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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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7月の購入記録

あーーーちゅうまに夏の暑さがやってきましたよね

夏がきたら夏の大祭典がやってきて

コミケがすんだら秋のお庭がやってきてー

それがすんだら、またまた冬のお祭りが・・・・

なんだか最近ますますすぎていく時間が早いというか

生きるということの傾斜の角度がきつく短くなっているような気がします。



ということで忘れないための自分の備忘録と整理をかねて7月の購入記録を。


SHYノベルス
末  夏の塩    榎田尤利   茶屋町勝呂
末  夏の子供   榎田尤利   茶屋町勝呂
 
一冊1980円・・・文庫本も全部持っているのですが・・でもでも
でも、書き下ろしがつくので買うと思います
恐るべしBLマジック(笑)


ビーボーイノベルズ
 
17  BBN 好きだなんて聞いてない 鳩村衣杏 大和名瀬
17  BBN 不器用な純情 (新装版)岩本薫 円陣闇丸
17  BBN 好きの鼓動 (新装版) 岩本薫 円陣闇丸

鳩村さんはあらすじがおもしろそうだったから、
幼馴染が男に恋したと気がついた瞬間にでた言葉は・・
「俺の体をつかえ」らしいです(うろ覚え
楽しみです(笑)

岩本さんの2冊は新書版もっているんですけど・・・
書き下ろしが・・・・
うーんどうしよう(笑)


幻冬舎ルチル文庫

15 不機嫌で甘い爪痕 崎谷はるひ 小椋ムク
15 ラブストーリーで会いましょう 下 砂原糖子 陵クミコ
15 帰る場所 椎崎夕 竹美家らら

崎谷さんは新書版もっているんですけど、
大改稿がもう想像できるので購入予定に(笑)
砂原さんはまの人間接触恐怖症ともいえる作家さんが
恋をしってそうかわっていくのかが楽しみです

 せつなスキーにはすでに定番ともいえる椎崎さん
最近新作が読めていなかったので楽しみな一冊です

 
ディアプラス文庫
10  兄弟の事情  渡海奈穂  阿部あかね
10  征服者は貴公子に跪く  いつき朔夜  金ひかる

いつきさんの延び延びになっていた新刊はいつでるんでしょうか・・・
でも、新作が読めるのは楽しみです



大洋図書ミリオンコミックス  3  たかが恋だろ  山田ユギ
 
幻冬舎 ルチルコレクション 24  15歳  石田育絵
 
新書館 ディアプラスコミックス 30 是-ZE- 8 志水ゆき



今月はそろそろ財政引き締め月間なので・・

すくないはず(笑)>当社比

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インクルージョン  (崎谷 はるひ)

 

インクルージョン (幻冬舎ルチル文庫) (文庫)
崎谷 はるひ (著)
蓮川 愛(イラスト)

(内容)
 
電車で頻繁に痴漢にあっていた大学生の早坂未紘は、ついに反撃するが、人違いだったうえに相手に怪我までさせてしまう。落ち込んだ未紘は、その男、ジュエリーデザイナー秀島照映の仕事を手伝うことに。次第に照映に惹かれていく未紘。未紘の気持ちに気づいた照映は未紘と身体をつないで…。
新書化されたので、旧版ラキア黒のほうは持っていたのですが

またまた書き下ろしも加えられるだろうし、書きなおしもいっぱいだろうし・・・

まさか、まったく違う内容に変化しているかも・・・

なんてことまではないでしょうが(笑)

あいもかわらず厚みがすごいです・・・

でも、これが普通の感覚になっているせいか「ラブストーリーで会いましょう」の本が薄いと感じてしまう

崎谷マジック(笑)



お話は慈英×臣シリーズのスピンアウト作品ですけど

このシリーズを読んでいなくてもまったく支障なくこの作品は楽しめます。

九州男児の博多弁がどこに行っても抜けきることのできない苦悩は

関西弁でどこまでも押し切っていける関西の人間にはわからないそうで・・

イヤー関西人も関西人なりに悩んでいるんだとはおもうんですけどねぇ(笑)



