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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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飼い犬には鎖を (火崎 勇 )

飼い犬には鎖を (ショコラ文庫) [文庫]
火崎 勇 (著)
草間 さかえ (イラスト)





(あらすじ)

人づきあいの苦手な新進気鋭の画家・石原梓に、幼い頃から子犬のように懐いて後をついてきた6才年下の幼なじみ・稲葉晶吾。大きな図体の大学生となった今でも「梓ちゃん」と呼んでまとわりついては甘えてくる晶吾に、可愛い子犬がいつの間にか大型の駄犬になったと不満を洩らしていた梓だったが、ある日大学の友人達と一緒にいる晶吾を見て驚く。そこには自分の知らない、『男』の顔の晶吾がいた――。



簡単にさらさらと読める火崎さんらしいおはなしでした。

ツンデレの年上のプライドのあるおねーさん受けと

幼い頃のままに欲して焦がれている大型わんこ攻めとでもいいましょうか。

猫のように自由できまぐれでわがままな受けを

押したり引いたりしながらがんばっている攻めの努力が見えにくいことと

ツンデレ猫さんのツンツンツンがやたらとがっていて

デレの部分が弱いところが気になったのだけど

王道のおはなしで読みやすかったです。


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密愛契約 (藤森 ちひろ)

密愛契約 (ガッシュ文庫) [文庫]
藤森 ちひろ (著)
梨 とりこ (イラスト)




(あらすじ)


「自分に値段をつけたことがあるか?」あまりにも優雅で官能的な微笑だった。肉食獣を彷彿とさせる男の色気に、裕紀は凍りついた―。有名レストランで副支配人を務める瀬川裕紀は、独立を考えていた。資金集めに苦労する裕紀に、ある客が声をかける。高級クラブを営む実業家神矢が開業に必要な資金を出すと申し出たのだ。闇に繋がると噂に聞くが、以前から目をかけてくれた上客だ。能力を買ってくれたと純粋に喜ぶ裕紀。だが、神矢は代償として、ひとつ条件を出す。―裕紀が「愛人」になることを…。


あらすじと挿絵さんで購入した一冊

おはなしは王道のテンプレどおりと言いましょうか

ひねりも何もなく一直線に進んでいきます。

読みやすく不安も切なさもなにもないのです・・・

愛人になることを強要するくらいのふたりになにがあったのか・・・

というねちっこさがほしいと思いました。

拍手[1回]

サクラサク―不惑の恋 (いおか いつき )


サクラサク―不惑の恋 (ガッシュ文庫) [文庫]
いおか いつき (著) 高橋 悠 (イラスト)





(あらすじ)

容姿端麗で仕事もデキる俊哉は四十になった今でも独身生活満喫中。
だが、心の支えだった愛猫の死から一ヵ月、一人の部屋に帰るのが嫌で、
必要もないのに残業する毎日。
そんな折、隣に住む大家族の長男・大樹が受験で集中出来る環境を探していると知り、
寂しさを紛らわせるつもりで自室の提供を申し出る。
最初は軽い気持ちだったが、「おかえりなさい」と出迎えられたり、
息抜きの珈琲を一緒に飲んだり…
大樹と交流が深まるにつれ、
ふたまわり近く年の違う大樹に惹かれている事に気づいてしまって―。
もう作者さん買いはやめようとちょっと胸の痛む決心をいたしました。
 
不惑といわれる年齢の、いい年のおっさんが
 
若い男の子と恋におちて

サクサクと恋が進むだけで悩みなんてなんにもありゃしません。
 
BLというファンタジーを楽しんでいるのですが
 
こんなに嘘臭く進むことなんて誰も期待してないと思います・・・
 

仕事も順調

親は海外での生活を満喫で老後の介護の不安なんてかけらもなし

友人は応援してくれるどころか 有効なアドバイスまでくれまして

それがなにからなにまで効果的

悩みといえばお肌ののり具合で肉食から魚食にかえるだけでOK・・・

いっそ年下攻めならこんなに落ち着いた雰囲気の高校生じゃなくって

大型ワンコが可愛らしく?暑苦しく攻めてくるほうが好きです(笑)


買うんじゃなかった。

というのが感想です・・・(笑)


コメントレスです♪

lisaさん

第一弾は図書カードでしたのでスルーしちゃってました(笑)

