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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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手をつないで、空を宮本佳野作品集 (ビーボーイコミックスDX) (コミック)  (宮本 佳野 )

手をつないで、空を宮本佳野作品集 (ビーボーイコミックスDX) (コミック)
宮本 佳野 (著)


(内容)


あらすじ 新鋭の有望作家と期待されながらスランプに陥ってしまった小説家の伊藤晴也は、ある日海辺で少年を拾う。真希という名の彼は、人と接するのがヘタでいつも一人。
 そんな彼をほうっておけず、晴也は同居を始めるが、ひた向きに自分を慕ってくる真希が愛しくなりはじめ…!
 繊細な恋心をていねいに綴った表題作他、単行本未収録作品+描き下ろしを92ページ収録した珠玉の豪華作品集!!



一言でいうと分厚いです(感想じゃないっか)

寝たまま読むのは握力・筋力がいるとおもいます(笑)

前の本ももちろん持っていますが…新装版に書き下ろしとか未収録作品とかが掲載されていたらなんでか買ってしまうのですが

はっきりいって、未収録作品が追加されて初めてああ、あれはこういう意味だったんだなと感じるときがあります

小説家の伊藤晴也が田舎暮らしに目覚めて畑の世話というか手入れをしていたのですが

肉体関係があった編集者の八木沢にはおじいさんにしかみえなかったのですが

お祭りで同じ衣装を着てみんなと話している伊藤を簡単に真希は見つけ出してしまうことができるのです

実は・・ネグレクトといじめにあい心に傷を持った潔癖症の真希より

この編集者でもある八木沢のほうがあたし個人は魅力的に感じていたので

真希が現れたとたん、八木沢が捨てられるような形になってしまったので

うーんと感じさせるお話だと思っていたんですが

こうやって、まとめて読み返してみたら

大学生で大きな賞を取ったものの。2作目を書くことができなくなった作家である伊藤にとって

傷をなめあって生きるような関係ではなく

お互いに傷を尊重しながら、これからに向かってともに生きていくことができるような真希との関係が必要だったんだなと気がつきました

宮本さんって・・・やっぱり好きやわ・・(笑)


他にも作品があるのですが、あたし的には脱サラして、パソコンソフトのプログラマーをしている柴の押せ押せで猛アタックしている直己がいいかな(笑)

やっぱ、恋は押せ押せ、女王様受けで(笑)




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便利屋さん(大和 名瀬)




便利屋さん (GUSH COMICS) (コミック)
大和 名瀬 (著)

(内容)

このお客さん、可愛すぎる!

「わたしのお友達になって下さい桐ケ谷あき」
商店街の片隅で営業中の便利屋「SHIVAスタッフサービス」に届いた、ちょっと変わった依頼メール。
スタッフの一人、柴崇史はそんなメールの差し出し人を、寂しがり屋の女の子だと思った。
ところが、訪ねてみるとそこに住んでいたのは桐ケ谷亜喜という美形の会社専務だった!
こんな美人で金持ちな人と「友達になる」なんて依頼、初めてなんですけど…?


ひと月前に神谷さんがこの作品に出演予定という情報を娘から得ていたので

とりあえず本屋にGO!!したところ

発売日でなかったというオチガあった本です・・・(笑)

コメディというイメージがありましたが、なかなかに切なさの見せどころがあって

けっこうお気に入りになりそうです


美形の会社専務であり、仕事もバリバリこなしている桐ケ谷ですが

やっぱり、肩ひじ張って生きている分ストレスも鬱屈も溜まり気味

そういうなかで、ふっと眼に入ったのは便利屋さんとしてイキイキ他人のお世話をしている柴くんに癒しを求めてしまうのです

でも、癒しを知ってしまうと今度は手放せなくなってしまいそうで

怖くなって、わざと離れようとあがくのですが

やっぱり離れれなくて・・・

一見女王様

でも中身はかわいい勘違いな天然女王様

あれ・・・どこまでも女王様

まぁ神谷さんなら 女王様が似合うし~(笑)

このかわいい楽しいお話をどう演じてくれるか楽しみです(笑)

ほかのカップリングのお話もはいっていて、この二人の話も想いが変にすれ違っていて

でもかわいい楽しいお話です

CD…買っちゃおうかな(笑)




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そして、裏切りの夜が始まる ( いとう由貴)

いとう 由貴さんは、あたしにとって安心してw?泣ける作家さんであります

一読した時は・・

あんまりいつもとイメージが違うので、驚きました

いとうさんなんかリニューアル決心したのですかと

別の意味で泣きたい気分でした・・・

でも、いったん熟成させて、

放置のあと余裕とゆとりと読む側の気分がかわればまた違うんですよね

実はこういうことよくあります(笑)





そして、裏切りの夜が始まる (SHY NOVELS 204) (新書)
いとう 由貴 (著)
佐々木 久美子 (イラスト)

(内容)

千坂翔はたったひとりの家族である弟・俊樹を病院に見舞った帰りに、あるニュースを耳にする。
資産家として知られる幣原家のひとり息子が、交通事故で亡くなったというものだ。
幣原家の当主は俊樹の実の父親だ。
自分と俊樹はよく似ている・・・
弟を守るためにはこの方法しかない。そう思った翔は俊樹のふりをして幣原家を訪ねるのだが、
そこで運命を狂わせる男と出会い!?


