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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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きみのはなし、 (朝丘 戻。)


きみのはなし、 (プラチナ文庫) [文庫]
朝丘 戻。 (著), 井上 ナヲ (イラスト)

きみのはなし、 (プラチナ文庫)



(あらすじ)

好きだ、と何回も言おうとした。でもできなかった。 高校の同級生で、今は仕事仲間の飛馬と海東。飛馬は人付き合いが面倒で、一人でいるほうが楽だったが、海東だけは傍にいても苦にならない空気のような存在だった。そんな彼からたまにされるキス。海東の想いを知りつつも深くは考えず、いつか飽きるだろうと飛馬は好きにさせていた。ゆるゆると続いた関係だったが、海東が突然、結婚すると言い出したことで変化していき……。

 
なんていうことのない日常を淡々と優しい文章で綴られているこのお話

好きと愛のベクトルが少しずつ揺れ動いていて日常に彩られている。

じれったさと悲しさが内包されていてよいお話でした。

海東(攻め)は高校生のときに飛馬(受け)と出会って

もう一目ぼれなんです。

一途に愛情を捧げきっております。

友情だけで?それとも愛情も含まれている?

そんな感情の揺れを抱えながら、いろいろ飛馬に仕掛けてくるのですが

なかなか思うようにはいかないのです(笑)

最後にはようやく飛馬に告白されて恋人になろうと言われてデートまでしているのに

夢が全部かなったと告げほんとうに楽しかったと儚く顔を綻ばせているのです。

全部自分の中で始まった恋だから自分の中で自己完結してしまえばいいさという感じです。

このラストがせつなくて悲しくて

このふたりの続きが出るとわかっていながら

読みたいような読みたくないような気持ちになりました。

せつなスキーさんに最適の一冊なんで未読のかたいかがでしょうか?


 

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11月の購入予定

読み終えてしまった本はあれどもなぜか感想を書かないままという

積み本が増えています。

発売から微妙に月日がたっていたり

感想を書くには妙に気持ちがまとまらなかったり

感想を書くものがなかったりとかいろいろありますが

最近二重買いが増えておりますようなので

薄くなっていく記憶の手助けになるように書かなきゃと

いう気持ちだけはあったりです(笑)

10月はあまり購入予定はなかったのですが、小冊子付きとか

ペーパー付きがほしくなって予定外に購入したり

買うつもりがなかった本もあとからあらすじを読んで好みと気が付いて

買ってしまったりとあまり節約とか倹約にはなっていませんでした。

さてさて11月はといいますと・・・



ディアプラス文庫

10 恋々 柊平ハルモ 北沢きょう
10 戸籍係の王子様 名倉和希 高城たくみ

好きなレーベルということで予定に入れておりますが
あらすじしだいで購入を決めて生きたいと思います。


プラチナ文庫

10 先生はダメな人 渡海奈穂 小嶋ララ子
10 だけど、ここには愛がある 栗城偲 笹丸ゆうげ

時々つぼに嵌る渡海さん・・・
ダメ人間を書かせたらすごくうまいというか、あたしの好きなタイプをかかれるので(笑)
栗城さんも買いたいのですがプラチナもフェアーがあるのでそれまで見送ってもいいかな・・と


幻冬舎ルチル文庫

16 リナリアのナミダ―マワレ― 崎谷はるひ ねこ田米蔵
16 荊の枷鎖 和泉桂 相葉キョウコ
16 窓の灯とおく 一穂ミチ 穂波ゆきね

崎谷さんは信号機シリーズということもあるし、
もちろん作家さんで購入決定しております。(笑)
ひまわりの昭夫が好きなのでいっぱいでてほしいなぁ一

一穂さんは「街の灯りひとつ」に出ていた男前受けの初鹿野と同じバイオの会社に勤めている
葛井の恋の物語のようです。
人間嫌いさんがどういうふうに恋をしていくのかが楽しみです。


もえぎ文庫

17  殉愛  綺月陣  周防佑未

「背徳のマリア」を読んで怖いながらも純粋な愛情と執着に魅せられました。
もう一冊ためしに読んでみようかなと


ビーボーイノベルズ

18 BBN 深呼吸  木原音瀬 あじみね朔生

木原さんはもう出たら買います。
本の中身も内容もわからないんですが、出たら買いますとも!
で・・でるんですよねと確認したい気持ちです(笑)


花丸文庫

18 花丸文庫BLACK 背徳を抱く双つの手 藍生有 鵺

双子の執着愛を書かせたら天下一品(笑)?

