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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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アニメ 『西洋骨董洋菓子店~アンティーク~』 レシピ1



いよいよ始まりましたね

アニメ 『西洋骨董洋菓子店~アンティーク~』 レシピ1

原作がすきすぎるので実写版もあまり見てなかったのですが

ケーキの華麗な美しさは印象的でした

アニメの場合もなにか見所あるかなーの気楽に見始めたのですが

なんだか・・・・期待がおおはずれでした

豪華な背景は実写に近いような豪奢さがきれいでした

でも、その背景をいかすためか

人間がやたら色が薄い感じのトーンに抑えられているせいか

「あなた・・・だれですか」という感じでした

お金持ちのトラウマをもっているおっさんもその歪んだ可愛さが伝わってきません


魔性のゲイもその魔性さが伝わらないし・・・・

うーn

これは続けてみたほうがいいんでしょうか・・・・



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さようなら、と君は手を振った (木原 音瀬)




さようなら、と君は手を振った (Holly NOVELS) (新書)
木原 音瀬 (著)
深井 結己 (イラスト)


(内容)

兄弟の氷見啓介が田舎から上京してきた。なし崩しに面倒を見ることになった誠一は、
アパート探しを手伝いながらも、実は気まずい思いだった。十年前の夏、啓介に心酔した
誠一は、「高校を卒業したら迎えにくる」と約束したまま、戻らなかったのだ。相変わらずの
ダサいメガネ、髪形、服装にうんざりしつつも、誠一は再び欲望のままに啓介を抱くように
なる。しかし啓介は優しく受けとめるだけで…。




以前でていたアルルノベルズは持っていましたが、真剣に気合を入れて読まないまま本棚においてありました・・・

いつか読もうとかいうのは叶わない約束みたいですね(笑)

ergo で、深井先生の漫画を読んで、

ああそうそうこういう物語だった~

こんなによかったんだーと

感激もひとしおで今回は読ませていただきました

誠一を愛してるという想いだけで満足していた氷見啓介は

誠一に無体をされても、浮気をしても、うそをついてだまされても

ただ、そばにいられたらそれでいいという気持ちで愛を貫いていました

啓介のその愛情を知りながらけっして愛することもなかった誠一ですが

田舎に帰ってしまった啓介の無償の愛を知るにつれ

自分が本当に求めていたのは誰だったか気づくのです・・・・・・



啓介が愛していた10年間を、自分も啓介に還して生きたいとおもい

生き方を考えていく誠一の成長がすごく素敵です



啓介の息子である貴之の恋も描かれています

愛すること、

愛されること、

きちんと思いを貫くことって

こんなにも大変で重いことなんですね

それだからこそ大切にしていかなきゃいけないものなんですねぇ






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水無月の降りしく恋こそ(花川戸 菖蒲)




水無月の降りしく恋こそ~思へば乱るる朱鷺色の2~(二見シャレード文庫)
花川戸 菖蒲 (著)
日輪 早夜 (イラスト)


(内容)

内容紹介
大学時代の苦い経験から、当時の関係者との接触を恐れ身を隠すように過ごしていた朱鷺の前に突如現れた雄大。
学生時代から好きで好きでたまらなかった彼が、数年の時を経て朱鷺のすべてを包み愛することで、朱鷺は長い
呪縛から解放されたのだった。
その後――雄大は、仕事に没頭し外出も滅多にしない朱鷺の興味を引こうと旅行の企画をしたりプレゼントを贈
ったりするが手ごたえがなくて…。恋の心理戦は意外にも朱鷺が上手? ラブ度UPのシリーズ第二弾!


なかなか読み応えがありました一冊です

前作「思へば乱るる朱鷺色の」は

恋することも愛することも知らないまま、ただ体を他人に投げ与えてきた

朱鷺でしたが

大学時代から恋していた雄大と恋をすることにより

恋の喜びと悲しみと幸せを十分に堪能して

愛される喜びをしつお話でした


今回は、押しかけ同居→同棲→いよいよ待望の新婚生活に(笑)

ねちっこいエロからお話は始まります

あいかわらず、仕事に没頭したら雄大のことも家のこともなにもかも

うすらぼんやりーになるみたいです

放置プレイに悪いなーという気持ちはあっても、

いかんともしがたい自由業=不自由業という感じです

おまけに長い間の片思いの習慣からかなかなか雄大に甘えたりわがまま言ったりができません

そのことにじれったくもある雄大です

お互い思いやって生活していくことになじむことがなかなかできない

ジレンマが楽しいです(笑)