薄い記憶なので定かではないのですが食指が働かなかったことを覚えております。
>BLへのアンテナがしぼんでいました
いやいやいや
あたしも十分気持ちが萎えてましたよーー
気持ちはわかります。
が!楽しむ気持ちもまた十分に水をやって根っこをはらして
いいBLアンテナを立ててあげてください。

これは雑誌を買わなくてもよい分
予定外の文庫を買うのですが、食わず嫌いの作家さんを試せれて
なおかつ小冊子が(笑)
がんばりましょう~

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遠くにいる人 (ひのもと うみ)


遠くにいる人 (ショコラ文庫) [文庫]
ひのもと うみ (著)
松尾 マアタ (イラスト)


(あらすじ)

家具工場に勤める佐倉治樹は、本社から移動してきた上司の小田島達朗に恋をした。
彼の素行の悪さを知る治樹の幼馴染は、小田島だけは止めておけと何度も言うが、
地味な治樹にとって華やかな小田島は憧れずにはいられない存在だった。
そして小田島はなぜか事あるごとに治樹をかまい、特別な優しさを向けてくる。
期待してはいけないと思いつつ、治樹はその幸せを受け入れはじめるのだが…。
まったく自分に興味がない人に恋することの悲しみ

それどころか、自分に声を掛けるのは、

自分と親しい幼なじみの友人三津と親しくなるための手段だということを誇らしげに語るような

傲慢で鈍感な小田島に恋をしてしまった治樹の切ない思いが痛々しい・・・

忘れるために出会い系へコンタクトをとってしまうという暴挙をしでかして

暴力を受け心も体も傷つけてしまう。

そんな痛い思いをしてもなお心はあの人間の思いに鈍感で傲慢な小田島にあるということが

なおさら治樹の思いを切なく彩っていている。



最初は夕焼けの美しさとあらすじで購入を決めてしまっていて

たいして期待はしていなかったのだけど

木原さんに似たような人間の痛い思いを優しく悲しく書ききっているようなきがしたのです。


恋に苦労のかけらもしたことがない小田島の傲慢さに腹を立てながら

それでもそういう人に恋をしてしまった治樹の切なさで泣きたい方いかがでしょうか?

拍手[2回]

スイーツキングダムの王様(砂原 糖子)

スイーツキングダムの王様 (ディアプラス文庫) [文庫]
砂原 糖子 (著)
二宮 悦巳 (イラスト)





(あらすじ)

母譲りの美貌で男女問わず手玉に取ってきた珠希(たまき)は、
バイト先のコンビニでちょっと親切にしただけの浮世離れしたサラリーマン・杏藤(あんどう)に告白される。
もちろん断る気でいたが、彼が大企業の御曹司(おんぞうし)だと知り付き合いを始めることに。
だが純粋過ぎる杏藤に、珠希もいつもの調子が出ない。
汚れきった自分を優しいと言い、大切なもののように扱ってくれる杏藤。そんな彼に珠希の心も……?

心と体に甘く響く純度100%ラブ!



 攻め受けともに過去の大きな傷跡を持ち

一般社会に不自由に適応しながら頑張って生きているおはなしでした。

嫌いじゃないです。

むしろ大好きな系統のおはなしなんですけど

方言がなくて・・そのぶんインパクトが弱い感じでした(笑)←そういう問題!(笑)?

攻め様は裕福な恵まれた家庭で生まれ育っているのですので

やたら言葉遣いが丁寧です。

受けくんは顔だけが取り柄の母親に放置気味に育てられ

母親の愛人にあれやこれやとされ人間不信で生きております。

そういったなかで純粋すぎる攻め杏藤に大切にされ甘やかされることで

幸福ということを感じていくのです。



おはなしの中で何が一番インパクトがあったのかと言われたなら

コンビニのパンとかケーキ買ってシールを集めてカトラリーをもらうとこです!(笑)

そう、あたしも小冊子を集めるのも好きなんですが

そういうシールを集めてもらうバッグやカトラリーなんていうのも好きなんです。

それだけの金額で好きなバックやカトラリーを買えよ!とよく息子に言われるのですが

あのなんとも言えない誘惑についまけちゃうんですよね。


挿絵が山中ヒコさんから二宮さんに変わったということを作者様のあとがきで知りました。

あ・・・でももう遅いのです(;;

文庫になったなとおもって買う前に黄色い本屋さんにだしておりました・・・・orz

だから雑誌を捨てるのは(以下略

買ってなかったなら比べようかなという気持ちにもならなかったでしょうが

一旦買ってたのに・・・

持ってたのに・・・・

悔しさが倍増です(笑)


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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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