ありのままの君が好き (SHYノベルス) 新書 – 2005/4/4
樹生 かなめ (著), 雪舟 薫 (イラスト)
(内容)
「俺のぶーになれよ、幸せにしてやるから」人呼んで『ぶたごりら』の四天王寺寿杏はゴリラの巨体に乙女の心を持ち、父親が死んだら自分も死ぬと断言するファザコンの成人男子である。外を歩けば後ろ指さされ、家でめそめそ泣いてお菓子を貪り食べる…そんな寿杏の家に、ある日、高校時代の同級生で父親の弁護士事務所に勤める若手弁護士・英駿二が同居することになるのだが。好き、好き、好き、好きになる?誰が誰を好きになる?人生を豊かにするウルトラ・オトメチックラブ誕生。
はるーか昔に読んでいてお気に入りだったこの一冊
初版が発行されたのは2005年でした。
続編がでるでると楽しみにしていたのですが音沙汰がありませんでしたので
諦めておりましたが
今月の末に続編「
なにがあっても君が好き (SHYノベルス)」がでるという嬉しい出来事が・・
そしてこの作品も手に入れにくくなっているせいでしょうか
重版がかかったのですが
その記念に出版社特製ペーパーがつくというので買いました(´・ω・`)
まんまと出版社さんの手のひらで遊ばれております(笑)
今のところコミコミさんではコミコミさん特製のSS付きのポストカードがつくので
どうしようかなーと悩んでいる方にはこちらがお得なのではないのでしょうか(笑)?
まあ、古い本ですのでちょっと日に焼けておりますので
買い直しもいい機会かなと前向きに思うことにしております(笑)
HPに特設サイトが作られておりますので
ブタゴリラが主人公というのがひっかかるかたは
ここをチェックなさったら
よろしいのでしょうか?
今回はペーパーの感想を書き記しておきますね。
(出版社ペーパー)純真で可愛らしい天使よりも天使なブタゴリラ寿杏の父であり敏腕弁護士である四天王寺嘉一
純情で臆病で泣き虫の我が息子が可愛いくってしょうがありません。
でも世間知らずの我が息子の行く末も非常に気になりまして
イソ弁である英(はなぶさ)に息子を託すことをきめました。
人間の裏側ばかり見据えてきた英が寿杏を気に入って、愛するようになるのも
織り込み済みであったのですが
いざ息子の婿となるとちょっとばかり文句もつけたいようです・・・
そしてその文句を聞いてくれる相手となったら秘書の米倉なのですが
仕事ではやりてのはずの四天王寺が可愛い息子のことになったらちょっとおかしくなるのを
うざいように感じているようで
男前の英が恋をするのならキレイ系の米倉じゃないかと言われると
英と恋はできません
恋をするなら寿杏とですと断言しちゃうのです!
ショックをうけて少しばかり黙りこむ四天王寺パパがちょっとかわいかったです(笑)
(コミコミさんSS)
英に恋する寿杏がダイエットにがんばっているというのに
父である四天王寺嘉一も
夫である英も好意的ではありません。
純真で純情で世間知らずでかわいい寿杏ですが
ダイエットとなるとストレスを感じてしまいピリピリした雰囲気のようです。
いつもなら自分の言うことを素直に聞いてくれるのですが
今回ばかりは聞いてくれません。
息子の初めての反抗にショックをうけているようです。
そして夫である英もそれは同じようで・・・
ふたりともがこういうふうになったのはお前が悪いのだろうという雰囲気を
言外に漂わせているようです。
変なムードの職場の雰囲気を変えれることができるのはやりての秘書君のようです(笑)
[2回]
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