情熱まで遠すぎる (幻冬舎ルチル文庫) (文庫)
桜木 知沙子 (著)
高城 たくみ (イラスト)
(あらすじ)
三十四歳の歯科医・新堂雅尚が十九歳の学生・岡崎晴と出会ったのは、小学生だった晴が新堂の隣家に住む叔母を訪れたときのこと。華やかな容姿と裏腹に謙虚な晴の思い人が実の叔父であると偶然知った新堂は、彼のことが気にかかる。やがて新堂の医院でバイトを始めた晴を誘い部屋で酌み交わしていると、晴が好きなのは実は自分なのだと告げられて。
この作品とはまったく関係ないのですが
この作者さんの名作「札幌の休日」「東京の休日」がデイアプラスさんのとこで
復刊文庫化されるそうですねぇ。
記憶が薄いし、
すでに手放した作品なのでどういった内容だったかいま一つなんですけど
じれったいような、ゆっくりと恋していくことを楽しめた作品だった・・
ような気がします(笑)
BLというよりも、耽美と呼ばれていたあの時代に近かった・・?
懐かしいわ~と思われるかた
どんな話だったかしらと思いださないかたがたに朗報です(笑)
3月20日発売の
小説デイアプラスで復刊記念のプチ特集で
書き下ろしショートストーリーが載っています。
気になる方本屋で立ち読みで十分だとは思いますけど~
どうぞ♪
ということで本題です(笑)
このお話はキラキラした男前でシャイな大学生×歯科医の恋の模様です。
腕はいいのだけれど周囲の圧力でちょっとやる気のない歯医者さんと
どこまでもシャイで純粋で可愛い、
それでいて情熱は十分たっぷりの大学生との恋のお話なんですけど
表紙ではどちらが攻めで受けなのか今一歩わかりずらかったんですけど
心に秘めた思いを熟成させていた大学生の男の子が攻めでした。
キラキラの男の子なんですけど
人生にちょっとあきらめをもったおっさんを
ここまで前向きな男に仕立て上げていく
あくまでも無意識にですけどね。
その過程が非常に丁寧にしっとりと書かれていたお話だったと思います。
きらきらの綺麗で純情な男の子に恋をされて
癒されたい方にぴったりなお話なんではないかと思うのです♪
[2回]
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