今宵おまえと 1章 (ミリオンコミックス Hertz Series 89)
木下 けい子 (著)
(あらすじ)
西島陸郎にはずっと好きな相手がいた。十年来のつきあいになる、親友の和久井保孝だ。男同士だから、親友だから、いつかそのうち可愛いお嫁さんをもらって幸せな家庭を築くはずだから――― そう思って、自分の気持ちは押し殺してきた。それなのに、後輩の泣き落としに流され、男と寝たと飲みの席で保孝本人から聞かされる。それなら相手は自分でもいいはずだ、陸郎は保考を自分のものにする決意をするのだが!?
買ってしまって、読んでから気がついたこと・・・
最後の最後まで二人は結ばれないのです・・・
それもそのはず、表紙にも第一章と書かれておりました・・・
あああああぁぁぁぁぁぁ
幸福なふたりが読みたい方には購入は来年まで待ちましょうねと呟いてあげたいです(笑)
焦らしプレイすらも、BLファンとして当然と笑い飛ばせれる豪傑なかたには
どうぞどうぞと勧めてあげたい作品です。
このお話も「幾千の夜」と同じく幼馴染で親友のふたりの気持ちをじつに丁寧に書いております。
ずっとまえから恋心を持っていた友人が
ひょんなことから部下にほだされて一夜限りとはいえ寝てしまったという告白を聞いてしまいます。
女しか愛せれないと思うからこそ
自分の気持ちを押し殺して友人として必死になって付き合っていたのに
だーだー泣かれたから男と寝れちゃうやつだったと気がつかされた
西島陸郎にとってはまさに天変地異のような出来事でした・・・・・
それなら自分の腕の中で捕まえて閉じ込めてもいいんじゃないかと気がついた陸朗は
運よく?転勤が決まり
想い人であり、親友の和久井保孝のいる街に帰ってくることに(笑)
いや、こんな都合のいい展開はなかなかないだろうというツッコミをしたら
お話は進んでいきません(笑)
少しずつ、少しずつ自分の気持ちを和久井に理解してもらおうとがんばりますが
親友であってほしいと頑なまでに思っている和久井にはなかなか
恋の告白もできませんし
覚らせてしまっても気持ちは受け入れてくれません。
ラストでやっと付き合ってくれと泣きそうな顔で告白する陸朗
わかんねぇけど考えてやると和久井は返事をします。
そうして期待をもたして・・・・第二章に続くのですが
来年ですよね・・とぼやいてもいいでしょうか(笑)
コメントレスです♪
さなえさん
温かいお言葉ありがとうございました。
最後まで母の死を冷静に受け止めようとがんばっておりましたが
どこまでも母を超えることはできないままのような気がします。
休みたいと言う気持ちは介護しているあいだずっと感じておりましたが
葬儀もおえたというのに、なぜかおむつの交換の時間とかには目が覚めてしまい
どこか心も身体も落ち着かない日々です。
落ち着くのが怖いのかもしれませんね。
でも母をみならってできるかぎり楽しく生きると言うことにがんばってみたいです。
あ・・小冊子みつかりました。
またお送りいたしますね。
[4回]