札幌の休日 (4) (ディアプラス文庫) [文庫]
桜木 知沙子 (著)
北沢 きょう (イラスト)
(あらすじ)
大学生活最後の冬、芦谷(あしや)の愛と優しさに包まれて、
幸せな日々を送る皇(こう)。
けれど二人が身も心も結ばれるために、皇には解決すべき問題があった。
卒業までわずかとなった頃、姉の結納に立ち会うため、皇は久しぶりに家族のもとへ戻る。そこでの激しい諍いの後、初めて知る真実、やがて皇が選んだ人生の道とは……?
家族、友情、そして一生ものの恋──青春BLの金字塔、完結!!
その後の二人を描いた書き下ろしもアリ!!
再読・再購入とはいえじれじれした熟年夫婦のような恋の進展を 十分に楽しむことができた4冊でした。
今回が皇が家族を背景として持っている長年の悩みというか確執のすべてが
あきらかにされました。
家族みんなでそのことについて今まで隠していたというか
触れないでいたことなのでしたが
皇の出生にまつわることで皇の義姉たちの母の死が絡んでいるのですが
そのことによって皇の義姉たちはもちろん、
当事者であった皇の父や皇の母もまた疵を負い続けていたのです。
皇が思っていた、というか姉や周囲によって思わされていただけの事実とは
違うことがわかりまして、
各々の疵を背負って生きてきた過去の流れれを気持ちとして、
言葉にして明らかにしていくことによって
みんながみんな疵を持って生きてきたことを皇も理解することができましたし
愛されていたことをようやく納得することができたのでした。
そして、芦屋のこともきちんと告白し、
芦屋からも皇の両親たちに自己紹介され
ふたりの関係を認めてもらうことができていく過程でもありました。
芦屋に支えられて生きて行くのではなく
芦屋を支えることができるように慣れる自分になるということを決意し
札幌での就職を父の会社を継ぐ修行をすることに変更しました。
離れている時間は長くても
会えている時間はその分愛し合えばいいんですものね(笑)
ラストは芦屋が1%の奇跡を勝ち得て皇のマンションの隣に引っ越してくるところで
終わっております。
本篇は卒業式前のちょこっとエッチ一回だけだです。
書きおろしがついておりまして、
皇が卒業してからはじめてのゴールデンウイーク
芦屋は医学部なのでまだ札幌のあのマンションに住んでおります。
久々に恋人同士との再会は・・・・
山岸たちの乱入によってちょっと・・・なのかもともっておりましたら
そのことによってちゃんと素直に感情を伝えることが大事と気がつきます。
会えない時間の分の埋め合わせはちゃんとできたようでよかったです(笑)
この書きおろしを4月まっていたんだなというのが今の気持ちです。
コメントレスです♪
lisaさん
>コミコミさんとこ行ったらっ!! ぬお~っ売り切れまくってましたよー。
こみこみさんは確実に手に入る小冊子つきとかは足がはやいのですよ;;)
いきつけのお店ではまだふぇあーの準備ができていないだなんて・・
がんばれジュ○ク堂(笑)
>ちなみにジュンクさんでは既刊を1冊買えば1ペーパーくれるそうです
うーん、いろいろふるまわされておりますが一冊でもくれるのならそこで買うのが
一番お得ですね!
再チャレンジがんばってくださいね~
あおいさん
リンクの申し出を快く受け取っていただいてありがとうございます~
リアルに腐仲間はいない現状ですので、
ブログをしているお友達すべてにリンクを申し出ているさびしい大人なんです(笑)
これからも楽しく萌えていきましょうね!
お仲間が増えてうれしいです~
コメントありがとうございました!!
[3回]
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