萌えの補給の旅に出れないときは、
過去の膨大?な本の整理に励まなきゃいけないのですが
年末に結構大量の本を黄色い本屋さんにドナドナしちゃったので
それもかなわず・・・・
同人誌も整理して作者別に並べたいという野望はあれども気力体力
何より収納力がおいつきません・・・
まぁぶっちゃけていえばしたくないだけなんですけどね(笑)
といわけでだらだらと過去の本の読みなおしです。
今日読んだのは木原さんのこれ
恋愛時間 (アイス文庫)
木原 音瀬 (著)
(内容)
突然、ずっと可愛がっていた会社の後輩の広瀬に「好きです」と告白されて、有田はびっくり。人の良い、穏やかで優しい男を、有田も嫌いじゃない。しかし男同士なのだ。男の自分に女を見るように「恋している」のだと知り、有田は今までのように接することができない。自分を見つめる切なく熱い視線にとらわれて落ち着けない有田は、とうとう広瀬を呼び出すが。
いまさらあたしが語ることは何もないという名作であるのですが
何回読み直しても本当にいい作品だと思います
男の恋人を持つことで自分自身のみならず家族まで傷つけられた過去を持つ男有田
その有田に恋をする後輩広瀬
普通のBLのようにびっくりするほどの男前がでるわけでもなく、
お金持ちがでるわけでもないのです。
市井のほんとうに普通の人たちのゆっくりと語られる恋のお話です。
お互いがお互いを認め合い高めあい
何よりも失いたくない存在となるまでの日常も丹念に書き込まれています。
[0回]
PR