ジュエリーデザイナー秀島照映(慈英のお従兄さんだそうです)×大学生の早坂未紘

痴漢に間違えてけがをさせてしまった照映の忙しい仕事を手伝うために

がんばる大学生未紘です

照映の仕事場にいるやたらキラキラしい青年霧島久遠

いやみったらしい下田

なかなかユニークな人材ぞろいの仕事場でがんばる未紘がかわいいです。

新田さんの挿絵の以前版も可愛い感じではありましたが(あくまでも新田さんものさしではですが(笑)

蓮川さんの挿絵だと以前のシリーズともきちんとそろうのでいいかも。


仕事に励みながら、いままで戸惑いながらがんばってきた都会での

大学生活にたいする戸惑いとか不安とかをこぼす未紘

それらを大人の対応でさりげなく励ます照映

大人だからではなく、自分でも天才慈英と比べて苦悩してきた経験があったからこその

いろいろな思いやりなんですけどね。

その照映をささえてきた久遠の不思議な大人の魅力もひきつけられます。


エロは・・まぁ崎谷ものさしでみたら普通・・・かな(笑)

でも、いろいろ考えさせられるお話でした。






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茅島氏の優雅な生活〈3〉 (遠野 春日)




茅島氏の優雅な生活〈3〉 (幻冬舎ルチル文庫) (文庫)
遠野 春日 (著)
日高ショーコ(イラスト)

(内容)

風変わりな資産家・茅島氏とお抱え庭師の青年は秘密の恋人同士。夏休み、祖母の七回忌のため帰省する庭師にこっそりついてきてしまった茅島氏。庭師はやむを得ず実家に茅島氏を泊めることにしたが、今はまだ自分達の関係を家族に打ち明ける時期ではないと考える。しかし妹の倫子だけは何かを感じたようで。



表紙を三巻とおして並べてみました。

一巻ではやや緊張した面持ちで口づけをうける茅島氏

二巻は自分の腕の中にいる茅島氏を愛情の瞳で見つめる庭師のかれ

そして今回の三巻はお互いのゆるぎない愛情をきちんと実感して抱き合いワルツを踊るふたり

もうねぇ何も言うことがございません(笑)

リーフ版で何回も読んだのではございますが、

日高さんの綺麗でエロい挿絵がより萌えを高めてくださいます。


「彼と浴衣と線香花火」

恋が成就してはじめて彼が里帰りすることになり、かすかな不安とさみしさをかみしめる茅島氏

田舎の空港に彼が降り立ってみると迎えにきた義理の弟の近くに優雅に立っている茅島氏が・・・

荷物も何もなく、ただ自分の思い付きだけで飛行機に乗ってきた茅島氏

可愛い愛情ゆえの行動でしたが

想いき付つだけで行動しちゃった茅島氏にむかっ腹を立ててほっぺをたたいちゃうんですよねー

自分の感情にまかせて飛行機に飛び乗っちゃう大人も大人ですけど

空港で平手で殴っちゃう行動も大人げないんですけどね(笑)

いまだ家族にはカミングアウトしようとは考えていなかった庭師の彼は

偶然出会ったからと自宅でともに休暇をすごすように・・・

両親にはともかく、妹にはそれとなくばれたようですが

お互いがなにごともなくただ自然にだまっているということに決めたようです。

実家でもふたりの時間を堪能できたようでした(笑)



「すれ違い」


茅島氏の行動がおかしい・・・

彼に向ってなんとなくよそよそしい

これで終わりなんだろうかと考える庭師の彼

思っていたより茅島氏に執着し愛していたことに気がつく。

まぁじっさいは彼に飽きられたりしないように自分の時間をつくろうとで歩いていただけなんですけどね(笑)

ある程度の嫉妬は愛のいいスパイスなんだということで


「おともだち」

庭師の彼と付き合い始めて一年くらいでしょうか

彼の気持ちがつかめない、愛されていないというう不安を訴える茅島氏

聖司は庭師の彼に怒りを感じる

そのとき、突然部屋の電気が消されまっくらになるのですけどー

そう、電気が消えているというシグナルは・・・彼の出現なんですよね(笑)

