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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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この佳き日に(海野 幸)

この佳き日に (二見書房 シャレード文庫) [文庫]
海野 幸 (著)
小山田 あみ (イラスト)




(あらすじ)

俺を貴方の、最後の男にするって誓ってください !

「 ――……俺、男と寝たんだ…… 」結婚式当日花嫁に逃げられた春臣は、
ウェディングプランナーの穂高と禁断の一線を越えてしまい !?

「 なんだよこの人、可愛すぎるだろ ! 」――結婚詐欺に遭い、
結婚式当日花嫁に逃げられた春臣は、その夜、
担当ウェディングプランナーの穂高に誘われるまま、
初めて男といたしてしまった。
確かに穂高は美人で気立てもよく、昼の堅実な仕事ぶりも、夜の妖艶な色気を滴らせた姿も魅力的だったけれども。
いや、しかし! 結婚式のショックよりも、男を抱けた自分にうろたえる春臣。
だが、ふとしたときに見せる穂高の無邪気な笑顔が
抗えないほど可愛く、そんな穂高を独り占めしたいと思ってしまい――。


この作者さんの前作「40男と美貌の幹部」がおもしろかったのと挿絵の綺麗さで買いました(笑)

結婚式で妻となるひとに放置されたあげく

担当ウェディングプランナーの穂高に誘われるがままいたしちゃった春臣です。

理想の妻となるひとに逃げられたショックより

綺麗な人とはいえ男といたしちゃっていることにショックを受けているあたりで

もうこの恋は始まっていたようです(笑)

妻に逃げられた春臣に生きがいをあたえるために

まぁぶっちゃけていえば落ち込まないようにと姉と兄が協力して?

自社の商品をコマーシャルするために結婚式をプロデュースすることになってしまい

ウェディングプランナーの穂高と仕事をすることになってしまい

なんとなく流れで寝てしまったのです・・・(笑)

「二度も同じ過ちをおかすわけにはいかない」と逃げる春臣

「一度しちゃえば二度・三度も同じ」と誘惑する穂高

そのいろっぽさにぐらっときてまたまた激しい夜をむかえちゃうのです。

完璧なやさしい人と思っていた穂高の以外に短気で荒っぽい側面をしるにつれ

ますます心魅かれていく春臣でした。

仕事の上で穂高の昔の男があらわれたり

結婚詐欺の妻になるはずの女性をおいかけたり

いろいろな事件がからみながら

お互いの気持ちに気づいていくというシーンがテンポよく書かれていました。


これ‥小説でもけっこう楽しかったのですけど

漫画とかCDにしても楽しめる作品だと思います。

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椎崎 夕先生 『ひとでなし』&『はじめてのひと』ノベルス連続刊行記念 小冊子応募者全員サービス!!

読書の秋のせいでしょうか・・・

やたらとフェアーと全員プレゼント小冊子に振り回されて

いるような気がします・・・

今回はSHYさんからです。

 椎崎 夕先生

『ひとでなし』&『はじめてのひと』ノベルス連続刊行記念

 小冊子応募者全員サービス!!




椎崎 夕先生の9月30日発売『ひとでなし』&10月29日発売予定『はじめてのひと』ノベルス2冊連続刊行を記念して、小冊子の応募者全員サービスをいたします。
この小冊子でしか読めない椎崎 夕先生の書き下ろし番外編が読めちゃいます!
ご応募いただきますためには、9月30日発売『ひとでなし』と、10月29日発売予定『はじめてのひと』の全2冊のご購入が必要となります。
応募方法の詳細は『ひとでなし』『はじめてのひと』の巻末に記載されておりますので、そちらにてご確認ください。
みなさまのご応募、お待ちしております!



買うつもりでいた2冊ですので

やっぱり応募もしてしまうのだと思います・・・

この「ひとでなし」にはSSがSHYさんのHPで載ってますよー

もう買われた方読まれた方いるんでしょうねぇ。

こういうときちょっと田舎にというか東京から遠く離れた地に

住んでいる不便さを感じます(笑)

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静かにことばは揺れている (崎谷はるひ)

静かにことばは揺れている (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
崎谷はるひ (著)
志水ゆき (イラスト)




(あらすじ)

リラクゼーション系サービスを扱う会社社長・綾川寛二は
『子持ちの女装社長』で有名。
音叉セラピストの白瀬乙耶に突然キスされた綾川は、
妻亡き後、息子の寛のために女装していたが
自分はゲイではないと伝える。
以降、綾川親子と白瀬は友情関係を築くことになるが、
白瀬がふと見せる色っぽい顔、
そして純真な顔に綾川は次第に惹かれて…。


前作「心臓がふかく爆ぜている 」で

主人公齋藤弘の初恋の相手であり良い兄貴役でもあり

小姑(笑)?でもあった綾川の二度目の恋のお話でした。

幼馴染であった妻に先立たれ、仕事と育児に翻弄していく中で

息子寛のために女装してがんばってきた彼です。

齊藤の知り合いで音叉セラピーとして仕事をしている白瀬は

青年期に得た家庭の軋轢で女性不信になりゲイとして生きております。

最初は綾川もゲイと勘違いされて誘惑させそうになりましたが

誤解と気づいてからは息子のシッターの役割もしてくれて

家族ぐるみで和気あいあいと関係が続いておおります。


前作はロハス関連の蘊蓄が非常に多くて、ちょっとお話の邪魔だと感じましたが

今回は白瀬が音叉セラピストということで音叉関連の蘊蓄が多いです。

また亡き妻の遺言で現在のロハス関連企業の隆盛にがんばってきた綾川ですので

彼の仕事の関連の話も多く出ております。

女装がネタのテレビ出演の関連もおおいです。

お話はボリュームがあってよかったです。



孤独でがんばってきたふたりが出会って子どもを中心とした家庭を作り上げていっています。

またこのお子様の寛くんがほんとうに可愛いです。

終始丁寧な言葉ではしゃぐ寛君にちょっとやられてしまいそうでした。

丁寧語で強引に攻めて行くなんて妄想をしてしまいそうです(笑)


