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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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ただ一度の恋( 飛沢 杏 )



ただ一度の恋 (B-PRINCE文庫 (と1-1)) (文庫)
飛沢 杏 (著)
有馬 かつみ(イラスト)

(内容)

精悍なやり手の若手政治家・允紘に大学時代から熱愛を捧げられ、求愛され続けている警視庁管理官の悠生。自らも深く允紘を愛し、彼から注がれる愛撫と快楽に甘く蕩けながら、あくまで体の関係という態度を貫く悠生の前に、脅迫者が現れて!?管理官としての自分のことよりも、允紘の立場や一生を想った悠生は、密かにある決意を固める…。本物のオトナの愛と官能、続編書き下ろしつき。



出会ってから十四年間の愛を積み重ねています

心から愛している若手政治家・允紘の幸せを願うからこそ

体だけと決め付けている態度で折り続けます

事件プラス見合い話に動揺し愛しているからこその気持ちで

別れを決めていくシーンはほんとうにせつなくて哀しいです







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イケナイ男(神室晶/高緒拾)



イケナイ男

著者:神室晶/高緒拾


ピアスシリーズ

定価(税込):680円





(内容)



イケメンだらけ!過激Hまみれのエロ★パラダイス!!





恋人にHが下手と言われフラれた涼は、Hの修行の為、イケメンばかりのゲイビデオ会社・JSプロを訪れる。さっそく攻め役でデビューするが大失敗!そこで憧れの男優・達哉を相手に初めての受け役に挑戦するが……。

カラダの芯が甘く痺れるイイ男達の濃厚なラブえろ♪が満載★贅沢な珠玉作の登場!!

もちろん、描き下ろしもたっぷり入ってます!!







漫画としては初めてゆっくり読むことができたかたなので

よく知らないのですが

お二人で書かれている方なんでしょうか?

それともどちらかが原作を????

などと途方もないくらいわけわからない状態で読んでおります

ファンのかたいらっしゃったら申し訳ないです・・

でも、前作立ち読みした(すいません・・)

「海鳴り」とは 打って変わった雰囲気で楽しくてエロ満載です

お話もよかったですが、

筋肉がすごく綺麗にかけております

男というか、漢とでもいいましょうか 好きです(笑)

裸の絵とカラミが合わさってデッサン的に狂いがないというか

美しいと感じられるのは、ほんとうにすごいなーと素人ですが思いましたね





お話は彼氏から一方的なセックスにあきれ果てられて

三行半とともにくれたゲイビデオからはじまります

そのビデオに出演している男たちのかわいさとかっこうのよさに惹かれ

(つまりは出演者ふたりに心と体がざわめいちゃったということでw)

出演する決心を固めるのです

明るく楽しくきちんと仕事としてなされているセックスに

人目で惹かれて自らも体を開発されちゃって

楽しくパワーアップしていくのは本当に読んでいて楽しかったです

いろいろな問題はあるのですが恋人も捕まえれちゃうので

まぁ何問題ということで(笑)


もうひとつ大人カップルのお話も組み込まれていて

これもなかなか楽しいお話でした

読んで損はないとおもえます~~


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どうしても触れたくない(ヨネダ コウ)



どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)
ヨネダ コウ (著)


(内容)

…なんか変なコトしたくなるよ、お前… 新しい職場に初めて出社した日、嶋はエレベーターで二日酔いの男と一緒になる。それが、新しい上司・外川との出会いだった。無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏み出せずにいる。一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。好きだけど、素直にはなれない…… 不器用な想いの行方は?







絵だけみていると

リボーンかテニスの王子様・・・の同人誌と思っておりました

でも木原さんが絶賛されているこの本

さすがにさすがです

愛することの痛みとか恋の切なさがギュギュと詰め込まれておりました





過去の恋の傷跡に怯え、出会いとか普通の社会的な会話とか接触すら

怯えて身構えてしまう嶋

そんな嶋の心をゆっくりとつかんで愛することの心地よさを教えていく

外山

出会いは最悪

でもしきりにかまってくる外山のやさしさに触れて

惹かれていく自分に怯える嶋

寝たことすら愛ではないとわかっているけれど

妻と子供がいるそんな普通の恋や日常が似合うその人に

家庭を切望するような過去のトラウマがあることを知り

ますます自分では彼にふさわしくないと思い込んでしまう

けれどどうしても手放せがたいと自覚してしまう・・・・

最後に勇気を振り絞って栄転した京都に追いかけていくのです




お話も切なくて涙が出てきそうになります・・・

繊細な表情もすごくいいです

それにお話のところどころに見せる二人の会話も絶妙です

木原さんほどうまくは語れないですけど

あたしからも絶品ですとのコメントを残したいです(笑)




シンプルなストーリーのなかに

恋愛の切なさがギュギュと詰まっています。

大人のお嬢さん方にじっくり読んでもらいたいお話です



↑木原さんの推薦文です

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獅子は獲物に手懐けられる (榎田 尤利 )




獅子は獲物に手懐けられる (SHY NOVELS 210) (新書)
榎田 尤利 (著)
志水 ゆき (イラスト)


