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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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気がつけば

気がつけば花見などする余裕もないまま

桜が葉桜になり変っておりました・・・・

BLを読む時間はあるので言い訳がましいといえばいいわけなんですけど~(笑)

「俎上の鯉は二度跳ねる」5月8日にFCα(フラワーコミックスアルファ)から発売されるのですが

その時に「窮鼠」も新装販売されることがきまっていたのですが

この「窮鼠」なんですけど


版型がB6から新書判に変わるほか、
描き下ろしカバーイラスト
『俎上の鯉~』との2冊で対になった絵になっているらしいです
描き下ろし漫画
 当時ページ数内に入れられずカットしたエピソードがはいっているそうです
その他JC版未収録のカットが入っていたりするらしいので

再度の購入になりますがまた懲りずに買っちゃいそうです(笑)

↑あたしだけじゃないよねw?




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蒼い海に秘めた恋 (六青 みつみ)


蒼い海に秘めた恋 (ガッシュ文庫) (文庫)
六青 みつみ (著)
藤 たまき (イラスト)



(内容)

“憎まれてもいい… あなたが好き”
特効薬開発の生体実験を受けていていたショアは、養父である開発室長のエルリンクに裏切られ研究所を逃げ出す。そして幼い頃から憧れていたグレイに会いたい一心で彼の元にやってきた。男らしく精悍なグレイは、想像以上の優しさでショアを迎えてくれる。しかしある日、ショアは出身を偽ったことでグレイを騙したと誤解され、彼に冷たく突き放されてしまう…。だけど、どんなに嫌われても好きな気持ちは変わらない―。けなげなショアに訪れた最初で最後の恋の行方は…。




ショア・ランカーム―――人類を無類なき悲劇と恐怖に陥れてきた『水腐病』から、

全人類を救うたった一人の存在。

研究所で大切に隔離され育てられてきたためか

世間に対してうといというか純真すぎるためか21歳という設定よりはるかに若くというか、

幼く感じられる。



子供のころ自分を救ってくれた

エルリンク・クリシュナとの関係は愛だと信じて疑っていなかったが

エルリンクに所長の地位を奪われることをよしとしなかった前所長に簡単にだまされて

「あの子は、もう完全に用済みの存在です」という表向きでしかないたった一言によって

今までの信頼も愛もすべて壊れたと思いこむ。



5歳から育てて、研究と抗体目的があったとはいえ

そこになにかしらの愛情と信頼の関係があったはずだとおもわれるのだけど、

ころりとだまされるあたり短絡的でお子様すぎるような気がする。


ショックを受け軟禁状態であったショアを救ったのは

資料用の記録盤に収録されていた、ある青年の姿だった。

太陽のような笑顔、澄んだ碧い瞳。やさしそうな声……。

一度でいい、この笑顔が見てみたい。

ショアは最後の望みを胸に飛び出した。オルソン・グレイの下に


『本当に役に立たない人間なんていない。
   人は誰かを支えるために生まれてくるんだ』


グレイのもとでささやかな幸福を手に入れたと思っていたのだけど

ささやかな誤解がもとでグレイから遠ざけられ、

孤独な生活を感受するようになるのだけど

エリィの時とは違って、

自分を責めどんどん寂しくなっていくのだけれど

ただただグレイのそばにいたいと孤軍奮闘していた

脳腫瘍によって体調はどんどん悪くなっていくし

グレイの新しい恋人候補へ命じられた生還の見込みのない指令も黙って引き受けて消えようとするし

なんというか、ここまでも不幸にならなきゃヒロインになれないのだとしたら

ちょっとつらいなという話でした。

最後は無事グレイに助け出され、誤解も解け、関係も良好なままなんですけど

単純にいいひとであるグレイよりも

心の底で何考えているのかわからないけど、

うまく言葉にして言い表せれないエリィの孤独な魂の方がなんとなく心ひかれた話でした。

ちょっと泣きたいときにいいのでしょうとお勧めしときますね(笑)

「可哀そうなエリィの救済策」が発売日は未定ながら決まっつているそうです。

個人的にはそちらのほうが期待大かな。

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薬指が知ってる      梅太郎

薬指が知ってる (ディアプラスコミックス)
梅太郎 (著)



(内容)

デパート外商員・波平は、セレブで強引な千束の恋人。千束に日々愛を囁かれているが、ある日彼が周囲に波平との付き合いを隠していると気づいてしまう。傷つき、飲み会で飲み過ぎてしまった波平。翌朝、半裸の波平のベッドには、同僚(男)が眠っていたーー!?