ある意味、いとうさん得意の一途な子供であるとおもいます

弟の入院の費用をまかなうために、弟の命をまもるためにわが身を犠牲にして

弟になり変って息子のふりをしてそのお金を得ようとがんばります

 

その気持ちを逆手に取られ、実の父の腹違いの弟でもある信威に利用され

体を蹂躙されてしまいます

ここまでひどいことをしている男なんですが、なんか愛を感じるのです

お互いに正妻から生まれた存在でないということ

実の父親に愛されなかったということ

才気がなければおそらく飼殺しにされていただろうという

共通の哀しみを知っている者同士の共感でも言うのでしょうね




でも受け君はおかーさんに十分に愛されていたし

弟とも家族というものを十分に形作っていたので

精神的には翔くんのが母親に近いような感じで信威を守っていく感じです


弟を思うあまりに、弟と母の夢を見て不安になった翔が病院に行って

弟を見舞い、愛を持っていることにやきもちを妬いて事をいたしちゃうんですが

まぁそれも、愛を知らなかった子供だからと故と赦しちゃいましょう(笑)




次第に二人でなんか生活というもか、家族に形作っていきます

人に愛されるということ、

愛するということが本当に大事と思わされる一作でした



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非保護者(椎崎 夕)

いつの間にか、blogpeople治っていました

いったい何でなんでしょうねぇ???






非保護者 (SHY NOVELS 203) (新書)
椎崎 夕 (著)
北畠 あけ乃 (イラスト)

(内容)


麻倉征、19歳、大学生。彼には8歳年下の同居人がいる。ひとり暮らしをする征に父親が寄越したお目付役・瀬尾篤史だ。
幼い頃から傍で自分を見守ってくれていた瀬尾と数年ぶりに一緒に暮らすことになった征だったが、瀬尾に対してどうしても素直な態度を取れない。
かつて征にとって誰よりも大切な存在だった瀬尾。だが、ある時を境にふたりの関係は大きく変わってしまっていたのだ・・・


泣きたいときは椎崎さんといつも決めていました・・

でもーこれでは泣けませんでした・・・

なんででしょう・・・

粘着というか保護者に徹底しているようで、実は悪い虫から遠ざけていたりとか

そういう執着をもつ攻め君はきらいでないです

いちずで思い込みが強い受けくんもすごく好きです

でも、萌えたのは・・受けくんのおじさんと・・・陶芸家の三島さんの怪しい雰囲気でした

次回はこのカップルの山あり谷ありのお話でお願いいたします(笑)






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密やかな欲望(洸)

なぜでしょうか・・・・

BL×B.L.People のリンクが消えています・・・

あたしだけ???

うーん、「謎じゃ謎じゃ」といいたい気持ちです

どなたか原因わかりませんか? 

 ↑自分の力では解明できそうにないです・・・






密やかな欲望 (ガッシュ文庫) (文庫)
洸 (著)

(内容)

「お前、意外といい奴だったんだな」この男の笑顔は、心臓に悪い…。東間は不機嫌な顔でメガネを押さえた。自分にはないものを持っている彼がずっと苦手だった。―精悍で男らしい容姿、仕事ができて頼れる男。嫌味なくらい完璧なその同僚・鷹見と、男性と化粧品の宣伝広告を共同企画することになった東間。仕事を共にするうちに、東間は全く違う価値観を持つ鷹見に惹かれていく。けれど、残酷な結末を迎えた初恋の記憶が、東間を臆病にして…。欲望が溢れだす、二度目の恋。


 はじめての恋の傷が大きくて、過去の戸惑いが強すぎて

鷹見にあこがれ、好意を持ち始めますが、どうしても素直に気持ちを伝えることができません

男同士ということにこだわりを持たず、自分に告白してきた同僚にすら好意を持つことができるぐらいいい男なんですが

いい男であればあるほど、過去の自分が思い起こされ近ずくことにためらいを感じてしまいます・・・

中学生の時に友人たちのようにかわいい女の子に好意をもてず

父親の友人に好意を持ってしまい、キスをせがみ肉体関係をもつのですが

何となく感じた不安感を母に告白してしまい、父とその友人の関係を壊してしまったことがあるのです

肉欲を覚えてしまい、それにおぼれた自分というものの自覚があるせいか

余計に罪の意識となって心の傷となり

誰とも愛し合わない

心を許さないと思い詰めたまま生きていくことを決心しているのですが

なぜか、心は裏切り鷹見魅かれていくのです

 思春期のあの特有の年代がキスをせがんだからと言って、それを与えてしまうくらいなら許しましょうが(どっか価値観が腐っているかもw)

肉体関係と不倫行為にまで巻き込んでしまうのはいかがなもんでしょう・・

そういうあほな大人に振り回されて、やさしいふれあいとか 恋に近づくことにすら許されないほどのことはいくらあたしでもなんだかなぁという気持ちです

振り回されたあげく、何年もたってストーカーのごとくの出来事で再び傷つけられるのですが

鷹見の慰めと温かさをもって、そういう過去に決別をつけてあらたに

生きていこうとしていくお話です

鷹見みたいないい男に出会えた幸福大切にしてねという気持ちです


リーマンラブを堪能なさりたい方いかがでしょうかw?




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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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