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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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恋する暴君 7  (高永 ひなこ)

恋する暴君 7 (GUSH COMICS) [コミック]
高永 ひなこ (著)

恋する暴君 7 (GUSH COMICS)




(あらすじ)

背中に回る先輩の両腕、苦しく甘い息づかい……、先輩も、もしかして俺を、求めてる?
あの夜の森永の期待も錯覚と思わせるように、その後、ふたりの同居生活は普段通り――と思いきや、ささいな触れ合いも意識しているような宗一の態度はぎこちなく…。
そんな時、森永の昔の想い人・真崎が、ふたりの前に現れる! 「会うなよ、二度と!」――先輩、それって…嫉妬ですか?

ふたりの間に問題が立ちはだかる――クライマックス前哨戦の第7巻!!



お話の冒頭はあいかわらずのツンツンツンツンの先輩が

肉体関係を持っている時はすこ~~しデレを発生していることを

森永君がいつものバーのバーテンダーに報告しているところから始まる。

バーテンダーが呆れているとうり

バカップルのプレイ報告としかいいようがなくて・・・

興味がない人間が聞くにはちょっときつい内容かも(笑)

今回の見どころは肉体の上では先輩は森永を欲していることに気がついて

意地になっている←これはいつものデフォなんですけど(笑)

そして森永の就職問題

片思いの頃は先輩と共に研究に身を捧げることによって一緒にいる時間を増やしたかった

という思いがあったのだけど

両思い?に近いものに変化しつつある今はもっと別の側面で先輩を支えれるんじゃないかと

思ってしまう。

そして真崎くんの出現

森永兄と肌を重ねて、時間をすごしていくうちに森永君に対しての贖罪の気持ちが湧いてくる。

いい意味で、人生を生きていく上でけじめの時だと思い立ち

森永のいる土地にやってくる。

森永と先輩との関係のすべてを知る由もないが

先輩のツン発言というか、配慮の足りない発言に傷つく場面をみて

先輩に忠告していく。


暴君の最終章の第一章はちょっと暗いお話というか痛みの強いお話・・・

幸せな二人が見たかったのだけれど、

幸福になる手前に痛みもなにもかもお互いが理解し合うために引き受けなくてはいけない

時期がきたと言っていたみたい・・・

次回の巻では幸福な二人を希望したいです。

がんばれ森永!

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草食上司のオトしかた(麻生 海)

草食上司のオトしかた (ビーボーイコミックス) [コミック]
麻生 海 (著), 砂床 あい (原作)

草食上司のオトしかた (ビーボーイコミックス)


(あらすじ)

デキる上司(浅香)に仕事を教えてもらった時から、忠犬(中山)は彼にべたぼれ。
追っかけて同じ職場になれた♥…のに、浅香は厳しくて冷たい暴力的(!?)な上司になっていた…!
日々打ちのめされる中山。 (でもしれはそれで萌える♥)
しかし実は浅香には、恋愛に臆病にになってしまう秘密があり…?愛充実のコラボコミックス♥

 
麻生さんの「それなりに真剣なんです。上」とか

「それなりに真剣なんです。下」とかが面白かったので買ってみました。

漫画購入率の少ないあたしからしたら清水の舞台から飛び降りる 勢いで(笑)

リーマン同士の恋のお話なんですけど

原作がほかの方が担当されているせいかちょっと違和感が・・・

草食のうさぎちゃん上司であるはずが・・やたら強いしツンデレだし

ヤクザさん相手にメンチ切っちゃっているし(笑)

ライオンの肉食上司のオトしかたじゃないんでしょうか・・とちょっと思ってしまいました(笑)

強くてたくましくてほんとうは心優しい上司をすきなら

この本をどうぞとおすすめしたいです!

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小説リンクス 2011年 12月号 [雑誌]

小説リンクス 2011年 12月号 [雑誌]



特集
「同級生」 
気がつけば、いつも隣にいた葵居ゆゆ×9点、篁麗子×倉橋蝶子
今号は「同級生」をテーマにした、2本の書き下ろしショートストーリーをお届けします。
高校生たちの、不器用だけどひたむきな恋愛模様をお楽しみください。

コミック

「萩の檻」 長門えりか 
人嫌いの画家が山里で出会ったのは、狐の面をした青年で――!?

「騎士と誓いの花」EPISODE 4   九重シャム(原作/六青みつみ)
リィトをルスランの身代わりに立て、皇都への危険な旅に出た一行だったが――!?

「そんな、あなたのコトが好きなんです。」 小日向藍
幼馴染みで親友で 一番近くにいたのに――…


ノベルス
「Zwei」前編  かわい有美子×やまがたさとみ 

検事の須和は、とある事件で高校時代の同級生・山下と再会する。
山下は、何故かやさぐれた刑事になっていて!?

