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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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それは罪なアナタのせい (萩野 シロ)

イラストの方の夏目さんつながりで・・・というわけでは全然ないです(笑)

たまたま購入した作品でなんとなく絵がにているなーと思いながら

これを書いていて同じ挿絵さんということに気がつきました(笑)

最初は 萩野さんといえば、あの「甘い棘の在処 」のイメージが強かったのですが

これは・・・なんというか

意外な楽しさにあふれてました(笑)

でも、ちゃんと萩野ワールドの恋をしている切なさは十分に堪能できますよ~

いやー青春って感じです






それは罪なアナタのせい (B-PRINCE文庫 は 1-1) (文庫)
萩野 シロ (著)
夏目イサク(イラスト)

(内容)

ナルシストでちょっとおバカな高校生・斉賀。自分よりも恰好イイ下級生・夏木の存在を知り偵察に向かうが、その顔を見る前に階段から転げ落ちてしまう。助けてくれたのは、王子様のように綺麗でキラキラきらめく笑顔の持ち主…こ、これが夏木!?優しく指が触れる感触さえイイと感じて、動悸息切れ目眩に襲われ、眩い笑顔に見惚れてしまうばかりか、愛しいなんて思ってしまった。これってまさか…恋!?書き下ろしつき。

(目次)

それは罪なアナタのせい/やっぱり罪なアナタのせい/アナタも罪な人


モテモテである自分がこご自慢の高校生 の斉賀でしたが

なんと初めて女の子にふられちゃうんです

理由は「きらきらの王子様」に惚れたから・・・

くやしくって、せめて一目顔を拝んでやろうと意気込むあまりに足を滑らせて恋敵に助けられるのです・・・(笑)

助けられた王女さまは王子様に一目ぼれしちゃうんですが

いかんせん、王子様はなまじ顔が奇麗に生れついたがためか、

人をかわすのがうまくって、なおかつ優しくて無神経なところがあり

王女さまの恋心を理解してくれません


続編で 王子様(夏木)目線で書かれているのですが

思いを理解してくれてないのはお互いさまという感じにたどり着きますw

まぁ恋ってある意味勘違いと思い違いと理解の日々かもー(笑)



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どっちにしても俺のもの (久我 有加)

関西弁と標準語が違和感がなく溶け込んでおりましたねというか

今回は別に言葉の戦いというわけじゃないんですけど(笑)

でも、主人公がなかなか関西のノリと突っ込みに慣れないのは

言葉の違いというか、ある意味文化の違いと思われるんですけど

その違いに無理やり引きずり込まれて

右往左往しながらお互いに惹かれあっていくテンポの良さがいいです(笑)







どっちにしても俺のもの (新書館ディアプラス文庫 187) (文庫)
久我 有加 (著)
夏目イサク(イラスト)

(内容)

心機一転、関東から関西の大学に入学したものの、言葉やノリの違いに馴染めずにいた保英。そんな保英に率先して絡んでくるのが、顔もいい家柄もいい、おまけにしゃべりも面白い、自他ともに認めるモテ男の瀬良だ。きつい関西弁で容赦なくツッこんでくるくせに、自分に向かって「好き」を連発する瀬良に振り回される毎日を過ごすうち、保英は瀬良の妙な色気に当てられ始め……!? 標準語×関西弁カップル登場!!


もててもててという割に臆病で他人にきずかい、決して本音をあかさない瀬良

武骨で朴念仁だけど、思い込んだら一途な保英

いいカップルなんですよねー

のんけの保英のことを思って、これは流されているだけーということにしとけと

自分がうえになっていたしちゃうことで一時の気の迷いと将来言い訳できるようにしてあげるんですけど

瀬良の色気にあてられて、動向気にしちゃいはじめたら

それはもう十分りっぱな恋じゃないでしょうかw?




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タイミング(新堂 奈槻)

うーん
うまく画面が開きません・・・

忍者が悪いのか・・・・

はたまたあたしの使い方が悪いせいなんでしょうか

ということで、今回は画像は後付けということで(笑)

これって、「タイミング」が悪いこの本を読んだせいw?



タイミング (新書館ディアプラス文庫 188) (文庫)
新堂 奈槻 (著)
前田とも(イラスト)


(内容)

何事にも醒めている高野が執着する相手は、高校の先輩の黒川だけ。けれど黒川には彼女がいるし、そもそも男同士なんてありえないだろうし——そう思って高野が諦めようとするたびに、黒川は彼女と別れていたり、なんと男の恋人が出来ていたりと、すれちがいばかり。やるせない恋心を抱えたまま、高野は黒川のそばに居続けるが……。『one coin lover』で登場した黒川と高野のもうひとつのラブ・アクチュアリー!!


