ラブスクエア (ダリア文庫) (文庫)
崎谷 はるひ (著)
子鳩めばる(イラスト)
(内容)
派手で綺麗な顔をした24歳の征矢は、ある日立ち寄った図書館で、バスケ部の先輩・白倉に偶然再会する。当時、物静かで真面目な白倉と、頑なで斜に構えていた征矢は、相容れなかった。しかし互いに気にせずにはいられない存在でもあり…。再開後も、互いに興味を惹かれあう二人。自分がバイだと自覚していた征矢は、その関係を変えようと、白倉にモーションをかけるが―。
同人誌掲載作 「ラブ・チュ・チュ!」大幅加筆修正し改題されております。
以前リーフノベルズより出ておりました作品を大幅に加筆修正し
同人誌掲載作品「ラブ・チュ・チュ!」大幅加筆修正し改題しておりますので
以前出されたリーフノベルズも持っておりましたが本の古墳のなかに紛れ込んでおりまして探せれません・・・
そのうえ内容も???の鳥頭でしてどこがどう違っているのかがよくわからない状態ですが
これはこれと読んでみるとなかなかあたしの萌えつぼ満載の作品でした。
派手目で綺麗な顔だちをしている夜の職業についている柾谷は
ある日立ち寄った図書館で無愛想な顔だちの司書に出会います
顔立ちと言い雰囲気といいなんだか苛立つのですが懐かしいものが呼び起こされます
図書カードを介して自分の名前をしたそのとうへんぼくさんは
実は高校のときのバスケ部の先輩で反発しあっていたけれど
どこか気になる存在だった白倉でした。
堅物でまじめで頑固で融通のきかない性格だった白倉のスクエアな性格だった白倉とちがって
すべてに斜にかまえたあのころの自分はなかなか相容れないと思っていたけれど
けれど生きることというか、生活することに苦労している同士分かり合えることも多く
これがあこがれというか、恋に近いものとわかっていても
あのころの自分はなかなか素直に恋のスタートラインに立てなかった。
再会し飲み友達になり白倉の人柄をより深く知るにつれ
よけいに魅かれていく自分をとめれず
とうとう柾谷は白倉にキスをしてしまうのです。
捨て身の告白に対して白倉は・・・・
もうこれ大爆笑でした(笑)
いや・・ほんとはシリアスな場面なんでしょうけど
まさか・・ああいう告白がなされるなんて思ってもみなかったです(笑)
好きだけどセックスはできない理由は・・・・
[0回]
好きだけど抱き合えない
方法は知っているけど無理だと言い切る白倉
勃たないのでもなく
男としては細身の柾谷の手首を手にとってあれがこれくらいで・・・
長さもけっこうあって
いままで女性ともさきっぽがなかなかはいらなかったというたいへんきついトラウマがある白倉だったそうです(笑)
柾谷みたいな細身では、ア○ルセックスは無理といいきるんですけど~
みたいと言い切る柾谷
逃げようとする白倉との攻防戦が軽妙でとんちきで楽しかった作品です(笑)
柾谷「やるっつったらやるんだよ、観念して脱げ、このやろう!」
白倉「ばか、よせって、こらっ!見るなよ!」
柾谷「うるせぇ、おとなしくしてりゃいいんだよあんたは!」
とっくみあいのような攻防戦でどっちがなにしようとしているのかはなはだわかりにくい会話が本当に楽しかったです。
それからあとに続くエロエロもなかなかよかった(笑)
崎谷さんワールドを堪能なさりたいかたにお勧めです~~
「「ラブ・チュ・チュ!」も恋のはじめのすれ違いと勘違いが
切なく書かれております~
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