「俺が不誠実な男かどうかあなた自身が確かめろ」という男のきっぱりとしたせりふが素敵でした

そしてなんといっても、

聖司に見られていることをわかっていながら彼に抱かれてかすかに赤らんで

体も心も彼に許しているのだから何をされてもいいとばかり胸を反らせて彼を抱きしめる

茅島氏の姿がほんとうにえろくて素敵でしたー





この小説の最後に付き合って三年になって落ち着きを見せるふたりの姿があって

ほんとうに幸福な気持ちにさせてくれました。

三巻を読むのがほんとうに残念というか、まだまだ続いてほしいという気持ちでいっぱいなんです。

麻々原さんのコミカライズされた作品も評判がよかったようで

一巻で終わるはずの作品でしたが二巻・三巻と続くようです。

日高さんとはまた違う彼女の世界の茅島氏もたのしみでなりません。

この作品のよさを語ってくれたりこさんにお礼を言いたいですー♪

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いとしいとしという心 (かわい 有美子)

 

いとし、いとしという心
かわい 有美子 (著)
南田 チュン (イラスト)
 
(内容)

京都の格式ある名旅館「井筒屋」の若き当主が亡くなった。彼を密かに恋い慕っていた侑央は悲しみにくれる。一方、葬儀で帰省してきた当主の弟・千秋は、次男として当然経営を継ぐと思われていたが、旅館を売却すると言い周囲を驚かせる。かつて一途に兄を想う侑央の想いと秘めた欲望につけこみ、関係を持っていた千秋だが、今度こそその心ごと自分のものにするため、侑央にある提案を──。乱れる心と身体は誰のために…書き下ろしあり!
かわいさんの好きな喪服未亡人萌え全開のお話だそうです。
 
男なのに未亡人???

などという常識はもう宇宙の藻屑に消え果てました・・・

前に出されていた「夢にも逢いみん」とはレーベルが違うせいでしょうか

エロもくどくなく、あっさりーとした感じです。

かといって「流星シロップ」のような爽やかな?男子寮とか友情のような話でもなく

どこか陰のある大人の男の子たちのお話でした。

京都の老舗旅館の後継ぎとその幼馴染さんとのお話なので京ことばといい

雰囲気はたっぷりと味わえる作品でした。



お話は由緒ある老舗旅館である「井筒屋」の若き当主が亡くなったことから始まります。

その若き当主に幼いころから恋心を抱いていた侑央もまた周囲の人たち以上に悲しみにくれております

一方当主の弟として葬儀に参列した千秋

大手都市銀行の出世頭として期待されて、また自分でもそのつもりであったのです

が、

彼は幼い時から二男として何も期待もされていない代わりに

周囲からの愛情も受けていませんでした。

当然家とか、旅館に対する愛着も薄く売ってしまえとの暴言まではいてしまいます。

これには周囲も困ってしまい

千秋と仲が良かった幼馴染の侑央に家を継ぐように説得してほしいと頼まれるのでした。

困るという内心の想いに逆らってまで周囲に断れない未亡人侑央。

実は侑央は当主になるはずだった男らしくてなにもかもに秀でた彼に

誰にも知られず恋心を持っておりましたが

その苦しさに耐えかねて、

彼によく似た声をもつ千秋に眼を覆われたまま肉体の欲望を吐き出すという

手伝いをしてもらっていた過去があったのです。

千秋は侑央が大好きというかもはや執着愛をもっていたので

侑央が兄を好きなら好きでそれでもよい、継げというなら継いでもいい

ただ侑央をすべて自分のものにしたかったのです。

病んでおります・・・

ヤンデレという言葉のままの攻め千秋がほんとうにかわいそうでした。

本来なら未亡人が悪徳攻めに弱みを見せられて思うがままにされるという

受けクン悲哀の話なんでしょうが、

幼いころから侑央をお嫁さんにしたいと思ってがんばってきた千秋に与えられたのは

困難の多い旅館経営と難しい人間関係と

自分のことなどなんとも思っていない情人なんですから・・・・


想いをこめて見守っていればそのうち身も心も自分のものになるとがんばっている

千秋に救済の手を・・・というか幸福を与えてあげてほしいとおもったお話でした。

これって高校生編がたしか雑誌に掲載されたそうなので、この続きもあると期待して・・

いいんでしょうねぇ?


