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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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毎年恒例♥ “Charaバースデーフェア2009小冊子手にいれました~♪

どこの店でほしい小冊子があるか、ちゃんとチェックして

朝一番にジュンク堂に駆け込んだのですが・・・・

ジュンク堂では、フェアー商品の本にもう小冊子がはいってきれいに

プリンクされていました・・・・

もともと既刊で欲しいものはすでに手に入れているので

既刊でほしくなはいとまでは言わないまでも、

あんまり欲しくもない本一冊の値段が小冊子の値段だとしたら

全員プレゼントの小冊子のほうが

もしかしたらまっとうなんではないんでしょうか・・・

まぁ新しい萌えが手に入るかもしれない出版社さまのご温情かも

しれないということで(笑)

ということで、アニメイトで数少ないフェアー商品のなかから選んで

好きな小冊子を選べれる方式がいかなと思って

結局アニメイトで購入したんですけどね(笑)




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熱砂の檻からはばたいて(佐々木禎子)

熱砂の檻からはばたいて (講談社X文庫―ホワイトハート) (文庫)
佐々木 禎子 (著)
佐々木 久美子 (イラスト)


(内容)

とつぜん国際会議の新プロジェクトに抜擢された芳人。中東のバルファード国の王子にして次期シーク、ナイジェルからの直々の指名だ。芳人の脳裏によぎるのは、彼のすみれ色のひとみと灼けるような切ない想い出。官能のさなか、幸せの絶頂で去っていった恋人となんでいまさら。だが躊躇する芳人のまえに現れたナイジェルは、自家用ジェットで強引に連れ去っていく…。

普段だったら絶対に手に取らないアラブもの・・・

ですが佐々木久美子さんの表紙のあまりの美しさに魅かれて買っちゃいました。(笑)


 とつぜん国際会議の新プロジェクトに抜擢された芳人
中東の国に過去の思い人がいるという現実にすらとまどっていた彼の前に
次期シーク,ナイジェルが表れた。

 想い出と同じ猛々しい強さを秘めた菫色に輝く瞳
中東の伝統的なスタイルであるヘッドドレスで頭を覆い鷹揚な仕草で芳人の前に現れた・・・・
とうに過去になっていたと自分では思いこんでいたけれど
胸の奥の痛みは鮮やかにぶり返し、こんなにも胸がたかまってしまう・・・・


 ケンブリッジ大学に留学していた時にナイジェルと出会い、恋をしたけれど
ナイジェルの国でクーデーターが勃発し、別れることになったふたり
ナイジェルとともに彼の国に旅立つことはできなかったし
待ち続けた芳人がネットの写真でみたものは
クーデーターの鎮圧という大仕事を終え少しだけ精悍になったナイジェルの写真だった。

 連絡すらくれなかったという現実とともに、この恋は芳人にとってはかけがいのないものだけど
ナイジェルにとってはひとときのお遊びでしかなかったという事実だけだった・・・・

そして時間は流れていたはずだったのに
いま運命のいたずらか、ふたたびナイジェルと糸が絡み合っていく・・・



アラブものに手をだしたいという気持ちはさらさらなかったのですが

佐々木さんという作家さんのうまさでしょうか、とたんに中東の世界に引きづり込まれていきました。

恋が儚くちってしまったこと

そしてそれによって心に疵を抱えたまま生きている芳人

それから、この仕事も順調に進んでいき、

新たにナイジェルに魅かれていく気持ちもすんなりと理解できました。

次期シークとなる男のために幸福を祈りながら、しずかに身を引こうとしていた芳人の想いが

かなしくせつなくそして美しかったです。


時折アダムとイブのお話がでてきました。

聖書での彼らは神にそむき、知恵の実をたべることで楽園から追い出され

一生額に汗して働くこと、苦しんで子供を産みそだてることなどを強いられましたが

もしかしたら何も知らないまま楽園で生きることより、

知った上で苦しむことはあっても、

我が身で得る幸せを実感するために喜んで楽園から追い出されたのかも・・・・


アラブの美しい風景とせつなさと堪能なさりたいかたにお勧めいたします~♪

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「いとしいとし」はまだ続く(かわい 有美子)

昨日は七夕だったようですよねぇ・・・

というわけでもないのでしょうが、かなわない思いを抱えて苦しんでいる?千秋に朗報が(笑)

かわいさんのHPを拝見させていただいたら



 
「いとし、いとし~」は…、狡くて酷いのは千秋じゃなくて、侑央という方が何人もいらして…

……キミら、騙されてるで。

 そんなん、千秋の思うツボやで。…まぁ、ええけど。

 ぜひ、続編を…という声もいただいて、え?…と思ったのですが、そうか、私、あとがきに続きますって書いてなかったのか。こんなに色々言われちゃうのは…とも思ってみたり。

 すみません、あとがき、今回2頁と少なめだったのと、時間がなくてすごく焦って書き上げたのとで、すっかり書いたつもりでいました。
 …続きます。
 えー、一応、年内発売予定です。というか、仕事スケジュール的には来月予定です。発売は年末あたりですね。

 だって、ユキがまだ完全に落ちてないのに、千秋が諦めるわけないじゃないですか。
 まだまだ千秋には、ネチネチと好きな子苛め

ながら
、色々と立ち回って欲しい







という文章がありました(笑)

