変地異が勃発。こういうのを出会うべくして出会ったというのだろうか。常識では考えられない運命を受け入れてふたりは高校生活を送っていく。

お話は第一部と第二部に分かれておりますので長いです。

そして男夫婦に育てられている タイ君 が主人公なんですけど

エロ要素はどこにもかけらほどもないんですけど(笑)

どちらかというと・・・精神的な恋愛というか行き過ぎた男同士の友情のようなカップルがたくさんたくさん

でてきます。

あれだけ長い話でカップルがたくさんいてキス止まり・・・・

でも不思議と読み返したくなる魅力があります。




「明るい青少年のため恋愛」

東宮千子(著)

 ごく普通の高校生の中井端が、普通じゃない本宮俊鷹と出会ったことから始まります。端は金髪碧眼で端正な外見に似合わず、中身はいやというほどの日本人で、見た目が普通の日本人の俊鷹は、実は大会社の御曹司で、性格もとんでもないスケールの違う人物です。俊鷹は子供の頃から大きな洋犬が飼いたかったので、端をペット代わりにします。そして端は俊鷹の思い通りに、美しく利口な洋犬になってゆきます。しかし、当然ながら端は犬ではないので、反抗したり、言うことを聞かないこともあり、俊鷹はそこをまた楽しんでいるようです。



ワイド版ですのでコミックス2冊分のお話が8巻ありますー

いろいろな事件はありますが、ふたりの絆にはなんの支障もありません。

でもエロはありません・・・・

男夫婦もでてくるんだけどなぁ・・・


あー充実した休暇だった。

ということにしておこう(笑)

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北の情炎 (愁堂 れな)

北の情炎 (二見シャレード文庫)
愁堂 れな (著)
山田 ユギ (イラスト)

(内容)
 
俺はお前がいればいい。お前さえいればいいんだ。

伝説のマグロ漁師・秋山と蜜月を過ごす新米漁師のエン。
だが、ついにヤクザの井上がエンを連れ戻しに大間を訪れて……。

伝説のマグロ漁師・秋山に師事し、私生活では彼の恋人として蜜月を過ごす新米漁師のエン。情熱的なセックスで抱かれる悦びを教えられ、溢れんばかりの愛情を注いでくれる秋山に、エンはこの上ない幸せを感じていた。しかしそんなエンの前に、かつて薬で縛り愛人生活を強いたヤクザの井上が現れる。いまだ強い執着を見せる井上から愛する秋山を守るため、エンは秋山のもとを去る決意を固めるのだが……。恋とマグロの大波乱、オール書き下ろしで再登場!!
 

一作目はマグロ漁師として名高い秋山とエンがお互いに過去を乗り越えて

恋を初めて家族となる道を選んでいくお話・・・だったような気がします。

今回は振り棄てたはずの過去がエンに再び大波のように振りかぶってきました。

昔の男が唐突にあらわれて

秋山を守るために、一番好きで大事な人である秋山を捨てて風俗のお店に売られていくのです。

せつなさと苦しさで身悶えながら、秋山を守ろうとするエンの恋心は可愛かったですけど

なんか、お話の継ぎ目継ぎ目が全部唐突でお話の中にもぐりきれなかった感触がありまする・・・

山田ユギさんの挿絵がよかっただけになんか残念です。



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小説デイアプラスあき号感想

木原先生ショックで本の感想をあげるのを忘れておりました(笑)