帯の「狡くて、酷い男」

これって・・・あたしには未亡人さんのように感じられるんですけどー(笑)






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DEADLOCK番外編「I need a love that grow」が届きましたー♪

キャラ文庫「SIMPLEX」と小説Charaで応募できた小冊子。

DEADLOCK番外編「I need a love that grow」

表題作は、ロブ×ヨシュア。もうひとつ、ディック×ユウトも収録

ロブ×ヨシュアはふたりが付き合い始めてひと月後くらいのお話

寝起きがわるいヨシュアあんんだけど、それでも付き合い始めて当初はそういうとこを見せないように

がんばって早起きしていたらしい。

ロブに自分の欠点を見せないようにする努力も大切なんだけど

逆にそういう欠点すら可愛らしく思えるハネムーン時期とでもいいましょうか・・・


そういう時期にヨシュアの昔の恋人が現れてきて

二人の考え方の違いや感覚の違いに戸惑い怒りすら感じるふたり

そういう時期も乗り越えてますます熱々になれる二人がうらやましい~


そして相も変わらず仲間たちとのよき時間は続いているようです。

ユウトやディック、そしてパコとトーニャ・・それから限りなく自由に生きているネト

LAに生まれた彼はメキシコに予定のない旅にでる。

それはアメリカで生まれてはいたけれどメキシコという故郷をもつゆえかもしれないし

または愛する弟トーニャの生活が安定しているからこそ

安心して旅に出れるようになったのかもと思われました。

トーニャとパコの関係は相変わらずこれといって進展はないようですが

進展がないことで積み重ねてゆくものがあるのではないかと思われます。

そしてなぜかささいなことに苛立ちを感じているユウトです。

友人を助けるためにまた危険な旅にでようとするディック

愛ゆえに止めたけれど、なぜか心がすっきりとしない。

友人を助けたいという気持ちをもつディックだからこそ好きになったのだから・・・

そのことに気がついたユウトは独立記念日の花火を絶対に一緒に見ることを約束させ

ディックに旅立つ許しを与える・・・・


最後の最後を飾るはずの小冊子で、こんなふたりが離れ離れになってしまう結末ですか・・・

という理不尽な気持ちでいっぱいだったのですが

英田さんんがあとがきで「最近あの子たちはどんなふうに暮らしているのかな」とおもって

彼らの生活を覗きにいくような感覚を味わっているのだそうです。

本での物語は終わりを迎えても作者さまはもとより、

読者であるあたしたちにもやっぱり脳内妄想というか

終わりを望まなきゃ終わっていないのだと思えてきました。

そしてその時の生活は晴れの時もあれば曇りも豪雨も台風の時もあるんだということです。

ハッピーエンドでなければいけないわけではないけれど

なにがあっても彼らは彼らの幸福のためにがんばっているんだなと思えてきました。



最近小冊子論争が各地で繰り広げられいますが、

そう考えたら本編のみで妄想を繰り広げるもよし

小冊子で幸せな彼らのその後で妄想を楽しむのもまたよいものだと思っております。

そのときの縁がもとで小冊子を手に入れればそれでよいし

小冊子を逆に手にいれたくないと思うのもまた自由であると思います。

あとから欲しいと思って論争を始めることも意見の提示として悪くはないと思われます。

いろいろな妄想・いろいろな楽しみ方・いろいろな意見が自由に交流できることが

一番大切なことではないのでしょうか。

小冊子を必死であつめているある腐女子としての意見です。

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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