蜘蛛の褥 (ガッシュ文庫) [文庫]
沙野 風結子 (著) 奈良 千春 (イラスト)
(あらすじ)
「自分で脚を開け。俺を欲しがってみせろ」涼やかな美貌の検事・神谷は、高校の後輩でやくざの久隅に大きな秘密を知られてしまう。それは、同性の同僚への密かな恋情…。久隅は神谷を脅し、身体を求めてきた。容赦ない蹂躙に澱む、恥辱と自滅衝動―。渇いた心は歪な悦びを知り、足掻きながらも搦めとられていく―甘美な毒に侵されるように…。待望の新装版、書き下ろしも収録。
「
蛇淫の血」のスピンオフ作品
神戸に行くバスの中でこの本を読もうと出したら
さりげなく開いた口絵には
大股開いておもちゃが足の間にある男同士が絡んでいる絵でした・・・
いえ、非常に萌えた奈良さんの挿絵ですが・・・
隣に座っていたおじさんと目が合ってしまったのです・・・
ごめんなさいと心の中で謝りながら別の本を慌てて探し出しました(笑)
過去の出来事により出来事の正しさを追求しようとしてしまう傾向がある神谷
その神谷に高校生の頃に出会い
強烈に惹かれはしたもののその想いがなんだったのかわからないまま
道を分かち合ってしまった後輩の久隅。
再び出会ったとき神谷は検察官として、
久隅は経済ヤクザとして立場は大きく違っているものの
どこか惹かれてしまうふたりなのでした。
秋霜烈日のバッチをつけ正しい検察官たれと生きている神谷なのですが
じつはこの人こそ病んでおります。
過去の出来事によるものも大きいのでしょうが
満たされていない、癒されていない気持ちを内包したままなのです。
その神谷の闇を一番理解し、誰よりも惹かれている久隅は
神谷が心の奥で慕っている男の本性をさらけ出させて
片思いに終止符を打たせるのです。
作者様によるとこのお話の目標は「意味のある3P」らしいのですが
そこらに至るまで二人の心情が丁寧にかかれているので
三人でのエッチが苦手な方にも受け入れやすいのではないのでしょうか?
コメントレスです♪
ゆうみさん
優しい提案ありがとうございます♪
図々しのですがお願いしてよろしいでしょうか?
お礼は・・後ほど手に入れたものをコピーしてお送りするのでよろしいでしょうか?
コメントありがとうございました。
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