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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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恋愛裁判の行方     阿仁谷ユイジ

コミコミで、サイン本がやっと届きました

発売日から一週間か10日ほど遅れるとは聞いていましたが

年末に届いたので20日遅れ・・・・

まぁサインがついているのでしょうがないのかもですね

でもほんとうにうれしい~





恋愛裁判の行方 (ドラコミックス 188) (コミック)
阿仁谷ユイジ (著)


(内容)

「どうか僕の罪を明るみにださないで──」
同じ法曹ビルに事務所を構える弁護士の祖原と井川。 ゆる~い井川弁護士にいつも振り回されている祖原だったが、彼にはひた隠しにしている”ある想い”があって…?

同情でもいい、僕はそれだけで救われる。




前回読んだ 「刺青の男」のアンダーグランドな男たちの話とはイメージが違いますが

内面に傷を持ちながらも懸命に生きているという意味では

同じテイストのお話かもしれません。


表題作は、同じ同じ法曹ビルの同じ階の隣のビルでかっこよく働いている

井川さん

図々しく自分の心までわしづかみにしてしまった彼に惹かれていながら

自分の気持ちを知られることを恐れて敬遠していた祖原

彼の何気ない言動や行動に魅かれていても

それを表に出せなかったのですが

ある日自分の事務所で無防備に仮眠をとっていた井川を

襲っちゃうのですが、それがまたなんともいえないくらいエロイのですが

不思議な優しさに満ちていました。

ネクタイを緩めて、シャツを上にあげながら

だんだんと露わになる井川の裸体(下半身)に愛撫してしまう

祖原の切ない表情はまさに逸品でした。

その気持ちにこたえる井川さんのセリフと表情がいいのですよー(笑)

この恋愛裁判の勝者は・・・・

誰?


これは・・・・

やっぱり雑誌と連動した企画(小冊子)を買わなきゃ決着はつかないんですね・・・・

正月からやっぱり小冊子にふりまわされているようです(泣)









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謹賀新年

冬の祭典に参加して、同人誌を手に入れてほくほくして田舎に帰ってきたら

大寒波がまっておりまして・・・・

寝込むというのではないのですが、臥せっておりました。

これは寄る年波に勝てないということなんでしょうねぇ・・・・


なんの更新もない間も見に来て下さる方がいて驚きながらも喜んでおります。

年末までに今年のベスト10の企画とか、年末のご挨拶とか、新年のご挨拶とか

いろいろ考えておりましたが

やっぱり何するにも健康が一番ということだったと思います。

どうかみなさまもお体ご自愛くださいませ~

そして、楽しくBL生活おくりましょうー(笑)

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しあわせにできる スペシャル編 (谷崎泉)




しあわせにできる スペシャル編 (二見シャレード文庫 た 1-43)
谷崎 泉 (著)
陸裕千景子 (イラスト)

(内容)

俺はお前が誰よりも綺麗だって思ってる
異動、退職、結婚…さまざまな転機が訪れた怒涛の二年。本田と久遠寺の、これからも続く愛の軌跡

久遠寺が薮内の跡を継ぎ、残った本田たち日芳メンバーにも次々と転機が。中でも各務と落合の結婚に、驚愕のあまり花嫁の父のような心境の
本田だが、久遠寺には「できるものなら結婚したい」と言われるほど相変わらずの愛されぶり。一方、社内では建材部の大幅な人事刷新が検討
され、本田もその対象に。再び大きな決断を迫られる時が訪れて――。『しあわせ未来予想図』を大幅加筆したスペシャル編。
気になる森田の結婚問題にもついにピリオドが!?『哀愁のハワイ航路』も同時収録。



二人の関係もだんだんと充実したというか

熟年カップルですかいといいたいような会話もあちこちに見られていたような・・・

時々は久遠寺のクサイセリフにごまかされて新婚の醍醐味味わってください(笑)

スペシャルということでやたらカップルがまとまっております

そして相も変わらず仕事に忙殺されておりました

そういう中で本田にも人生の転機が訪れたようです。

あれだけがんばっていた日芳での仕事も栄転のチャンスよりは

久遠寺のサポートをするために退職するのです。

一枚岩のような結束力でつながっていた面々も転機のときがきておりまして

あちこちにばらばらになっていきますが

それでもやっぱり3月がきたらお花見にみんなが集まって

夜どうしわいわいと飲み明かしそうないい雰囲気があります

よい仲間との出会いってうらやましいと思わせる一冊でした




あ・・・

退職した翌日、一週間は惰眠と休息をむさぼろうと計画していた本田が

翌日には手ぐすねひいた久遠寺に仕事に連れて行かれておりました

愛って・・・厳しい(笑)