『明日、彼のベッドで。』『眠れない恋人』ときてのシリーズ三作目。

強引で傲慢で傲岸なお姫様の千束の愛情表現は言葉数が足りなくてわかりづらいようで・・・

王子様も不安に陥りやすいのだけど

今回は王子様も待つだけではなく自分からがんばって問題をはねのけて

困難を解決して王子様の気持ちを自分にむけようとする。

待つだけのせつない美徳も嫌いではないのだけれど

待つだけで幸福も不幸も十分に感受しないまま生きるよりは

生きているという充実感がありそうであたしは好きだ。

次回のシリーズも波平と千束のカップルでいくそうで楽しみです。

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「俎上の鯉は二度跳ねる」コミックス発売決定

ネットでちらほらあの「窮鼠はチーズの夢をみる」の続編である

「俎上の鯉は二度跳ねる」のコミックス化の噂が出ておりましたが

今日小学館さんのサイトでも正式にでてましたね。

5月の8日発売みたいですー

モバフラを見れなかったためにじれじれして待っておりましたが

とうとう手に入れることができそうでうれしいです

Judy Comicsが今はもうないので

フラワーCアルファという名前で出すのでその時に「窮鼠はチーズの夢を見る」も発売されるみたいです。

「窮鼠」も手に入りにくいという噂がちらほらあるので

こうして再度日の目を見ることができたのは嬉しいことです。


水城先生の作品に求める質の高さももちろんですが

その前にこの作品を求める方々の想いが実ったということ嬉しさ2乗です。

あ~早く5月になればいいのに(笑)



あ・・・もしかして「窮鼠」も書き下ろしとかつくんでしょうか・・・?






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スキャンダル〈上〉〈下〉 (水壬 楓子)

スキャンダル〈上〉 (リンクスロマンス) (単行本)
水壬 楓子 (著)
高座朗(イラスト)




(内容)

養護施設で孤独に暮らしていた中野佑士は、セックスの相手をするかわりに不自由ない生活を手に入れる―そんな取引で代議士・秋津祥彰の養子となった。無垢な身体を開かれ蹂躙されながらも、どこかやさしい祥彰の腕に孤独だった佑士の心は癒されていく。祥彰との生活にも馴染み始めていたある時、佑士は祥彰の政敵に誘拐されてしまう。見知らぬ男達から輪姦・凌辱され、佑士は祥彰の政治生命を断つために嘘の証言を迫られるが…。



スキャンダル 下 (2) (リンクスロマンス) (単行本)
水壬 楓子 (著)
高座朗(イラスト)



(内容)

養父である代議士・秋津祥彰の政敵に誘拐され、輪姦・凌辱されつづけていた佑士は、祥彰の手によってようやく助け出された。しかし、ぎこちない祥彰の態度を誤解した佑士はこれ以上迷惑をかけたくないと家を出てしまい…。互いに相手を想いながらも擦れ違う、切ない恋を描いたスキャンダル・ラブ、遂に完結!捜査二課の城島高由が、政界の重鎮・久賀清匡に翻弄されるリスク・ラブ『プロローグ』に、佑士と祥彰の書き下ろし掌編も収録。



前作も所持しておりましたが、あまりの痛さに読みかえすことができないまま売っぱらってしまっておりました。

耽美という名の下に不思議な痛みのある作品が多かったあの当時にしても、センセーショナルな内容で刺激的でした。

今回は主人公の佑士(受け)の年齢がちょっと上がっているのと

昔の作品はたしか・・・中学生じゃなかったかな(うろ覚え)

あんなとこやこんなとこの部分がすっぱりとなくなっておりました。

痛みの部分というか、たぶん読者様に配慮した部分がすっぱりとなくなって

読みやすい文章になっており、

もうだめだーーーと弱音を吐くこともなく読みきってしまいました。



端的に話の部分を説明すると

大人の飼い主が好みの小さな同性の子犬ちゃんを飼育して育てておりましたが

その可愛らしさと飼い主憎しのやからに無理やり連れ去られてあんなことやこんなことの無体をされてしまいます。

飼い主はあわててしまいペットブリーダーの中でも力のある人に

体を売りつくしても子犬ちゃんを探してもらうことをお願いいたします。

海外まで売られてしまおうとしたその瞬間に無事捕獲できてめでたしめでたしなんですけど

無体をされて自分自身に自信がなくなった子犬は飼い主にふさわしくないと思いつめて家出しちゃうのです。

まぁまたペットブリーダーの中でも力のある人に依頼して飼い主が無体な目にあわされているところを見た子犬ちゃんは

そんなに愛されているという自信を得てハッピーエンドというお話でした。





山あり谷あり・事件満載・昼メロの世界を堪能な去りたいかたいかがでしょうか?


来月はあのブリーダーのオヤジのお話です。

実はこっちのオヤジもひと癖もふた癖もあってなかなか大変で楽しい方のようでした。

楽しみです(笑)









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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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