ということで、今宵は雑誌の感想を♪

3e904294.jpg























★漫才シリーズ新作登場! 
元マネージャー×元芸人の3年越しの再会愛♥
「恋で花実は咲くのです」久我有加×草間さかえ



小鳩さんの表紙もエロ可愛くってよかったのですが

今回挿絵で目を引いたのはやっぱろ草間先生です♪

久我先生の漫才師シリーズにもうすごく雰囲気があっていたというか

色悪めいた視線で小説の雰囲気を高めております。

父親の病気により漫才を楽しんでいた青年芝山は夢をあきらめて故郷に帰っております。

実家の旅館経営を手伝いながら

うらさびしく寂れていった故郷をもういちど町おこしですくっていくために

いろいろ提案し行事を行いコマーシャル活動にがんばってきた成果が表れて

町は統一感をもった情緒ある温泉街として発展していっております。

そんなときにふと表れたのは、昔芝山のマネージャーをしていた時田だった。

漫才の全盛期は終わってしまったがネタを大事にする漫才の良さは消えていない。

そのために若手を中心にした新しい劇場をオープンするのだが

ネタをかける芸人、芝山に帰ってきてほしいと懇願する時田。

そこにお互いの過去に告白すらすることもなかった気持ちは見え隠れするのですが

激しい恋愛はありません。

題名に偽りありと申していいですか(笑)?

文庫化されるときはぜひぜひ書き下ろし付きで愛もはな咲かしてあげてください。


「夢じゃないみたい」
渡海奈穂×カキネ


大学の同窓生同士の再開愛です。

大学時代爽やかで好青年だった彼棚澤は結婚の失敗により見違えるように荒んでいた。

彼に恋していた大学時代

告白を真摯な態度で聞いてくれたものの恋が実ることはなかった。

それでもいい

たとえ二度と会えなくてもきっと一生好きでいられるから・・・・

ゲイであることに引け目を感じている千野は大学時代に棚澤に恋をしていた。

その恋は実ることがないまま先輩とつきあうのだったが

棚澤に心が奪われていた千野との恋は簡単に破局を迎え先輩に刺されて事件となって終わった。

その事件がもとで親にも見捨てられ

生きる意欲はますます薄く、ささいなことで死ぬことを考えてしまう。

閉じこもったままの生活

そんなときに突然現れた棚沢は千野のマンションに転がり込んでくる

荒んではいたもののやっぱり千野にとって恋しい人との至福の時間を過ごす。

棚沢との生活に幸福を感じながらもどこかこんな幸せな時間が長く続かないと感じる千野が

ほんとうにかわいそうで泣きそうになりました。

が・・・

実生活ですぐ死ぬ死ぬ騒ぐやつなら、殴っているかもしれないと

再会愛に浸りながら思いました(笑)


ももいろへヴン
「ドライ」和泉 桂×志水ゆき


デイアプラスはじめての登場の和泉先生のテーマは【ひとりリバ】だそうです(笑)

(注:一人リバ  自分では攻めのつもりのキャラが、ある日自分の立場を上回るスーパーサ○イヤ人が現れ、
無理やり受けにされてしまう。攻めとしての自分と受けとしての自分のあいだで揺れ、悶々と思い悩むこと)

可愛い恋人がいる自分だったんですけど

後輩の快楽へのお誘いにいやいやいいながらも、だんだんと快楽に溺れて

ほんとうの自分(受け)に気がついていく心の揺れがエロくて素敵でした(笑)


今月は文庫化が待ち遠しい作品ばかりで嬉しい悲鳴です~♪





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小説ディアプラスアキ号

小説ディアプラス 2009年アキ号 「再会愛」特集

 


表紙小鳩めばる

★漫才シリーズ新作登場! 

元マネージャー×元芸人の3年越しの再会愛♥
「恋で花実は咲くのです」久我有加×草間さかえ

★久々の登場!
 見栄っ張りイケメン攻×へたれオヤジ受♥
「夕暮れに手をつなぎ」桜木知沙子×青山十三

★初登場! 飼い犬が結ぶ恋の縁♥
弁護士×高校生の年の差ラブ♥
「初恋ブリーディング」柊平ハルモ×北沢きょう
 
「マイ・ディア・プリンス」五百香ノエル×染谷留衣

「夢じゃないみたい」渡海奈穂×カキネ

「たとえ世界が笑っても」碧井アオ×中込カスガ
 
★ももいろへヴン「ドライ」和泉 桂×志水ゆき
 


一読した後・・・・きゃーーと叫んでしまいました(笑)
 
なんと12月19日発売のふゆの号の巻頭は 木原先生です~♪

し、しかも、

新書館の全雑誌コンプリート企画が発動!!