実際のところあたしもユキは千秋の恋心を多少なりとも利用している感じがあって

ひどいのはユキじゃないかなぁという感想を抱いたものなんですけど

ここ最近何回か読みかえしたついでに、

過去にこれの同人誌版を購入していたのを探し出して読み進めていくうちに

幼稚園のころから、魔性の魅力をもつユキに一目で恋をして

誰にも奪われたくはないとばかりに所有権をやたら誇示していた千秋をしるうちに

こういう粘着な想いをもつ千秋に思われた不幸というものもあるなぁと気が付きました。

だって、ユキのほうからしたら

確かに千秋の兄にほのかな恋心をい抱いてはいるようですが

千秋がいなかったとしたら、きっと青春のリグレットくらいなものに落ち着いて

可愛い花嫁さんもらっていたんじゃなかろうかと思うのです。

千秋に大事にされて過保護にされて

いろいろな情報をシャットダウンされて

千秋の兄に対する想いを利用されたかのような形で欲望を植え付けられたら

もうね、普通に可愛い女の子と付き合うとかは無理なんじゃないかなぁと



続編ではますますパワーアップした千秋に振り回されて

カラダばかりでななく、心までも千秋を渇望して 妖精さんからただの肉欲をもつ人間となって

人が人を渇望するとはどういうことなのか知ってひとまわり成長というか

怪しい魅力をもって千秋を振り回すユキを見たいと思います。



また年内までの楽しみができましたわー(笑)

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「デコイ」&「交渉人」連動小冊子 『さくら』感想

作者わけ出来ないことがおおいこの小冊子

「小冊子にふりまわされなくってよー」みたいにツンの姿勢のままがんばりたかったのですが

ついに、デレデレしきっちゃった自分を甘受すべく

もうカテゴリーに「小冊子」欄を作ることにいたしました・・・・

過去記事も覚えていたら ←ここ重要(笑)

おいおい小冊子カテゴリーに整理していきたいと思います。

ということで

「デコイ」&「交渉人」連動小冊子 『さくら』感想を・・・・

「水面に花」  榎田尤利  「交渉人は疑わない」より(2008年刊)

 あれこれいちゃこらしたあとで兵頭に花見に誘われた芽吹
2回もがっつかれて声は嗄れるわ・・・腰はだるいわ・・
運動量は兵頭の方が多いはずなのにと釈然としない気持ちを抱えているが
あいかわらず、しょうもないおやじギャグとへ理屈は健在のようで
甘い雰囲気からは程遠いぴろーとーくでした(笑)

まぁこれがあのふたりのスタンスなんでしょうね。

さゆりさんの美味しそうな散らし寿司を持って出た先は屋形船
ゲイである兵頭主催のお花見はみごとに極道のおとこばっかりで、
可愛い柔らかい女の子の雰囲気はありません(笑)

でもほのぼのとした会話とともに繰り広げられる様々な人間模様に
兵頭のような辛抱強い人間には、やっぱり優しい人間がよってくるのだなぁと
思われました。
芽吹も固く覆われていた膜みたいなものが兵頭存在があることで
ちょっと薄くなっているような気がしました。

刺身を小皿にとってくれる兵頭と芽吹の会話がよかったです
刺身だけではなく大根や大葉などもちゃんといれる兵頭

「わさびは多めにしてくれ」
「わかってます」
「赤貝はおまえにやるから」
「食えないだけでしょうが。甘エビは?」
「うん。好き」


よもや・・・三十がきて、「うん」がこんなに似合う殿方がいるなんて~
そりゃ、兵頭の舎弟たちのハートも鷲掴み(笑)?


人間としてはともかく、やくざとしては適性のなさそうな新人さんがいて
その新人さんの夢破ろうと、兵頭はその新人さんの目の前で芽吹にいいより
濃厚な行為をしかけてくるのですが
さすがにそこまでは見切れない芽吹
あ・・・と思うと 川の中に(笑)

体をお風呂で温めながらあれこれいちゃこらしちゃうふたり

ふたりとも同じ男同士で、お互いのものにはなれないのだけど
それでも、求めあうことは同じ思いを共有しているということで・・・

なんだかうらやましいほどいい関係が築けているなぁこのふたり

これが小冊子だけというのはちょっともったいない感じです。









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「デコイ」&「交渉人」連動小冊子

「デコイ」&「交渉人」連動小冊子がやっと届きました・・・

昨日の朝仕事に行く前に念のために覗いてみたらポストの中に・・・

ああ・・・首都圏から遠く離れてやっと届いたのねと感慨深く仕事中もなんとなく楽しかったです(笑)

CIMG4018_R.jpg  白地の表紙に「さくら」の題名と

  ほのかーに濃厚なピンクの花びらが

  本を彩っております。

  美しいー日本という感じです。

  









手元に届いたうれしさで狂喜乱舞しておりましたが
表紙と題名と内容をよく読んでみたら、
先に感想をあげられているブロガーさんがもう少し早い時期に送られていたらよかったのにという
感想をあげられていたのが良くわわかりました(笑)

なぜかというと、
榎田さんと英田さんのお話自体もさくらの時期のお話のでしたし
両先生の対談もそれに合わせて行われているので、
これからの仕事の内容などを語られているのですが・・・・
もう知ってますよ・・・・それ
という気持ちになってしまうのです(笑)

こういうのって、
やっぱり愛読者さんたちがちょっと早めに知りたい事柄を語ってくれているのだと思うので
やっぱり情報も旬というのがあるんだなということを
いまさらながらしみじみと感じいるのでした・・・・

感想は・・今日の夜にでもあげたいと思います。

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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