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愛さない男 (スーパービーボーイコミックス) (コミック)
宮本 佳野 (著)
(内容)
男に傷付けられるのは、もうたくさんだ」付き合っていた男に捨てられたトラウマで、頑なに心を閉ざすようになった佐原。そんな時、淋しさを紛らわせたくてゆきずりの相手に身体を開いているところを、年下のデザイナー・瀬戸に見られてしまう。ストレートのくせに自分を好きだと真っ直ぐにぶつかってくる瀬戸、そんな彼に佐原は頑なな心を溶かされはじめ――!?
出版社が舞台の大人の恋、描き下ろし付!
のんけの男と付き合っていたにも関わらず、その男に「彼女ができたから」とあっさり捨てられてしまった佐原
もう二度と恋なんてしないと傷ついてしまった心と乾いた体を行きずりの男に慰められる日々を選んでいた
それでも、性懲りもなく心は愛することを求めていて瀬戸に惹かれていく
でも、恋しているということを認めたくなくていろいろとあがくのですが
瀬戸の天真爛漫で素直な心に惹かれて、少しずつ温められていくのです
実際問題、年ごろといわれる年齢になってしまうと周囲から結婚だ跡継ぎだと微妙なプレッシャーを与えられることを考えてしまうと
女のかたを愛せれるなら、女かたと普通に付き合って結婚してという気持ちはよくわかります
そして、それを知っているからこそゲイの方はのんけの方と恋愛をすることを避けてしまうのではないでしょうか
BLというカテゴリーの中でだけ許される男同士の恋というものを否定するわけではないのですが
宮本さんのこういった普通の感覚でのマンガの書き方すごいと思います
そして、すべてを受け入れて愛することもできる人間もいるんだよということをそれとなく教えてくれる優しさが好きです
八木沢がちょこっといいとこで出てきて、佐原と感情を共有というか
生きていくヒントを与えていくとこもかっこよかった~
でも、一番心に残ったのは・・・
佐原の乾いた心を体で慰めていたタケシですが、
いきなりしている途中ほっぽり出されて捨てられちゃうんですけど
後あとメールを送ってくるんです(笑)
「一生恨んでやる^▽^」これって…微妙な愛の言葉w?
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