白瀬のもつ不幸というか孤独であったことの原因がつきとめられ

みんなでそのことに向かって事件解決までいくテンポもよく

全体的に楽しくよませていただきました。

エロも濃厚でした(笑)






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夜ごとの花 (高岡ミズミ)

夜ごとの花 (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
高岡ミズミ (著)
紺野けい子 (イラスト)




(あらすじ)

小学校教師の藤井吹雪には、忘れられない恋がある。
高校のひとつ後輩で初めての恋人、
五十嵐成堯に溺れてゆく自分に怯えるあまり、
一方的に別れを告げて逃げだしてしまったのだ。
しかし七年の歳月を経て、ふたりは思いもよらぬ形で再会する。
大人の男へと成長した成堯は、まるであの日の復讐を果たすかのように、吹雪の心と身体を翻弄して…。



昔リーフで出版されたものに、

記念小冊子配布の短いお話とリーフF/C会報で出されたお話が入っております。

書きおろしではありませんが記念小冊子も会報でだされた分も読んでいないので

またまた購入ということにしました・・・・

旧版ももちろん手元に置いております。

ということで、本の整理はなかなかできそうにありません。

早く宝くじを買ってBL御殿を建てたいです(笑)

挿絵は紺野さんですが、新しく書き下ろされた部分はありません。

でもいいんです。

美しい挿絵は見ていて心がいやされますものねと自分に呟いておきます(笑)


お話は高校生の時に知り合った運命の男との出会いがキーポイントです。

高校生の吹雪にとってのひとつ後輩で初めての恋人五十嵐成堯との恋は衝撃的なものでした。

まっすぐに見つめる眼差し、少し掠れた低音の声。

自分にはない魅力をもつ年下の成尭に溺れてしまうのをおそれるあまり、

一方的に別れを告げたのでした。

出会うことが早すぎた恋だったのです。

けれど、中途半端に逃げ出したつけはちゃんとやってきて

数年後兄の恋人と紹介された男は・・・・

高校生の吹雪の運命の男成尭だったのです。

成尭と再会し、今でも好きで愛して憎まれていることを知り苦悩する吹雪、

けれどそれでも成尭を愛して欲して望んでいる自分の強欲さが恐ろしいと思う。

兄に対しての後ろめたさはあっても

愛に溺れて行く二人の道行はどうしようもないくらい激しいものでした。

それがやがて兄に知られる日が来て・・・

吹雪はマレーシアにいくことを決心し成尭と二度と出会うことはなくても

もう彼を好きでいることに怯えなくなり

成尭は吹雪と連絡を取らないことで自分を罰し

兄の伊月は会社を辞めることを決心するのでした。


離れている期間は三人にとっても必要な冷却期間になって

やっと自分の本当の気持ちを認めて理解した吹雪

自分のなかの吹雪への気持ちが消せないと気がつく成尭

ふたりの恋のために傷つくことだけだった伊月でしたが

自分も新しい恋をして癒されて、

二人を許して二人の恋の成就のために背中を押してあげるのです。

疵のない人生なんてないのだろうけれど

大きな疵と痛みをともに経験したからこそ

手に入れれた幸福が大きいのだろうなと思います。


あと兄伊月の恋が書かれた「花のように愛は降る」と

教師前島と教え子の金田との恋が書かれた「あなたの花になりたい」は

書きおろしがついているそうで楽しみです。



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シャレードも既刊フェアーです・・・


こうまでフェアーに弄ばれるなら

今度はカテゴリーに フェアーが必要なんかじゃないかと思われる今日このごろです(笑)
 
ということで、ちょっと納得がいかない既刊本フェアーが

シャレードさんでも開催されております。

☆ 秋のときめきベストセレクションv ☆

 実地店舗のみで開催されるということなので

いつものコミコミさんの通販ではだめだということなんでしょうし

もちろん既刊本のフェアーなので 今月発売の本でもダメということです。
 
既刊でないといけないのでしょうか・・・・

すでに読みたい本なら買っているということを

出版社の皆様に声たかだかに叫びばなきゃいけないのでしょうか・・・


 

 

該当作品をお買い求めいただきますと、特製小冊子を差し上げます。
※配布小冊子には限りがあります。 
詳しくは店頭でお確かめください。
※流通の都合で、お店によっては28日に品物到着になります。
ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。
もう少々お待ち下さい。
 
~フェア参加作家~
◆ 矢城 米花 先生
◆ 鈴木 あみ 先生
◆ 義月 粧子 先生
◆ 海野 幸 先生
こうまで既刊にこだわるくらいなら

全員プレゼントの小冊子のほうがまだ納得がいくと思える

今日この頃です(笑)



コメントレスです♪

ゆうみさん
>こうきましたか!!典雅さん!!
ほんとうですねぇ(笑)毎回毎回こう楽しませていただいてありがたいです(笑)
奇想天外作家さんとお呼びしたいですねぇ
>次回はディアプラスでの初作品ですよ!!
おおーそんな新情報をもうお持ちとは・・
さすが師匠!
デイアプラスでますます楽しく読める作品を楽しみにできるっていいですねぇ
がんばって長生きしたいとおもいます(笑)

コメントありがとうございました♪

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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