「瑠璃国正伝」第五話  谷崎泉×澤間蒼子

海子のお披露目が近付く中、八潮はある不安を抱えていた…。

「追憶の残り香」  松雪奈々×雨澄ノカ

高校時代の同級生の玲と、九年ぶりに再会した修司。だが、二人の間には苦い思い出があり――。

「嘘の欠片」 栗城偲×日野ガラス

看護師の峯井は、幼馴染みでずっと一緒に育ってきた呉村のことをずっと好きだったが、お互いにすれ違うようになってきてしまい…。

「ふるえる耳のひみつ」前編  橘かおる×青井秋

ケモミミシッポを持つ兄弟に翻弄される、IT企業社長・宮内 の運命は――。

「千両箱で眠る君」  バーバラ片桐×周防佑未

ヤクザまがいの仕事をしている嵯峨は、幼少のトラウマから千両箱の中でしか眠ることが出来ない。しかし、再会した元同級生・長尾の横では眠ることが出来て…。

「琥珀の瞳と翡翠の涙」  神楽日夏×水名瀬雅良

廓に囚われていた半獣の翡翠。そんな翡翠の前に、死んだはずのかつての相棒・琥珀が現れ――

「脚本のないラブシーン」 風見香帆×北沢きょう

長年、ファンである俳優・日暮鷹之の付き人になった令也。彼の強引な態度に戸惑いながらも、仕事をこなそうとするが…。

 
かわいさんの「甘い水」を読んで

今度の連載も同じ世界観の 警察シリーズということで慌てて買いにいきました。

雑誌は保管の問題があるのであまり買いたくないんですが(以下略

ということを毎回つぶやいているあたしですね(笑)

前回の作品がちょっとコミカルな感じで仕上がっておりましたが

今回のリンクス掲載作はちょっと内容が暗めで痛い感じです。



「Zwei」前編 かわい有美子×やまがたさとみ

やさぐれた刑事山下×検事の須和

幼馴染でほんとうに仲の良いふたりでした。

一緒に検事になろうという夢をもってがんばっていたはずなのに

どこかボタンをかけちがえたかのように 二人の中は微妙にずれていき

親しく話すことも笑うことも なくなっていたのでした。

検事になれたのは 須和だけで

須和の優秀さに引け目を感じるようになっていた山下は逃れるかのように

ドイツ語ではなく中国語を選択し

女の子と付き合い須和から離れていきました。

一方で須和はいつか山下も自分を追いかけてきて検事になり同じ道を目指してくれて

またもとのとうり仲の良い二人に戻れると思っていたのですが

現実は甘くなく

二人は離れたまま、仕事にも疲れていき・・・・

あのとき感じた思いはいつか遠くなりつつあり

けれどある事件をきっかけにして二人は再開するのです。


同級生だったふたりの淡い恋心がすごくせつない

この恋をどうしようという思いになるまえに壊れてしまったのは山下の須和に対する

コンプレックスが原因なんです。

勉強ができるできないとかそんなささいなことが原因で離れていったなんて

大人になってしまったあたしなら笑い飛ばせれるのですが

男のプライドが許せなかったのでしょうね。

同級生だからこそ乗り越えれなかった青年たちの恋の行く末が楽しみです。


そして山下の寮は・・あの有名?おんぼろ寮で峰神もでてきます(笑)

そして中国人女性の殺人事件や同じ刑事である村越にたいしての内偵とか

きな臭いお話も微妙にからまりあっていて

このシリーズの中核がまとまってきたような気がします。

後編を楽しみに・・また雑誌を買いそうな気配が・・・(笑)

コメントレスです♪

あきりんりんさん
雑誌をもうすでに買われたとか・・さすがです
「甘い水」は書き下ろしがついております!
リンクスmini Vol、12に 台場にデートにいくいかないで騒いでいたお話がありましたが
その後日談が書き下ろしとして載っております。
台場で楽しく?ゲームをしているふたり
神宮寺はデートの気配なんですけど、遠藤は遊びに来ているという気配むんむんなんです(笑)

いつもいつも優しいご提案ありがとうございます+.(◕ฺ ∀◕ฺ )゚+.
りんすくの応募券の件また甘えさせていただいていいですか?

コメントありがとうございました!


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薄情な男 (高岡 ミズミ)


薄情な男 (講談社X文庫―ホワイトハート) [文庫]
高岡 ミズミ (著), 木下 けい子 (イラスト)

薄情な男 (講談社X文庫―ホワイトハート)



(あらすじ)

幼馴染みだった男との十年ぶりの再会は……!?

