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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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サイド・カー制御法 (立野 真琴 )



サイド・カー制御法
Dear+コミックス
立野 真琴 著


出版社名 新書館
出版年月 2008年8月


(内容)

ゲイがあつまるバーのバーテンダー香坂は無愛想でノンケ。ところが、そんな彼を夜な夜な口説く、小悪魔系美少年とオレ様社長の二人組があらわれた! 恋人同士のような二人にアプローチをかけられながら、香坂は彼らが自分を求めていないことに気づく。それを指摘した香坂の一言が、微妙なトライアングルに嵐を呼んで……!?



以前にでていた「マティーニ攻略法」のリンク作で

ゲイがあつまるバーのバーテンダーをしている香坂が主役になっております

バーのオーナーどころかそこで働いている後輩もゲイだし

来るお客来るお客ほとんどがそういう匂いをさせている割に

ご本人はまるで気が付いていないという設定でお話はすすんでいきます

そんな彼に夜な夜なアプローチをかけてくる不思議なカップルがいまして

彼によくにた男と恋人同士だったのに

そのカップルと思っていた二人はその男に捨てられたという

なんともはやな設定です



でも、立野さんの作品に出てくる男たちの体はすきです(笑)

肉体というか、筋肉がちゃんと付いているんですよね

やや細身の体ですがこの主人公もきちんと男の筋肉がついてましたし

カップルの片割れの長身の社長も男の体つきはもちろんなんですが

ネコ役のカップルの片割れ君も少年のように伸びやかな体ですが

きちんと男の体をしております

サイトで立ち読みもできるように設定されておりますので

あたしと同じく綺麗な筋肉が好きな方はどうぞー(笑)






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硝子の花束 (杉原 理生)



硝子の花束 (幻冬舎ルチル文庫 す 2-4) (文庫)
杉原 理生 (著)
佐倉ハイジ(イラスト)


(内容)

大学生の瑛は、兄の恋人だった脩一と一緒に暮らしている。数年前、兄・雅紀の死に落ち込む脩一と一時期関係を持っていたが、今はお互いそのことには触れられずにいた。昔から脩一を好きだった瑛は、脩一と恋人同士になりたいと願っていたが…。ある日、不思議な均衡を保ちながら暮らす二人の前に、雅紀がかつて家庭教師をしていたという青年・本宮が現れ―。



「37℃」ですっかり杉原さんにはまったあたしですが

これにはあまり萌えませんでした・・・

何が原因なんだろうと考えるにあたっておもいついたことは・・・




全般的にやさしい繊細な人たちが

詩のように綺麗な世界で暮らしているという感触があったせいでしょうか・・・・

幼いころ母が男を作ったということが原因で父の実家に身をよせることになった瑛

捨てられたという心の傷を癒してくれたのは

隣家のやさしい老婦人と

その老婦人の孫でやはり両親に離婚され、父の海外出張に伴って一緒に暮らすことになった脩一

同じような境遇でもあり、同じような感性をもった二人が出会い引かれていくのは当たり前とでもいいましょうか

兄が母の元から父の元に引き取られることになり

そのさまざまな悲しみを背負った3人が

仲良く生きていくことになるのですが

脩一と雅紀が恋人同士になり、やがて別れのときが来て

雅紀の死により決定的に別れることになり、

心が壊れてしまった脩一を癒したいと瑛は体を許すのですが

ある日それにも破綻がき、

体の関係があったその瞬間をお互いに忘れたかのように

ともに暮らす穏やかな時間・・・・・


雅紀の家庭教師をしていた本宮の出現により

過去がまた鮮やかに浮かび上がり、今を見つめなおし

未来にかわっていく・・・






綺麗な切ない恋心に萌えなくなったというか、共感できなかったのは

あたしの今の気持ちがエロなのかもと放置しておりましたが

熟成しても萌えそうにはありません・・・

またピュアな気持ちになれたら読み直そう・・・



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デコイ 迷鳥 (英田サキ)



デコイ 迷鳥 (SHY NOVELS 209) (新書)
英田 サキ (著)
奈良 千春 (イラスト)

(内容)

デコイシリーズ完結!!

「俺はお前を信じてる。
お前は俺を裏切ったりしねぇよな?」
関東侠和会の那岐には誰にも言っていない過去があった。
それがある高仁会元会長の殺人犯を探す最中、
過去の亡霊ともいえる男と再び顔を合わせることに・・・
一方、記憶を失っていた安見は、自分の上司と名乗る男と会い、
思いがけない事実に戸惑っていた。
自分には火野が必要だ。火野がいなくてはならない。
しかし、その関係は偽りのものだった!?
裏切りと真実。希望と絶望。
縺れ合う憎悪と愛情。そして絆。
男たちの想いの行方は・・・!!



