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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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この愛、売ります(妃川 蛍 )

 ほんとうは購入予定でもなんでもなく、ましてやこの作者様の本を読むのは初めてと言うLianhaです・・・

何の気なしに手にとって、あらすじと内容チラ見して、絵がきれいだしー
まぁものはためしにと言う感覚でした

でも、コレが、アタシの萌えの再会、勘違いラブ・・

買わなきゃ、読まなきゃということで

一気に読んでしまいました(笑)






この愛、売ります (ガッシュ文庫)
妃川 蛍 (著)
一馬友巳(イラスト)

(内容)
 哉都の前に札束を積んで「俺がおまえを買う」と言う男―今では大企業の副社長を務める汐崎は、哉都が学生時代に淡い恋心を抱いた相手。
「俺は優良物件だろう。家族もないから頻繁に通える」朴念仁のくせに傲慢な態度の汐崎に、契約愛人としてプライドを刺激された哉都は、揶揄うつもりで汐崎と愛人契約を結んだ。
けれど、まるで新婚のような汐崎との生活も、予想外に情熱的で優しい汐崎の愛撫も、哉都には落ち着かない。
愛を売ることに慣れた心と身体が溶かされる…契約ロマンス。




 15で保護のなくなった奇麗な少年は、愛を売ることを生業として生きていきます

口癖は

「この身は商品。

この肌も唇も、愛さえも、代価と引き換えることが可能な、売り物」

そうやって、ジゴロとして頑張って生きてきたのに、ある日大学生のときにお互いにほのかな恋心を感じていた汐崎と再開し勘違いから始まった契約生活を始めてしまうのです

今までの契約生活と違って、まるで新婚のような生活を送る哉都でしたが
汐崎が女の方と歩いているところを見てしまったのです

自分みたいな人間がそばに居られるはずがない
汐崎にふさわしい人間でも無いと思い知らされます

愛を知ってしまったら
もう愛を売ることはできない・・・

別れを決意した哉都がほんとうに切なくて悲しくて愛おしいと感じてしまいました

やがて、勘違いもうまく解消して晴れてラブラブ生活が始まるのですが

温泉エッチのあと、またもや畳の上で汐崎にまたがって仲居さんが来る物音すら聞こえないのは愛が激しすぎるためw?




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小説b-Boy 3月号




小説b-Boy 3月号
  オイシイ関係v 召し上がりませんか?


 普段は財政上の事情もあるし、続きを待つのが苦手と言うこともあり
雑誌購入と言うことはほとんどありませんが
今回は・・・清水寺の舞台から飛び降りる覚悟で買いました

 ↑大げさな(笑)


それとも言うのも、単行本ですっかりお気に入りの殿堂にあがっていた
ふゆの仁子さんの 「梨園の貴公子」が新たに新装版として、書き下ろしつきで再販されるというし
続編の 「梨園の貴公子ー色悪ー」もでるとと言うし
そこで、なんとなく雰囲気のある美人w?さんの紫川のお話が雑誌で掲載されるというし

コレは買わなきゃと思い立ちながら手に入れたのは昨日でした(笑)

「梨園の貴公子番外編 スペシャルショート」

思いっきりあの怪しい紫川の魅力が堪能できますスペシャルショートです
一部立ち読みもできますので興味ある方は覗いてみてください

コレで、一冊スピンオフでてもいいくらいの面白さでした

社長と紫川の怪しげな雰囲気は前作「梨園の貴公子」からも堪能できるんですが
思っていたはずとちがうーーと喚いたのはアタシだけでは無いと思います

だって、奇麗な稀代の美形女形の紫川ですよ

想像するとなればもちろん女王様だとおもいませんかw?

Sの女王様は実は・・・・攻めでした(笑)

社長である根岸が惚れて惚れ抜いて手に入れた女王様な攻めを堪能なさりたいかたにいかがでしょうか?


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執事の受難と旦那様の秘密 (椹野道流)



執事の受難と旦那様の秘密  上・下
(二見シャレード文庫 ふ 3-10) (文庫)
椹野 道流 (著)
金ひかる(イラスト)

(内容)


 検死官ウィルフレッドの助手兼恋人になったハル。
折に触れ、包み込むような優しさで、ほかの誰でもなくお前が大切で愛しいのだと教えてくれるウィルフレッドに、ハルは幸せを噛みしめていた。 しかし、このところ執事であるフライトの様子がおかしいことに気づき、不審に思うハルに、自分が育った孤児院「ネイディーン家」で院長が殺害されたとの報せが入る。
「神殿を出た者は、二度と戻れない」という孤児院の掟のため、屋敷でウィルフレッドの帰りを待つハル。
だがその留守中、院長殺害容疑でフライトが逮捕されて…。問い詰めるハルに、否定も肯定もしないフライトの真意とは一体…!?書き下ろしは、獄中のフライトによる回想『執事の独白』。



「作る少年、食う男」を呼んで以来探しに探してまして
やっと手に入れて嬉しさで夜中まで読みまくり、仕事に支障が出始めた
アタシです(笑)

期待どうりのほのぼの?としたファンタジー小説でした
相変わらず食べるものが美味しそうです

ある意味、「ジブリ」の小説版とでも言うような(笑)

