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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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僕のやさしいお兄さん 2 今市子




僕のやさしいお兄さん 2 (2) (花音コミックス)
今 市子 (著)

(内容)

内容紹介
柏原聖は、二丁目デビューした夜いきなり’千人斬り’と名高い男に恋した。ところがそれは、運命のいたずらで同居することになった義理の兄鉄平その人だった。聖の母と実兄もひとつ屋根の下で過ごす生殺し生活。恋は進展するのか──!!? 大人気シリーズに描き下ろしをプラスした義兄弟ラブコメディ★



前回の発行からはや一年・・・・

内容を忘れきって読み直したのはあたしだけではないと信じたい

今日この頃です

じいちゃんがいて

さらにやたら元気そうでじいちゃんに似ていないおおじいちゃんがいて

おとうさんは結婚離婚を繰り返していたので義理の兄がいて

さらにさらに父の急変の電話がなったときには初恋のデート真っ最中で

その初恋の彼は千人斬りの悪名をもっていた義理の兄でもあって・・・

ああ~~~

ややこしいわ~~~~


という段階で終わってしまっていたので、今回人物相関図がついていたので

だいぶ頭の中が整理できました

この整理した気持ちがちゃんとしているうちに3巻を期待したいあたしです・・・・

相変わらず賑やかな人間関係と事件とにどたばたとしておりますとか

言いようがない2巻でしたが

今さんの本は小さなセリフの一つが微妙な進行の流れになっていたら

優しい思いが根底にあるけれど、表現できるのはつらい言葉だったり

どこか饒舌な小説のような印象があります

エロも少なめなんですが

やさしいお兄さんの使用前と使用後のエロさというか

変貌ぶりにも驚かされます

ぜひともあたしが元気なうちに3巻を期待で






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硝子の騎士 アーサーズ・ガーディアン (Unit Vanilla)




硝子の騎士 アーサーズ・ガーディアン (SHY NOVELS 212) (新書)
Unit Vanilla (著)
蓮川 愛 (イラスト)

内容紹介
★Unit Vanilla 3rdプロジェクト★
4ヶ月連続発売・アーサーズ・ガーディアンシリーズついに始動!!

素直で眼鏡が大好きな大学生・柚木双葉は、父の知人を日本へ案内するため、留学先のパリで空港で向かっていた。
どんな人が来るんだろう?
緊張する双葉の前に現れたのは、眼鏡のよく似合う美貌の男・高嶺だった。
日本へ向かうプライベートジェットに乗った双葉だったが、目を覚ましたとき、
そこは三方に崖に、もう一方を海に囲まれた屋敷の一室だった!
逃げだすことのできない空間で高嶺と双葉、ふたりきりの生活が始るのだが・・・

【アーサーズガーディアン】とは

世界的な大富豪である故アーサー・ブラックフォード卿の遺志を継ぎ
「世界平和は足許から」を理念に活動するスペシャリスト集団。
アーサーの理念に共感し、契約を結んだ『守護天使(ガーディアン)』たちの使命はただひとつ。
アーサーに救いを求める人々に手を差し伸べること・・・。

著者について
和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆかの4人による商業誌での活動を主体とするスペシャルユニット。



ビーボーイであれだけシリアスな小説を書いていたUnit Vanilla 3rdプロジェクトの第一作目ですね

あちこちでいろいろ言われている通りの本です・・・・・

まぁ壮大な使命に今一歩乗り切れなかったのですが

こんなものかなぁという感じです

壮大で立派な設定抜きなら逆にせつなさ満載でよかったとおもいます

とんでもないきわもののゴージャスな設定をいかすように出てくる登場人物ももっととんでもない人々がよかったのかも・・・

4冊そろってワンセットというところがあるので

評価の確定はまだまだ先においときますね




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御縁  石田育絵




御縁 (ミリオンコミックス 11 Hertz Series 50) (コミック)
石田 育絵 (著)

(内容)

そこで出会った者は結ばれると噂のホモヶ池で出会ったのは、潜入捜査中の警察官・洲崎恭吾と、財務省務めの官僚・木島逸希だった。これは運命なのか、それとも!?いたいけな大人の男の恋の物語!



帯に「ひとりは官僚。ひとりは刑事。
   思いがけない御縁で
   出会ったふたりだけど・・・・」とありましたので

職業BLかな~と誤解しておりました

え・・・いやある意味職業BLなんでしょうが

全体的にかるーーいペーストでお話が進んでおりまして

こういう職業にした意味とかはあんまりないじゃんとぐらいに考えたほうが

いいと思います(笑)

作者さまもあとがきで「今回は軽めなものを書こう」と思われたらしいので

その意味では成功されていると思いますが

徒競浮世花 」のような濃い話を期待されている方にはお勧めできないかもです

ちょっと絵が変わってきているのか、黒髪の受け子くんの頭が大きいとか

感じるのはあたしだけではないと思います

でも、相変わらず目に力のある絵というか色気があります

このかたの書くおっさんも素敵です

第二事業部を大きく成長させ、売上の主力となるようにがんばってきた

おっさんなんですが趣味のギャンブルが高じてある「連中」に誘われ

汚職を行ってしまうのです

最後に自分勝手にも死んで何もかも後始末をつけようとしてしまうのですが

この二人の活躍はあんまりないままにきれいに解決しちゃいました


やたら御縁にこだわっていたようですが

終わってしまったら縁があって出会ったことは間違いないのですが

そこらの設定は生かし切れていないんじゃないかなという感じです 

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シュガーミルク (蛇龍 どくろ)