そして、二人の始めてお出かけは豪華なホテルでもなく

温泉でもなくバカンスでもなく

普通に浅草ですが、こういうののほうがこの二人には

お似合いですという感じです

少々のいさかいも戸惑いも50年一緒に暮らせたらいい思い出ということでしょうねぇ







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小説Dear+ナツ号



小説Dear+ナツ号[久我有加/絢谷りつこ/松前侑里]


雑誌は買いたくないんですが・・・

というのも、もはやただの言い訳のように日々雑誌が増えてきているような気がします

月村さんの小説もないし~

今回は立ち読みでいいかーとおもっていたんですが

●「プリティ・ベイビィズ」特集!
岩本薫書き下ろしショートや麻々原絵里依アフレコレポートなどもりだくさん☆

があって、神谷さんの真摯な演技に対する思いや

CD製作の裏話とかもあり、つい

つい買っちゃいました(笑)

娘は原作を読んでいないんですが、挿絵をみせて

「どれが神谷さんがやる役だと思う?」とたずねると

「この女王様かな」と梗一さんを指差しました・・・・

あたしもそうかなと思っていたんですが残念ながら今回は

チョイ若い王女さま(彼方くん)の役ですよーと伝えたら

「神谷さんは若い男の子の役もうまいよー」と一言

娘よ・・・・

神谷ファンとしては貴方が上かもと妙に納得しました(笑)






小説にほうは、久我さんの

「恋は愚かというけれど」先輩と後輩であろうとしてがんばっている先輩くんがなかなか切なくてよかったです

最後は誤解も六回もとめて大円満に収まりましたが

久我さんの小説は関西弁のせいか、気持ちが伝わりやすくて好きです


あと、もう予想外によかったのが

「15センチメートル未満の恋」砂原糖子×南野ましろ です

カフカの変身のように、ある衝撃で小さくなった有一は

もともと美大出身でドールハウスつくりを趣味としていましたが

現在は建築物の模型を作る仕事についております

同級生である伏木野のドールハウスが賞をとったことで、個展を開くことになり招待状をもらってしぶしぶでかけることに

話をしていた二人は階段から落ち、目覚めたときに有一は15センチ未満になっていたのです

小さくなっていたとしても仕事はしなきゃいけません

生活もします(ドールハウスでですが)

夢の中といいながらでもです(笑)

二人のかみ合っていそうでかみ合ってない会話も素敵ですし

エロも不思議なエロですが

小さい15+センチ未満ですがエロいです

手のひらの上で生クリームが活用されます



文庫になったら一番に買うかもと告白しときます(笑)



そして、思い出したのは過去デイアコ○スティーニのドールハウス2年分

買ったまま放置している自分です・・・・

いやー

ドールハウスって本当に乙女の心をくすぐるのよね・・・・











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B級グルメ倶楽部 3   今 市子

B級グルメ倶楽部   3
DARIA COMICS
今 市子 著
発行年月:2008年06月
発売元:フロンティアワークス




(内容)

ゲイでクリームパンが好きな会社員・吉野英介と、天上天下唯我独尊でカレーパンが好きな、高校時代の先輩・鬼塚耕造。7年越しの恋を実らせた二人だったが、何故だか平穏な日々は訪れずにいる。家族や友人、ついには弟・芳記の彼氏まで巻き込んでの、鬼塚浮気疑惑や吉野のお見合い騒動。毎日が誤解やすれ違いの連続で――?! ハイテンションJUNK LOVE!


限定版を買おうとはりきって買い物に出かけた今日・・

なぜかいつもの本屋には通常版しあかりありませんでした・・・・

密林でとかいろいろ考えあぐねましたが

早く読みたい気持ちに負けてしまって通常版の漫画だけ購入

BL貧乏に拍車をかけなくってよかったねーと自分で自分を慰めています






今回は吉野は、仕事仕事でデートを忘れられるわ

弟の恋人はでてくるわ

親戚や周囲にかき回されるわ

めちゃくちゃなめにあっております

微妙に告白はしあっているものの、今一歩?鬼塚の言動や態度に振り回されておりますが

肝心の吉野は満足しているようです・・・

まぁ割れ鍋にじゃないけど、ご本人たちが満足ならそれでいいのでは・・・




人間の感情の機微が精密に描かれていますし

きれいな絵なのですが、やたらいろいろな事件が起こってしまうので

なんとなく疲れた感情に支配されます

BL読んでこんなに疲れるのは谷崎泉さんの小説「幸せにできる」以来かも

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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