エスのあのかたたちが・・と感慨深かったあの前作『デコイ囮鳥』

過去の因縁とかしがらみとか事件とかが

息が詰まるような展開とともに綺麗に最後は片付きました

謎によって覆い隠されたピースがきちんとはまったとでもいうのでしょうか・・・

英田さんさすがだなーという感じです





火野と那岐なんですが

苦難の多かった過去をともにしてきたことで、今の恋人のですら

切れない絆を持つ二人が印象的でしたね

結局将来はともに過ごすことはできない大きな価値観の違いに気が付いて

過去を振り切るために握り合った手を離しあった二人で

もう交わることがないと思いながら

それでも切っても切れない何かがあるとお互いに認識しあうふたり・・・

これって・・・

恋人よりも

家族よりも太くて確かな関係なんじゃ・・・

お互いの恋人たち立つ瀬がないw?






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恋になるまで身体を重ねて (鹿住 槇 )

新刊を買いにいきたくても田舎の哀しさでなかなか発売いたしません

ということで

時々は積んでおいた本やら、

過去読んでおもしろかった本に手をだしています






恋になるまで身体を重ねて (キャラ文庫)
鹿住 槇 (著)
宮本 佳野 (イラスト)

(内容)

「恋人ができたから、もうセックスしない」。五年越しのセックスフレンド・真田から、一方的に別れを告げられた小早川。クールな美貌の真田とは身体の相性も最高で、お互い何の不満もないと思っていたのに…。釈然としない小早川は真田の元を訪ねるが、真田が恋人に抱きしめられているのを見てしまう!!嫉妬に駆られた小早川は真田を無理やり抱こうとするが、なぜか真田は拒まずに…。





確か・・・宮本さんの挿絵に惹かれて買った本だと思います

大学の時にふとしたはずみで身体を重ねてしまった

友人同士なんですが

卒業してからも、就職してからもなぜか関係は続いております

遠くに転勤となり会いにいくために110分の距離が開いてしまっても

週末身体を重ねることが当たり前のようになっていましたが

ある日「恋人ができたから」と別れを告げられるのですが

そうされて初めて自分の本当の気持ちに気が付くというお話です

丹念にお互いの心情が書き込まれておりましたので

何回読んでも飽きないお話です

宮本さんの絵も雰囲気にまっちしてより視覚効果を高めてくれております




当て馬役にされた大学生くんが

真田からいわせたら ちょーかわいい  らしいです(笑)

自分よりも大きくて気が利いた男の子をそういう心理はよくわかります(笑)

でもほんとうにこの子はかわいいです

自分が大事にしようと思っていた真田が本当に好きな人はだれかと

悟ると全力で真田と小早川の間の誤解を解こうと奔走します

恋の勝利者になるためには、真田にきちんと過去を清算して

自分と向き合ってもらいたかったのでしょうが

残念ながら大人たちは過去ごとくっついちゃいました

まぁ青年にはこれからがあるしー・・・・(笑)










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他人同士 1(秀香穂里)



他人同士 1 (キャラ文庫 し 2-12)
秀 香穂里 (著)
新藤まゆり (イラスト)


(内容)

最新の流行を扱う大手出版社の情報誌『エイダ』—。浅田諒一は自他共に認める敏腕編集者だ。ドライな恋愛が信条のゲイだけど、家を追い出された年下のカメラマン・田口暁と、期間限定で同居することに!!仕事相手とは寝ないと決めていたのに、筋肉質で長身の暁は、諒一が抱きたいタイプそのもの。ある晩、ついに手を出そうとした諒一は、逆に「俺にだって男が抱けます」と押し倒され—。




秀さんのはるか・・・といったら失礼ですが

昔の作品のようですが、

しょうこりもなく全部集めたら小冊子が手に入るというので購入しました・・・・・

(だってーおもしろかったら困るも~~んw)

デビュー作にふさわしくというか、秀さんの魅力というか

働く男たちがすきなんだなーと言うのがひしひしと伝わってきました

でも何でこの二人が恋愛関係に至ったのかとか

どういう積み重ねで引かれていったのかがちょっとうすーいような

感じがしました

なぜならー

あんまりあらすじに関係のない主人公浅田諒一にいいよった女の方が

一番印象的だったから・・・・(笑)




まぁ全3巻ということなので

全部読みきってからすべての感想をきめたほうがいいのかもです






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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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