東京の休日1 (ディアプラス文庫) [文庫]
桜木 知沙子 (著)
北沢 きょう (イラスト)
(あらすじ)
完璧な容姿を誇る北條(ほうじょう)は、総合病院で医師として働いている。
彼が職場の飲み会で酔っぱらい、二日酔いで目覚めたある朝。
ともに裸でベッドのなかにいたのは、
なぜか男──医局でバイトをしている大塚真史(おおつかしんし)だった。
ゲイではない己の所業に、北條は逆切れする。それ以来、真史と顔を合わせれば喧嘩ばかり。そのたびにムカつきながらも、相手が気になって仕方がない北條だったが……?
元祖ケンカップルの恋を文庫化!
花丸ノベルズ版よりラブラブモードが多いような気がします。
文章自体はそうノベルズのときよりは変わっていないんですけど
なぜだか甘い甘い雰囲気なんです。
挿絵が岡部さんから北沢さんに変わった効果も大きいと思いますけど
書き下ろしの二人がすごく甘いせいかもしれません。
元祖ケンカカップルと書かれておりますが確かにそのとおり(笑)
であってすぐ豪快にケンカ(痴話?w)しといて
なんせバイトと医師とはいえ同じ職場で働いているものですから
寄ると触ると口げんかから始まります。
ゲイであることにによって両親の不仲の決定打を打ち込み、縁を切られた経験をもち大塚真史
医者である型破りな祖母に育てられた父はやたら外面がよく体面だなんだと気にかけながら
それらを気にしていない姿勢をとることに反発を感じて育った北條
そんな過去を持っているふたりですので
表面は取り繕うというか、外面は他者とうまく日常生活を送るためにうまく自分のマイナス面だと思っている
部分はさらけだせたりできません。
それゆえにある意味孤独な部分が大きいのですが
ふたりでいるときはじつにさりげなく自分の内面を押し出して口げんかで争いながらも
自然体でいられる自分に気がつくのです。
ノンケである隆司に報われない恋をしていた真史は恋に臆病ですし
この恋がかなうはずはないことに悲しみを感じながらも安堵してますし
北條は一般的でないことに足を踏み外すことに恐れを抱いておりますので
なかなかこれが恋だとは気がつきません。
逆に友人である人からしたらあからさまな恋のアプローチであるケンカを楽しんでいる二人が
ほほえましくもじれったく感じていたのではないのでしょうか。
臆病な足取りで恋に気づいていく過程を楽しみたい方いかがでしょうか?
コメントレスです♪
まひるさん
非道すぎて潔くあきらめきれてよかったですか(笑)
たしかにそうですよね。
でも、このカルタの裏側というか表の部分に4こま漫画とかSSが載っていたら
たとえ非道!と叫びながらも購入したんじゃないかと(笑)
さなえさん
そういう間違いは過去あたしも何回かしております・・・(笑)
お財布の50円を気にしつつ同じ本二冊かってしまったと思ったらせつないですよね・・
今回のご提案ありがとうございます♪
あきりんりんさん
キャラのフェアーをしているところにしかなかったのかもしれませんね>応募券
フェアーをしている店舗かどうかを調べるのも大切なんですけど
フェアーの開催時期をフライングしていったらまだだったということを過去経験しておりますので
事前の情報収集大切です~
フェアーをしている本屋が遠いので休日は本屋に行くのが楽しみなんです(笑)
情熱というか・・・フェアーに踊らされすぎのオオバカさんなんです・・
[3回]
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