(内容)
内容紹介
他の男を気にしてる場合か?俺だけ見て・・・俺だけ感じていろ」
呼吸器内科の医師である鶉井千昭は、ある夜、自宅で突然見知らぬ男に襲われた。
それが会員制デートクラブ『PET LOVERS』のライオン、蔵王寺真との出会いだった。
足首に見えない鎖を繋がれている千昭と、金で愛を売る不遜なライオン、真。
千昭の義兄の企みの下、不本意な出会いを果たすようになる。
しかし、ある過去が千昭を苦しめ・・・究極のビーストラブ。

★Pet Loversシリーズ第2弾




Pet Loversシリーズなんてのはいつできたのでしょうか・・・

などという突っ込みは大人気ないのでしませんが

前回の調教ものとはまるでお話に関連はありません

あるとすれば、会員制デートクラブ『PET LOVERS』が関連するということです


お話は愛などと考えようもないくらいに義理の兄に苛められ

虐待を繰り返され、身も心も疲弊されている千昭

義兄はそういう千昭をますます暴力と被虐に突き落とそうと

『PET LOVERS』のライオン、蔵王寺真に強姦させようとします

家族を守ろうとけなげに耐える千昭に獅子(蔵王寺真)は惹かれ

のめりこんでいき千昭を守ろうと奔走しますが

肝心の千昭にわが身を守ろうとする意識がまるでないので

なかなかお話はすすみません



やがて、義兄はわが身からでた錆によって自分を滅ぼす道に至ります






これでみんながハッピーといえばそうなんですか

同じ母という立場からみたら千昭の母にたいしてとか義父にたいしてとか

なぜか釈然としない気持ちです

千昭の母と父が再婚することにより義兄の心がゆがみ

千昭や母に対してゆがんだ嫉妬や執着心をもつことは理解できます

自分よりよくできる義理の弟という存在もよくなかったんでしょう

最後は母の悪口を言われた千昭がかっとなり喧嘩をしたため

不幸にも下半身を熱傷したためそのことを逆手にとり

より千昭を憎んだことも理解できます

でも、子供たちがそこまで争っていることを・・・

義兄がひとりで憎んで嫉妬し心と体に暴力を繰り返していたことを

同じ家庭にいる人間として保護者として気が付かなかったのでしょうか?

気が付いたとしても心臓も弱く、小さな子供もいることですし

夫を愛していたので離婚とか考えられなかった

自分の平和を守りたかったという

母の気持ちはあたしにはどうも理解できません・・・

獅子はわが子を千尋の谷に突き落として我がこの成長を祈るものです

弱くても自分の子供の成長を助け見守り

義理とはいえ 千昭の兄という存在の子がまっすぐに成長するよう

手助けはできなかったのでしょうか・・・・?


弱き存在でもある人間を人間が責めることは愚かなことですが

今回のお話の感想です・・・・・



あたし個人としては

榎田さんには、「交渉人」シリーズみたいに

お話も会話も事件も楽しめる作品がいいなぁと勝手に希望です






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デコイ 囮鳥(英田サキ)

すごく好きな作家さんですが・・・感想は書いてませんでした

好きすぎて冷静に読めるまで時間がかかってしまい

いざ書こうとしたらなんか時期が済んでしまっている感があって

放置のままというのもよくあります

「デコイ」シリーズというのでしょうか

一巻めの「 囮鳥」が発売延期となりちょっと残念だなーと思ってましたが

上下巻同時に発売ということは焦らしプレイ味わなくてもいいんだーと

前向きにまって月末に本屋にいきましたら

なぜか下巻にあたる「迷鳥」がないんですよね・・・・

探しに探しましたがレジのとこに一週間発売が遅れると書いてありました

やっぱり焦らしプレイなんですね・・(笑)





デコイ 囮鳥 (SHY NOVELS 207) (新書)
英田 サキ (著)
奈良 千春 (イラスト)


(内容紹介)


「あんたにとって、俺はなんなんだ?」
銃を手に意識を取り戻したとき、安見亨はそれまでの記憶をすべて失っていた。
俺は誰だ?この銃は・・・?
自分に怯える安見に名前を教え、優しく、けれど得たいの知れない闇を感じさせる男、火野。
一方で高仁会元会長の殺人事件をめぐり、ある男たちが呼び出されていた。
関東侠和会に属する那岐と加賀谷だ。
交錯する過去と現在。そして、因縁。
男たちの闘いが始まる!!

デコイシリーズ上下巻発売!!
上巻→デコイ囮鳥
下巻→デコイ迷鳥



「エス」のふたりもちょこっと出てくるというのでわくわくしてました

ほんとうにちょこっとですが

二人が幸せそうでよかったなーと思いましたね(笑)




さてさてこの本編のほうですが、二組のカップルと

その4人の過去と現在と謎と事件と生活が微妙に重なり合って

かぶあいながらお話がすすんでいきます

ある事件により記憶をなくした安見亨は

不可解で不思議な男火野と同居をしております

火野の執着に喜びを感じながらも消えない違和感

安見亨が起こした事件を調べているやくざのふたりは

火野と関係がありそうで・・・

いまのところ本当にさわりだけといいますか

お話の核近くまですすんでおりますが全部終わっていません

下巻発売が楽しみです





うーん

これもこの「デコイ」シリーズ&10月発売の「交渉人」シリーズのうち

どれか2冊買えば小冊子に応募できるそうです・・・

以前も書きましたが「エス」にはまったときは

すでに小冊子が一万円という恐ろしい金額になっておりましたので

買えないままという苦い記憶があるので

これも多分応募すると思います

小冊子に振り回されていますよね(笑)

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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