メンズ・ラヴ (花音コミックス) (コミック)
藤崎 こう (著)
(内容)
日本を代表する藤堂グループの秘書室に勤務する桐嶋カオルは、米大企業マーキュリー社の専務大郷幹壽と秘かに愛し合っている。実は大郷は、社長である父の独断で政略結婚を強いられていた。その事実を知らされたカオルは、驚愕の道を選択する──。お互いの人生ごと奪い合うアダルト・オフィスラブ。描き下ろし入り。
BLにはまり始めた当初は読んでいたんですが、
なんとなく疎遠になっていた作家さんです。
今回は帯の煽り文句「お前、結婚していいぞ。」という文句と
表紙の向かい合っていない二人の表情はやたら哀愁があったので 買ってみました。
このカップルでは2作目だったとおもいます。
ふたりの関係が出来上がるまでと、二人の複雑な過去がちょこっとでてきた・・・・
ような記憶がありますが
いかんせん自分でもよくわかっている鳥頭なので自信はないです・・
日本を代表する籐堂グループの秘書室に勤務する桐島カオルは、
仕事に有能でできる男ですがその内面は脆く脆弱なものがあった。
その内面を支え常に保護してくれる度量の広い男
それは米大企業マーキューリー社の専務大郷幹壽だった。
ひそかにだが強固な絆で結ばれているふたりに思いがけない事件が・・・
それは大郷の血のつながった父親であり、
マーキュリーの社長である男から独断で政略結婚を強いられることだった。
私生児として育った大郷は母が苦労して自分を育ててくれたことえを知っているので
父親から仕事で認められ、認知の手続きをしてもらいたいという気持ちがあった。
今回は認知を条件に政略結婚の話が勧められ・・・・
母のためにがんばってきた大郷の苦労を誰よりも知っているカオルにとって
苦渋の決断を迫られることに・・・・
大郷に幸せになってもらいたいという気持ちも真実
そして、大郷を失ってしまえば自分が壊れることも真実
そのことに心が揺れ動き、引き裂かれるような胸の痛みに迫られます・・・
絵がやたらエロイので引く方もいらっしゃるかもしれませんが
なかなかよかった一冊です。
[1回]
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