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秘書とシュレディンガーの猫 (榎田 尤利 )



秘書とシュレディンガーの猫 (SHYノベルス) (新書)
榎田 尤利 (著)
志水 ゆき (イラスト)

(内容)

★PET LOVERSシリーズ 第3弾
シュレディンガーを正しく指摘したひとりに全財産を相続させる・・・
亡き祖父の遺言を聞くため古い屋敷を訪ねた舘を待っていたのは、
風変わりな猫探しの遺言と初めて会う従兄弟、それに祖父の美しい個人秘書 雨宮だった。
金と権力を信じる舘は遺言の内容にうんざりしながらも屋敷に滞在することを決める。
一方、雨宮は初めて会ったときから舘のことが嫌いだった。
それなのに、舘の挑発に乗ってしまい・・・!?
甘くてほろ苦い大人の恋!!

PET LOVERS
第1弾:犬ほど素敵な商売はない
第2弾:獅子は獲物に手懐けられる
第3弾:秘書とシュレディンガーの猫





第二弾の「獅子は獲物に手懐けられる」が思ったより苦手な作品でした

ので、これも買うかどうか悩んだのですが

とりあえず購入に



ですが!!これはあたしの萌えのるつぼでした(笑)

幼いころから貧しくて、自力で大学卒業し現在は会社を経営中の舘

お金には不自由はしてませんが、もらえるものならいただきたい。

ということで祖父の残した遺産をもらうために遺言通り

猫の存在を探しまくるのです(笑)

お固くて能面のような秘書とおもっていた雨宮

この子が実は祖父に買われていた「猫」なんですけど、

舘のことが嫌いで避けていたんですが、実は反面魅かれていたようです。

舘の挑発に乗っていきおい上にのっかかっちゃうような襲い受けの

雨宮が壮絶なまでに色っぽいです。

こういう風に襲われたら神様だって落ちちゃうかもとクリスマスの夜に考えた不信心ものです・・・・(笑)




襲われて自分でも思いがけずに雨宮に惹かれていく舘。

雨宮の人間的な弱さを知ってますます魅かれていくのですが

遺産の件が片付いたら雨宮は姿を消してしまいます。

雨宮とともにくらすために

遺産で事業拡大どころか、

家を改築し猫探しのポスターを全国版でのせちゃうくらいに

舘の生き方もまた変わっていってたみたいでした。

それと同じくらい雨宮もまた誰も信じていない猫から舘になついちゃった飼い猫に変わっていたみたいです

推理サスペンス・・というのにはネタがそうそうに割れていますが

寂しい人間と猫のお話としては心温まるお話でした。




次の作品はとうとうオーナー恋のお話みたいです

この作品で意味深な言葉をつぶやいていた彼の恋もまた楽しみです

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御曹司の花嫁 (愁堂 れな)




御曹司の花嫁 (ガッシュ文庫) (文庫)
愁堂 れな (著)
かんべあきら(イラスト)

(内容)

操は悲しみに暮れていた。以前より密かに想いを寄せていた温厚で誠実な親友・小早川が結婚してしまうというのだ。そんな操の元に小早川がやってくる。「花嫁に逃げられてしまったのだが、結婚式を挙げねばならない。同名の操に花嫁の代わりになってほしい」と懇願された。どうかしていると思うものの操はそれを受け入れる。そして初夜、酔った小早川に抱かれてしまう。愛を囁かれても所詮身代わり。操は溢れる涙を止められず…。



始まりから終わりまで終始わかりきっているというか、

お決まりのテンプレですが、それが逆に安心して読めます

名作ではないけれど、気持ちのいい一作とでもいいましょうか(笑)

お互いに惚れていた学生時代

攻めクンが結婚するということで、諦めようとしていた思いなのだけれど

なんと花嫁に逃げられてしまったのです!!

花嫁の代わりに結婚式をあげて、無事に初夜を迎えて・・・・

一夜の思い出と喜びをかみしめた受けクンですが

実はこれみんな、可憐で可愛い受けクン(操)を手に入れるための周到な罠だったんです~~

まぁ愛があるならみんなokなんていう話もたまにはいいです(笑)

あんまり考えたくないときに読む一冊としていかがでしょうか?




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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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