シュガーミルク
MARBLE COMICS

著者/訳者名 蛇龍どくろ/著
出版社名 東京漫画社 (ISBN:978-4-902671-84-1)
発行年月 2007年02月


(内容)

俺たちは物心ついた頃からいつも一緒で今までがそうであったようにこれからもそうなんだろうと思っていた。けれどその関係が少しずつズレてきたのはもしかして俺の所為なのかもしれない…。
せつない気持ちが胸に響く7作品を収録。史上最高のボーイズラブストーリーがつまった蛇龍どくろ待望のファーストコミックス。





「エンドレスワールド」のあの独特の世界に魅せられたので

とりあえずデビューコミックスも買ってきました

デビューの絵柄とあまり違うので少々どころでない違和感感じましたが

内容とかキャラのみせ方はさすがと思う一冊でした




表紙の2人のお話『MILK』と『SUGAR』がお気に入りです

幼馴染の二人の関係が恋で変わるのを恐れている攻めくんは

逃げ腰でつねに引き気味です

軽くて何にも考えてなさそうなギャル男くんが受けなんですが

この子が男前なんです

自分の気持ちに忠実であるということはある意味恋愛の大事な部分ですよね

というか、男前な受けくんもけっこう好みと気がついた今日この頃・・(笑)


★ホワッツ ユア ネーム?
 コンビニの店員の男の子が振られたその日に買い物に来た
 綺麗な お兄さん に一目ぼれしちゃうそうです
 あっさりーとした展開は短編集だからしょうがないんだろうけど
 続きが読んでみたいと思わせます
 メガネのお兄さんが男前でした(笑)

 でも、一番可愛かったのはケルベロス(犬)でありました
 犬萌え~  

★十五歳
 かわいい初恋の物語です
 あの頃あんな風に素直な恋をしていたら今のあたしではなかったかもと 思わせる本です

 初恋でぐるぐるしている感じがよかったです


★虹の残り香
 先生と超優秀天才児クンとの淡い恋です


★MILK

★SUGAR

★冬を待つ季節
 さえないカメラマンのおっさんとモデルのかっこいいお兄さんの
 やり取りがよかった
 今の自分を閉じ込めるじゃなく
 一緒に変わっていくことを楽しもうとしなきゃだめよねと
 思える作品です


★大晦日
 MILK、SUGARの書き下ろし。
 これからも二人で人生の大波小波を乗り切っていってねと思える話です








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パラダイスより不思議(松前 侑里)



パラダイスより不思議 (新書館ディアプラス文庫 198) (文庫)
松前 侑里 (著)
麻々原絵里衣(イラスト)


(内容)

恋人に裏切られ自殺を図った悠。しかし飛び降りる直前に栄養失調で倒れていたところを、仕事中のペット探偵・貴広に拾われる。貴広は動物の言葉がわかるらしい。飼い猫の口から一文無しである事情を知られてしまった悠は、貴広の世話になることに。だが貴広は動物の気持ちには敏いくせに、人間には無愛想この上ない。それでも共に過ごすうちに悠は彼の不器用な優しさに惹かれてゆき…。



松前さんのひさしぶりの書き下ろしというか新刊です

やたらなエロがあるわけでもなく

斬新な設定があるわけでもないんですがこのかたの作品は好きです

このかたの共通点は、

愛されなかった過去のトラウマを主人公が持っていることかな



今回の話も施設から義理の両親に引き取られたものの

愛され方をしらずにいい子であろうと空しい努力を続けていく 悠

大好きだった彼 大地 とのキスシーンを義父母にみられ

勘当を言い渡され大地とともに住むようになったのはいいのだけど

大地は友人と浮気し駆け落ちを・・・・

なにもかも絶望して食事をとることも忘れた遥の命をつないでいたのは

猫に餌をやること・・

遠くの国道で猫が死んでいるという話を聞きなにもかもに見切りをつけて

飛び降りようとした瞬間・・・空腹で倒れてしまうのです(笑)

そんな遥を助けてくれた人は動物の声理解できるわりに

人間の感情の機微にはいまひとつのペット探偵貴広

男という性別にはなりきれなかった美人秘書の玲

雪のようにまっつしろな猫と牛柄のブルテリア

そして大きなゴールデンレトリバーと時々エッチな言葉をしゃべるオカメインコ

おいしい定食やサンの美人姉妹

優しくてしっかりとした人たちに囲まれて悠の第二の人生は始っていくのです

貴広と仕事とするようになり、さまざまなペットと出会いいろいろな経験をするうちに

お互いが微妙に変わりあっていくところの細かなエピソードが丁寧に

描かれていました


まぁペットの声が聞こえたいかた読んでみたらいかがでしょうか?



救われたのは命じゃない。誰かを好きになる気持ち。



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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