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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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耳たぶの理由 (国枝 彩香)

耳たぶの理由 (バンブー・コミックス 麗人セレクション) (コミック)
国枝 彩香 (著)




(内容)


山口はタラシだ、多分生まれつきの。石川の知る限りこの1年で12人の女と付き合っている。同じ男とすれば憧れるかムカつくかの二者択一なのだが、石川は当然後者だ。その石川と山口になぜ、体の関係があるのかというと…!?クールなイケメンとおバカなカワイコチャンの素直になれずにすれ違う恋愛模様を描いた人気シリーズ他、読みきり1編を収録した待望の最新コミックス。




過去いろいろいろな国枝作品を読ませていただきましたが

なんというか、普通?のBL書かせてもうまいなーというのが今回の感想です(笑)

作者さまのあとがきによると

「BLの王道」を目指して描かれたそうです。

現在のハッピーエンドが当たり前のBL界において、やたらだれかが死ぬか

受けが不細工とか、バットエンドなどなど痛みを伴った作品が書かれておりましたが

今回はカッコイイ攻めと可愛い受けとがでてきて、やたら攻めが受けに惚れまくっております。

うんうん・・・

たしかにカッコイイ攻め様でした。

ハンサムな(死語w?)お顔と言い背も高くて女の子にもてるのがあたりまえーの雰囲気がございます。

ですが!!!

やっぱり国枝さんです(笑)

たんなるかっこいいではありませんw!!!

腹黒いです(笑)←褒めてます

酔っぱらったときの石川(可愛い受けくん)がちょっと一言漏らした

「なぐさめてやっからよ。カ・ラ・ダで」などというチャンスはみすみす逃しません。

うまい具合に慰めてくれる役に定着させておいて

わざと女に振られては石川の慰めを求めていきます。

はたまたやたら恋の言葉をささやきて口説きまくっていたかと思えば

ストーカーよろしく石川のお出かけさきを探りに行ったり

石川に振られそうになった時は、その縁を切れないように

石川のおねぇちゃんのあて馬になっちゃったり

最悪石川のおねぇちゃんと結婚でもいいかと考えるし・・・

腹黒さと根気と執着とちょっと変な趣味の男でした(笑)


また受けの石川くんも本当に可愛いんです。

エッチの時のあのエロイ感じは国枝さん最高です。

ギャグな感じの表情が一転して色っぽい雰囲気になって湿潤した雰囲気に作るのがうまい作家さんだと思います。

後味も軽いので、きゃはははと笑いながらエロを堪能なさりたいかたにお勧めではないかと思われます。





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ヒカルの碁 1 完全版 (1) (コミック)

ヒカルの碁 1 完全版 (1) (コミック)
ほった ゆみ (著)
小畑 健 (イラスト)

(内容)

ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。






BLではないのだけど、最近これが発売されてまたまた夢中です。

思えばかれこれ、10年くらいまえかな・・・

息子がこれにはまってマンガを文庫本でそろえ始めて

カラーイラスト集から囲碁のセットまで買った記憶がありますが

途中からは親のあたしまでもが引き込まれていきました。

一番の魅力はやっぱり、佐為とヒカルのキャラクターだったのでしょうが

絵柄もきれいで囲碁という未知の世界を憧れで彩ってくれました。

完全版を購入だけでは飽き足らず毎日のように文庫版を全巻読み直しているあたしに睡眠はいつ訪れてくれるのでしょうか・・・




ちなみに・・・囲碁のセットもありますし

本も何回も読んでおりますが、いまだにルールはよくわかりません・・・

あたしだけでしょうか・・・・・・


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「COLD SLEEP」に収録されている「同窓会」が、漫画化!!

作者さまのHPにて発表されておりました

あの「COLD SLEEP」に収録されている「同窓会」が、漫画化されることになったそうです。

掲載誌 リブレ出版 2月発売 BE×BOY GOLD
漫画化してくださるのは麻生 ミツ晃先生です。

ブサ受けのあのかわいらしい、繊細な絵柄の方だったとも居ます

あの綺麗な絵でどうあのヘタレの攻めを魅力的に描いてくださるのか楽しみです。

これは…立ち読みだけじゃなく買おうかな(笑)


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接吻契約 (桃田りう)




接吻契約(プロミス) (リンクスロマンス) (単行本)
桃田 りう (著)
朝南かつみ(イラスト)

(内容)

天涯孤独の真至は偶然にも、精霊の碧が封じられた「印」を解いてしまう。迫られるままに契約し、精気を得るためにと唇を奪われた真至。共に暮らすことになり、ねだられ重ねるごとに深く淫らになるくちづけに戸惑うが、碧との生活は、拭えなかった孤独を癒してくれた。この温かな日々が続くことを願い始めた頃、ふたりの前に「印」の管理者が現れる。人に害を加えた過去のある碧を危険視し、再び封印しようとする彼の圧倒的な力の前になすすべもなく―。



初読みの作家さんです。

この新書がでるにあたってリンクス2月号にSSが載っておりまして

その挿絵のオオカミのかわいらしさと

超Sの汀という人物のメールがあんまり素敵なんで(あたしてきにですが)気になって買っちゃいました(笑)

全員プレゼントの小冊子の応募券ほしさに購入した雑誌で、お勧めの新書買っちゃったとのだとしたら・・・・

まさに出版社というか、編集さんの思うがままになったということでしょうねぇ(笑)




お話は孤独な生活をしている青年が祖父の形見の品を整理しようとすることで始まります。



ファンタジーなので「印」とか「接吻契約」とか「管理者」とかやたら

そのお話用語がでてくるのですが、それに対する説明が薄いと感じるせいか

なかなかそのお話に入りきれません。

その分エロは濃い目で最初から最後まできちんと何回も書かれてありましたが

ファンタジー初心者にはもうちょっときちんと説明が書いてあったら

お話に入り込みやすかったと思います。

封印される「管理人」さんとそれの印の存在ももうちょっと書き込んでくださったらありがたいです


と、欠点ばかりあげつらうようですが

でてくる登場人物はなかなか魅力的で見せる文章がとてもうまかったと思います。

会話も軽妙でその性格をきっちり表現できており楽しく読ませていただきました。


できましたらこの続編を書いていただいて

「印」の管理者の姫野のと、その印に宿る龍である汀の関係とか

なれそめ、または宿命ぽく書いていただけたら

このお話の世界観もきちんと伝わってこの「接吻契約」のお話自体の面白味も増すんではないかと思われます。

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「座布団」キャスト発表




嬉し懐かしのjune小説とでもいいましょうか

剛しいらさんのあの名作「座布団」がCD化!!

おまけにキャストに神谷さんが・・・

ということで勝手に脳内妄想で要が神谷さんと決めてかかっていたのですが

意外や意外

寒也が神谷さんでした。

うーん、ちょっと期待からは違っていましたが

あの名作がもう一度日の目をみるというか、違う角度から楽しめるというのは大歓迎なのです。




2009年4月発売予定
「座布団」
原作:剛しいら イラスト:山田ユギ

出演:山口勝平(森野要)、神谷浩史(寒也)
   三木眞一郎(山九亭初助) 他

他、豪華出演者を予定!

 【 あらすじ 】
 師匠・山九亭初助の死を知らされた森野要こと山九亭感謝。
 その胸の内に、一枚の座布団の上で常に話芸の極みを目指し、
 別世界を繰り広げ続けた誇り高い落語家への思いが去来する…。
 噺家は一生涯の全てを自分の芸の肥やしにするものだと、
 学ばせてくれたのも師匠だった。たとえそれが情愛でも、別れでも…。



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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