(ハウルのベーコンエッグとか、千と千尋のおにぎりに憧れと夢を抱いたのはアタシだけじゃないと思いますw)

 

 執事さんの過去と、受けた受難と、旦那さまの過去の秘密が暴露されておりますが。
これはたいしたことなかったです
その実は ハル の出生の秘密が主軸となってお話が進んでいるんですよー(笑)

 
 まぁファンタジーにありがちな秘密でしたが
なかなか素敵な秘密でした

 執事さんの相方と言うか、パートナーのキアランがなかなか楽しい逸材でした
優雅で奇麗で教養があって、口が悪くて、でもいい人で、
片手間にはボディガードの役割も果たせるというように、ある意味お買い得な人材でした

でも、怖くて浮気はできないかも・・・(笑)


 みーんながホモで暖かく見守ってくれて優しい人たちばかりと言う
ありえないファンタジーも楽しいです~


現実に疲れたひとにお勧めで(笑)

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フリージングアイ (華藤 えれな)




フリージング アイ (リンクスロマンス) (新書)
華藤 えれな (著)
雪舟 薫 (イラスト)



商品の詳細

新書: 272ページ
出版社: 幻冬舎コミックス
発売日: 2004/12/25


(本の内容)
「好きだ」―突然の告白に早瀬は唖然とする。
相手は凄腕と名高い社内弁護士の若宮。
真摯なまなざしで告げる彼に困惑しながら、早瀬は怜悧な美貌を淡くほころばせ、告白を拒んだ。
だが後日、若宮の補佐を命じられて彼のもとを訪れると、若宮は早瀬の拒否などなかったかのように誘いをかけてきた。
以来、若宮の強引な干渉に辟易する早瀬だが、彼を疎ましく感じる一方、自分と正反対な彼に興味を覚え始める。
そんなある日、ふいに若宮から荒々しく口づけられ…。


 自らの生い立ちのせいで、他人と触れ合うことも心通わす幸福もなげうって感じないように生きてきた早瀬
その早瀬の幼子のような純真さに唯一気がついて、愛を捧げようとした若宮
その二人の愛の軌跡が面白いです(笑)

 題名のフリージングって、愛することも人と触れ合うことも知らないまま生きてきた早瀬のことなんでしょうねとおもうんですが
あの若宮の駄洒落というか、オヤジギャグで、凍り付いてしまうの意味もあるかもと思ってしまう今日この頃

 お互いに過去に痛みと傷を持って生きています
でも、ホンの少し考え方が違うだけで、こんなに生き方が変わるんだなと思う小説でもありました

できたら、若宮のように人の心の痛みに優しくできる自分でありたいと願いながら、たぶん早瀬みたいに棘棘のはりせんぼんで他人を拒絶してるんじゃないかと反省する今日この頃です

事件が解決し、お互いの思いに気がついて、やがて、愛を確かめ合うところまでが本編です

書き下ろしの「Calling Eye」 では京都で早瀬の過去と若宮の過去がでてきます
若宮のためにといいながら、別れを決意する早瀬でしたが
早瀬の手を離すことができませんでした

雨降って地が固まる物語といいましょうか
こちらのほうが華籐さんらしい、京都のしんなりとした雰囲気がよくでていて、アタシは好きです

 かっとんだ、早瀬ばーちゃんの京言葉が萌え(笑)









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花嫁は夜に散る (愁堂 れな)



花嫁は夜に散る (B-BOY NOVELS) (単行本)
愁堂 れな (著)
稲荷家房之介(イラスト)



商品の詳細

単行本: 221ページ
出版社: リブレ出版
発売日: 2007/10




(本の内容)

「一目惚れや」―類稀な美貌の黒双会若頭・神流を、真摯に口説く傲慢なNo.1ホスト・英。襲撃に遭った神流を助けた英は、ムリヤリ唇を奪い、憤る神流にも構わない。拒みつつも、英の強引なプロポーズに神流は揺れて…?そんな折、英は、同僚・君彦からNo.1対決を挑まれる。君彦が黒双会組長の愛人と知る神流は、英に危害が及ぶのではと案じるが…。熱い潤愛ホスト×クール美人ヤクザの求婚ロマンス、溢れる悦淫に囚われる、オール書き下し。


 アタシ的には花嫁シリーズ第三段w!
といっても、一番花嫁らしくない花嫁さんですが(笑)
なんたって、やくざで背中一面に紋々(刺青)がはいり局所に真珠が(笑)

愁堂さん・・・これってラブコメなんですかと思わず囁きたいような

男同士の攻防戦はなかなかよかったのだけど
お話はちょこっとご都合主義かなと辛口で言ってしまってすいません


今ならあまりない任侠の世界で生きている神流
若いころに組長に情人として見出され、やがてやくざとして頭角を現していきますが、
息子可愛さに目がくらんだ、前組長によって、若頭として、組長を補佐し成長を手助けしていくのですが
甘やかされた組長には、前組長の親心も、神流の組を思う気持ちも届かないままです

 組長によって中国マフィアに絡まれたり、麻薬で警察に売られそうになったり、散々な目にあいます

同じく一介のホストと言う英も、組長とその情人である、ホストの公彦から大変な目にあいます

その中で、お互いに恋が芽生えていくのです

戦いに切磋琢磨しながら、恋に流されていく二人がみたいかたにいかがかと思われます(笑)





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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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