セシル文庫

中 最果てのロクデナシ (仮) 樹生かなめ 一ノ瀬ゆま

「限りなくゲームに近い本気」のスピンオフと聞いております。
甲斐×設楽?かな・・・ 
 ↑ ツイッターで情報をいただきました。
甲斐に人生を狂わされた里和さんのお話だそうです。
甲斐の嫌いなタイプの人間になってまで魔の手から逃れたあのひとも
やっぱりホモに・・・運命ってこわい(笑)

あのシリーズはロクデナシが多いから想像がつきません(笑)
でも好きなシリーズなので・


キャラ文庫

26 恋愛前夜 凪良ゆう 穂波ゆきね

「積木の恋」が素敵だったので購入予定です。
挿絵さんも好きな穂波さん・・かわいいお話かな・・と妄想中


ガッシュ文庫

28 蜘蛛の褥 沙野風結子 奈良千春

すでに旧本は購入済みですので書下ろしがあれば買いたいとは思っております。

SHYノベルス

21 ワイルド&セクシー (仮) 高岡ミズミ 朝南かつみ
30 優しいSの育て方 榎田尤利 草間さかえ

高岡さんに朝南さん・・挿絵買いしそうです(笑)
榎田さん・・・Sの人間をどう優しく料理してくださるんでしょうか(笑)?
楽しみです


リンクスロマンス

30 秘書喫茶 ―レイジータイム― 火崎勇 いさき李果
30 きらいきらいすき。 栗城偲 高宮東

火崎さんのパターンは読めているのですが
雑誌リンクスで読んだ「秘書喫茶ーライアータイムー」がけっこう気に入ったので
ツンデレ受けは好きなのです~
栗城さんとかきたざわさん・・・買いたい気持ちはあるのですが
また春のリンクスフェアーのためにおいて置いたほうがいいのかなぁ
う~~ん


他に漫画で
ダリア文庫「B級グルメ倶楽部 4」今市子
ガッシュ「恋する暴君 7」高永ひなこ
リブレ「別れた男はいかがですか?」立野真琴
ディアプラス「校内カウンセラー」高井戸あけみ
      「愛しのドクターコート」梅太郎 と購入予定です。


あたしにしては漫画がけっこうあるなぁという感じですが

好きな作家さんなので出たら嬉しいのです。

12月は小冊子付きのBLCDを購入予定と・・ 財布がいまから悲鳴をあげております(笑)

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なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど(松雪 奈々)


なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど (二見書房 シャレード文庫) 松雪 奈々 (著), 高城 たくみ (イラスト)

なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど (二見書房 シャレード文庫)


(あらすじ)

……中に出して、いいんですよね……
ある日、淫魔に憑かれてしまった美和。
三日にあげず同性と性行為に及ばなければ、死んでしまうと脅され、選んだのは…。
年下イケメン × ノンケ中年+オヤジ妖精 v

ある夜、美和の前に突如現れた身の丈十センチほどのオヤジ顔の生き物。自らを妖精と称するそのオヤジは三日以内に男と性交しなければ死んでしまうと言うのだが…。妖精 ? 淫魔 ? え、どっち ? てか、俺が男に抱かれる!? しかも中出し必須だと !? オヤジのたわ言と完全に無視を決め込む美和だったが、精気を吸い取られて体の不調は明らか。その上あろうことか部下の渡瀬にときめきを覚え、体が熱く反応してしまい… !? シャレード新人小説賞受賞作品。 エロ大増量+書き下ろしつき !
 
シャレードのフェアーのために購入いたしました!

日ごろから・・ いいえいつもフェアーの度にぶつぶつ文句を呟いておりますが

今回のこの作品のトンキワ加減に眩暈のような楽しさを感じました(笑)

理系のフェロモン垂れ流しクールビューティー受のまえにある日現れた妖精はなんと

身の丈十センチほどのオヤジ顔の生き物・・・

腹巻をしたオヤジに3日以内に男と性交しなきゃ死んでしまうと脅かされて

なんと部下に手を出してしまうのですが・・(笑)

大型わんこの一途な攻めとの攻防がすごくよかったです。

エロとトンキワがお好きな貴方にオススメいたします♪

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もう一度キスから (火崎 勇)


もう一度キスから (ルナノベルズ) [新書]
火崎 勇 (著), 北沢 きょう (イラスト)

もう一度キスから (ルナノベルズ)



(あらすじ)

お前が今、誰のものでも必ずまた俺のものにする──

恋愛は駆け引き、先に好きと言った方の負けーー。
そう信じる峰岸は恋人の大杉へ素直に想いを告げられず、いたずらに傷つけてばかりいた。だがある日、助けを求める彼をそうとは知らず撥ねつけてしまう。気づいた時には遅く、大杉は黙って姿を消してしまった。必死で行方を捜す峰岸だったが、杳として知れぬまま月日は過ぎ、やっと巡り合えた彼の隣にはすでに新しい恋人がいた。諦めきれない峰岸は、身勝手と知りながら、大杉を取り戻すため、その手を伸ばすと決めて…!?
昔ながらの火崎さんスキーとしてはあらすじと挿絵で購入いたしました。