見事にすれ違っております

タイミングが悪いというか、はたまた運命のいたずらに翻弄されているとでもいいましょうか・・・

いっそ、ここまでタイミングが合わない相手なら、運命じゃなかったのよねとあきらめてしまえばいいんじゃないのでしょうか・・と思ってしまうくらい合いません(笑)

高野が誰とも付き合っていないときは、黒川には彼女がいて・・・

彼女と付き合っているからと男と付き合い始めたら別れて・・・

男だからだめかもと悩んで彼を作ったら、実は黒川の新しい恋人は男で・・・

最後は永遠の片思いでいいやと

自分の恋心にとらわれて、あきらめて生きていこうというか

いい後輩でおれるだけでいいとがんばる高野の心をおもうと

切なさ満載のお話でした


黒川みたいなにぶちんに恋をしたら大変だろうなと思っていましたが

後日談の「だから漁獲高をどうこう語りたいわけではなくて!」を読むと

なんか・・・

鈍いのはお互いさまなんではと気がついてしまいました(笑)

会話がおもろすぎます

二人が付き合い始めたときに、高野の片思いに気がつかなかった黒川は


高野が信じてくれるようになるまで待つと誓いを立てていたのですが

肝心の高野はそのことをすっかり忘れて、

何も求めてくれないとあせって悲しんで

ぐるぐる気持ちを回していたのです

一人合点で別れまで想定していた高野も黒川のこと責められないんじゃ

ないでしょうか・・・

破れ鍋に綴蓋とでもいいましょうか

運命に対抗するより、タイミングを合わすこと考えるより

きちんと会話をしましょうといっていいですかw?


かわいい絵柄で楽しい?お話満喫なさりたい方にお勧めです(笑)




↑写真のせれましたw


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シンプリー・レッド (水壬 楓子)

童話のファンタジーは好きなんですけどー

BLのファンタジーはちょっと苦手でした

いえ、いまも、水壬さん以外の方のファンタジーで読んだことがあるのが

吉田さんの「神官シリーズ」だけと思います

なぜか・・・w?

たぶん、英語が苦手なので、そのわかりにくい名前が記憶に残らないのかも・・・

鳥頭には複雑な名前はやめてくださいとお願いしたい(笑)





シンプリー・レッド (キャラ文庫 み 2-4) (文庫)
水壬 楓子 (著)
汞りょう (イラスト)


(内容)

死神の育てた吸血鬼は、満月の夜に官能の熱に支配される――

死を司る死神と、永遠の生を生む吸血鬼とは天敵同士。
ところが、怜悧な美貌の死神・碧は、気まぐれに吸血鬼の子供を拾って育てることに。
やがて、身長も体重も遥かに碧を追い越した真冬は、満月の夜、血を求めて甘えるように唇を寄せてくる。
碧は血を吸われるたび、首筋に真冬の抑えきれない欲情を感じて!?
人間界に密やかに棲まう闇の眷属たちのラブ・ファンタジー


母親に見捨てられた小さな男の子実は吸血鬼で、

気まぐれに声をかけてくれた死神にここぞとばかりにしがみついて生きることを欲している

その生きることに必死さに母性w?のようなものを感じて気まぐれに拾って育てていくことになるのです

子供のぬくもりとか、温かさに触れたことあるかたならわかるでしょうが

あの熱いに近いような子供の皮膚感覚ってほんとうに心地よいのですよね

不本意ながら拾って帰ってきてしまう気持ちわかります(笑)

大きくなって、モデルとして独り立ちをもしその成長が嬉しいような

悲しいような気持に陥る死神の碧でした

やがて、吸血鬼の子供である 真冬 を中心として事件が起きてきます

まぁうまく解決できて、らぶらぶになってこれからーが楽しみとでもいいましょうか

でも・・・ファンタジーってやっぱり、あまり・・・

体質に合わないかも・・(笑)




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蛇恋の禊(沙野 風結子)

以前ラビズさんより出版されておりました「蛇淫の血」の続編です

何で別レーベル??と思いましたが

好きな本だったので、続編を読むことができるということはうれしいことです

イラストも元のままの奈良さんですし、文庫と違って内容もボリュームアップとなればうれしいことです

あとー欲を言えば

「蛇淫の血」のリンクスさんで出していただければ、本棚できちんと並んで美しのでいいとおもうのです

(と、本棚に入りきらずに、床に平積みをしているあたしがいってみる・・・・・)

後日談を書いたら、

この本「蛇恋の禊」とのつながりが悪くなるようでしたら

オヤジ蛇の過去の恋の話でもいいしー

折原と八十島とのこれから始める恋でもいいしー

パラレル本でもいいので,

書き下ろしをつけて書いていただくというのはどうでしょうか?

できたら、らぶらぶの私生活を・・・(笑)







蛇恋の禊 (リンクスロマンス) (単行本)
沙野 風結子 (著)
奈良千春(イラスト)


(内容)



平凡な大学生ながら不可抗力によって岐柳組次期組長に据えられた円城凪斗。常に傍に控えている、恋人で補佐でもある角能堯秋に支えられ、戸惑いながらもその重圧に耐えていた。だが、代目襲名を控えたある日、敵対組織に襲撃された凪斗を庇い角能が負傷してしまう。いつか、自分の為に命を落としてしまうと恐れた凪斗は次第に角能と距離を取るようになる。心身共に結びついていた二人の亀裂は広がるまま、岐柳組は抗争に巻き込まれていき―。


作者さまのサブタイトルは「恋する子蛇、脱皮の時期」らしいです

命がけの脱皮を果たそうとあがきながら、何もかも守ろうと懸命に頑張る姿が痛々しく感じながらでも、うらやましいいです

角能に恋をして、自分のままでない何かになることを期待され

やがて自分に隠されたもう一人の自分の存在に悩まされながら

やがて、溶け合い本来の自分となっていくのですが

これもまた、心を支えてくれる存在があればこそ耐えうることができたのではないかと思うのです

溶け合う前に、迷ったままの自分すら放棄しようとして

霧の中にたたずんでいた凪斗を見かねて、

先代の親蛇に直訴する角能の言葉が心に響きました

「俺が責任を持って面倒みます」

言われてみたい(笑)


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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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