アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております
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幼いときから修道院で暮らしていたために世俗というものも
憂える貴族の初恋 (B‐PRINCE文庫) [文庫]
華藤えれな (著), 北沢きょう (イラスト)
憂える貴族の初恋 (B‐PRINCE文庫)
(あらすじ)
修道院で暮らす天涯孤独のルイは、突如、何者かに襲われていたところを金髪に琥珀色の瞳を持つ男に助けられる。彼はモンフォール伯爵家の執事・ロジェと名乗り「お迎えに上がりました」とルイの足元に跪き恭しく手の甲にキスをしてきた。自分の出生の秘密を知り伯爵家へ向かったルイは、そこで貴族としての教育をロジェから受ける。幼い頃から誰からも必要とされなかったルイは、家の為とはいえ自分を求める彼に心が傾いて?―。
人間的な感情の機微からも遠ざけられて育ったために
良いものも悪いものもあわせて飲み込んで得る人間の感情を知り得ない青年ルイ
まぁ普通なら幼いときから修道院という道ではなく
世俗の垢にいやっちゅうほど染まってからイヤ気をさして修道院にはいって
心の安らぎを得るというシステムを経ていないせいでもありますよね。
そういうある意味純粋培養の青年が
魑魅魍魎のただなかの貴族社会に 放り込まれてしまい
アップアップしているなかで 初めての恋を成就しちゃうお話でした。
想像していた華藤さんの貴族の初恋では
修道院で汚れをしらずに生きてきた青年が世俗の垢にいい意味でも悪い意味でも
染まりきってドロドロになりながら悪の華を咲かす・・・だったのですが
綺麗な初恋の物語でした(笑)
執事が完璧な「あくまで執事ですから」のようなタイプの大人でしたので
感情の揺れが感じにくくって何考えているのかわからな~~い状態でしたので
ラブロマンスにはなかなかなれていないのがちょっと残念だったけど
修道院という新しい萌えをちょっと掴めてしまったような・・きがします(笑)
こんな腐れきったあたしでも神様は許して下さるでしょうか(笑)?
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