ということでオムニバス形式による連作短編第一段♡



おまけに

秋霖高校第二寮リターンズ(3)が出るとなれば・・・

もう雑誌は買うのは確定ということですね(笑)

いまから12月が待ち遠しいです♪


木原先生11月はホーリーノベルズで「夜を渡る月の船」を出される予定ですし

12月はビーボーイノベルズで「月に笑う」の全2巻が出る予定ですし・・・

すごい読めるのは嬉しいんですけど

大丈夫なんでしょうか・・・・

延期と中止にならないように神様にいのろうとおもっております(笑)




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秋のリンクスフェア2009開催中♪

     秋のリンクスフェア2009

リンクスのコミックスとノベルズの合同フェアが開催中です。
 
またまた、小冊子に踊らされております・・・

   フェア開催店限定小冊子

9/24ごろから開催(書店により前後します)

フェア店で、フェア帯付き対象商品(既刊:ただし9月、10月の新刊は小冊子配布対象外)を1冊お買い上げの方に、その場で番外編を収録した小冊子(全6種類)を1冊プレゼント。小冊子1冊につき、1作品ずつ小説と漫画が掲載されているそうです。

小冊子6種の内容 
 1. 『タイトロープ ダンサー』(久能千明 著)、『ねじれた標的』(十峰くうや 著)
 2. 『獣となりても』(剛しいら 著)、『お金がないっ』(香坂透 著)
 3. 『三希堂奇譚』(佐倉朱里 著)、『渇望の眼差し』(宝井さき 著)
 4 『リスク』(水壬楓子 著)、『コイノヤマイ』(鷹丘モトナリ 著)
 5. 『夢にも逢いみん』(かわい有美子 著)、『暴れん坊彼氏』(ぢゅん子 著)
 6. 『よくある話。』(中原一也 著)、『捨て猫のカルテ』(ハルコ 著)


ほしい小冊子は 「リスク」と「夢にも逢いみん」だけだったんですが

小冊子をいただくためにはフェア帯付き対象商品を購入しなくてはいけません。

ということで、欲しいなと思っておりましたがこういう機会があるかもと思って買い控えていた

「よくある話。」中原一也さんの小説と、

あと以前他のブログで好評だったような記憶のあるハルコさんの「捨て猫のカルテ」と

斑目ヒロさんの「かわいい悪魔」を購入してきました。

幸いそれなりにおもしろいマンガでしたのでよいのですが

限定された作品だけといわれるために、買うのを手控えるというのなら

なんか納得がいかないなという感じがぬぐえません・・・

新しい作家さんというか、今まで知っている以外の方を知るチャンスをくれたと

前向きに考えた方がいいのかもしれませんが(笑)

ということで、小冊子3冊ゲットしてきました。

一冊の小冊子にはマンガと小説がどれも4pずつ・・・・・

小冊子というよりコピー本???という感覚です(笑)


「リスク」

上司より命令というかお願いさせれ不承不承お見合いさせられることになった城島です。

あのひとにばれたら・・・・と内心ひやひやしているんですけど

とりあえずお見合いの場に出ていくことに(笑)

上司の高森はそれに「いいんですか?」とおもしろがっているようで・・・

あのひとの直属の秘書が恋人のその上司には寝物語で面白がられそうだと思いながら

一応は口止めはしておくんですけど~

あの人にばれたらどんなお仕置きが待っているんだろうと想像しているそのとき

お見合いの場所のラウンジの入り口ちかくに隙のないスーツ姿の彼が・・・

目があったとたん視線で合図をされ先に席を立つ久賀

慌てて席を立って彼のもとに言い訳をしに行くんですけど

「終わったら来なさい」とホテルのカードーキーを渡していくんです。

お見合いの話を知って、それを当の城島にも知られないようにお見合いを壊す方法というか

手筈をちゃんと整えている久賀に愛というか執念というか

ものずごく惚れられているんだろうなといううらやましさを感じたのは

あたしだけ(笑)?



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プロフィール

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Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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