「薄情者の棚橋詠(えい)――だろ」

高校教師の新山明宏の部屋に、ある夜、ひとりの男が訪れた。幼馴染みであり親友だった棚橋詠だ。高校を卒業して十年。それは、詠が明宏と連絡を絶った年月でもあった。自分たちは特別だ――、明宏のそんな思いは、詠の行為によって打ち砕かれた。それなのに、詠はなにごともなかったように現れ、一緒に住むことになってしまい……。
ひさびさの高岡さんの新刊?という気がします。

高校卒業・大学進学をきっかけとして まったく連絡の取れなくなった幼馴染。

高校卒業して以来会うことも電話することもなくすぎてしまった時間

自分たちが成長と共に築き上げてきた想いを

一切合切破棄する行為だと 気がついた瞬間

彼は「薄情者の棚橋詠(えい)」となっていた。

友情と新山明宏は思っていたけれど

棚橋詠はそれに恋と欲望が混じっていたから

離れなくてはいけないという真摯な思いで別れを決意したのだけれど

別れた時間と距離でも明宏に対する思いは消えなくて

とうとうなにもかも振り捨てて 明宏ともう一度向かい合う決心をしたのです。

友人である守の恋と事件を絡めながら

ふたりの想いが少しずつ重なっていく時間がよかったです。

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甘い水 (かわい 有美子)

甘い水 (リンクスロマンス) [新書]
かわい 有美子 (著), 北上 れん (イラスト)

甘い水 (リンクスロマンス)




(あらすじ)

SITと呼ばれる警視庁特殊班捜査係に所属する遠藤は、新たにSITに配属されてきた神宮寺のことが気に食わなかった。かつて、SATにいた頃、一年下の彼に馬鹿にされたことがあり、嫌われていると思っていたからだ。しかし、神宮寺は何かと自分に近づき、あげくの果てに突然キスをしてきた。戸惑い悩む中、誘拐事件が起こり、神宮寺と行動することになってしまう。話をし、嫌われているわけではないと知った遠藤は、徐々に彼に気を許し始めるが…。


天使のささやき」がSPのお話
饒舌に夜を騙れ」がSATのお話
今回の「甘い水」はSITのお話でした。

働く男たちのお話を読むたびに息子がそこで働いている

姿を思い浮かべるあほです。


今回はちょっとした初恋の想いし恋しがもとで馬鹿にされたと勘違いしたまま何年も

ぎくしゃくとした関係が続いていた二人のお話です。

まぁ傍からみたらバカバカしいにもほどがあると言いたいような誤解なんですけど

それだけ本人からしたら真剣なんでしょうがないです(笑)

遠藤はその誤解がもとで神宮寺を避けておりましたし

神宮寺にしても年上の女の人にならそういう思いを持っていたとしても恋愛で始めれるのにと

男同士の恋愛感情が受け入れにくかったので

ちょうどいい冷却期間になったのかもしれませんね。

自分の気持ちが固まりきらないままSATを異動する時期になり

やっぱり遠藤を思う気持ちがあったので追うようにSITに追いかけていくのです。

同じ寮に入り、はじめはやっぱりギクシャクしていた関係でしたが

日常の積み重ねとふたりで危機を乗り切った事件を重ねていくと共に

遠藤は神宮寺の気持ちを受け入れるのです。


遠藤は帰国子女のせいか、

はたまた青年期の心柔らかなときに両親の無残な死に方をみたせいか

どこか空気を読めないというか、恋まで感情を発展できないままです。

ということですので共有した感情と思いをもって肉体関係はもつことはできたのですが

それが恋いかというと・・ちょっと違うなという印象があるまま終わりました(笑)

書き下ろしが付いておりました。

デートしてホテルに行くという定番のコースなんですが

前のとき気持ちよかったから、今度は自分がしてやろうかと

あけすけに提案しちゃうのです(笑)

あっさりとした漢(おとこ)らしい提案は却下されましたが

正直ちゃんと気持ちとココロと体が一体になるところがよみたーいと思った一冊でした。


来年この作品の続編が出て、そのあと「天使のささやき」がでるそうです。

そして~今月発売の雑誌リンクスにはこの作品の世界観とリンクしたお話が載っている

ということなので、

休みがきたら本屋さんにダッシュしようかと思っております(笑)




コメントレスです♪
あきりんりんさん
そうそう珍しく?雑誌を買った理由は「DEADLOCK」の漫画が載ってました(笑
たしか英田さんの特製小冊子を申込みたくて買いました。
書下ろしはないんですが、あれから三人で同棲?同居を初めて
週末には三人で肌を重ねながら惰眠を貪るというところで終わっておりました。
もうちょっと書き下ろしがほしかったような・・・
これでよかったような気持ちです(笑)
三人でいてバランスが取れるのなら三人で幸福を積み上げてほしいですねぇ
でもあたしも大学で研究をしているストイックな彼の方が好みです(笑)

コメントありがとうございました!


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Lianha
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女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


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