ある意味火崎さんの王道ともいえるパターンではないかという 感じがしました。

攻めはあくまでも自信満々で受けを振り回して喜びを感じるタイプ

受けはどこまでも純情で惚れきっていることに喜びを感じているタイプ

なので破綻は少ないというか安心して最後まで読みきることが できました。

でも破綻が少ないということは ちょっとトキメキトかドラマ性がないということなので

火崎さんに慣れたひとにはちょっとどうかな・・・

安心感と安定感を楽しめるとは思います。


あらすじ的には惚れきっている受け (大杉)を振り回してもてあそんだ挙句放置プレイしちゃって

見限られた攻め(峰岸)

峰岸は捨てられて初めてどんなに大杉が大切でいとおしい存在かを思い知る。

いや、つきあっていたときから大切な存在だということは認識していたのですが

恋はゲームとばかりに自分勝手なルールで大杉をもてあそんでいましたね。

それこそが手に入れる一番確実な方法とばかりに思っていたのです。

再会してもう一度手に入れたくてこんどこそと頑張る峰岸

大杉の気持ちも峰岸に向かっていたのですが

また裏切られもてあそばれ待つだけの生活が耐えれないので必死になって

好きだという感情を隠しておりました。

再会したふたりが、

おもに峰岸が今度はがんばって大杉の気持ちを得ようとがんばっているあたり

もっと苦しんでもいいのじゃない?なんて悪魔のように思ってしまいました(笑)

ペーパーが付いておりまして

同棲を始めたふたりのお話です。

一度は逃げられた過去を持つというか、脛に傷があるので

家に帰ってきて大杉がいないと不安になります。

そんな峰岸の不安を理解して優しい言葉をかけてはくれますが

ご飯をつくるから寝たふりはやめてねと言われます(笑)

惚れた女房の尻に敷かれるのもまた一興と思います♪



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花嫁執事(岩本 薫)

花嫁執事 (SHYノベルス) [新書]
岩本 薫 (著), 佐々 成美 (イラスト)

          花嫁執事 (SHYノベルス)



(あらすじ)

おまえに俺の嫁になってもらいたい

名家である九条家の主人に執事として仕えるため、悠里は十八年ぶりに日本に戻ってきた。けれど、懐かしい気持ちを胸に抱いた悠里を待っていたのは、かつての幼馴染であり、今では九条家を名乗る成り上がりの傲慢な男、海棠隆之だった! 隆之は「今日から俺がおまえの主人だ」と宣言し、九条家を手に入れるため、悠里に「偽りの花嫁」に強要する。執事でありながらも、昼も、夜も、心までも隆之に囚われていく悠里の想いの行方は・・・
 
花嫁・・執事・・しかも挿絵は佐々 成美さん

おまけにポストカードに短い短編がついてくるという情報も得ていたので

わざわざそのポストカードをつけてくれる本屋さんで購入したのですが

帰ってきて気が付いたときは・・・

ポストカードがついていませんでした(笑)

本屋さんに電話して題名を何回も確認していただいて

はてはSHYノベルズのHPまで確認していただいて

ポストカードの有無を確認していただきました。

買いにいくのが早すぎて本屋さんの店員さんがポストカードのこと 知らなかったのが

今回の敗因のようです。

題名を何度も口上で言わされるという羞恥プレイを堪能させていただきましたことも

今はいい思い出・・(笑)


花嫁と執事と佐々さんの美しい挿絵を堪能できた一冊でした。

佐々さん一時は胴体が変にまのびしていて

バランスがちょっと変と 避けていたときもあったのですが

今回はそういうこともなく表紙にも黒の背景と白百合と白無垢と

紅のトンボ玉の帯飾りが印象的でした。

お話は王道を岩本さんらしくうまく纏めているので 楽しめました。

そしてかのポストカードについていた短いお話は

まだまだ新婚のふたりが蜜月の夜を経て朝をむかえるのですが

花嫁であると同時に執事でもあるので先にベットを抜け出して

アーリーモーニングティを用意しなきゃいけません。

声をかけても起きない主人の耳元に唇をよせて声をかけますがなかなか主人は目覚めません。

肩に手をかけて・・とそのときおもむろに手を掴まれバランスを崩した身体を

ベットに引きずり込まれて組み敷かれてしまうのです~

寝ている自分を置いて目覚めたのが気に入らないのか

はたまた他にしたいことがあったのか

モーニングテイはそのままにふたりは朝のいちゃいちゃを堪能するのです(笑)

主人の朝を慰めるのも執事のつとめまたは花嫁のつとめと囁かれたなら

断りきれませんよね(笑)

羞恥プレイを乗り越えてもらってよかっったお話です(笑)


コメントレスです♪

lisaさん
今回はありがとうございました~

>羞恥プレイを乗り越えてのSSゲットお疲れ様です!
うんうん・・とっても疲れました(笑)
しかも駐車場とガソリン代の二倍でようやく手に入れれたのですから(笑)
電話での応対の相手が変わるたびに題名を何度も口にする羞恥プレイにちょっと
くじけそうになりましたけどね・・・(涙
本屋さんで選ぶのがすきなのですが
今度からコミコミさんで積極的に買いたくなりましたよ(笑)
また読みたいときはおっしゃってくださいね~

コメントありがとうございました!

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HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
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水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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