執事の受難と旦那様の秘密 上・下
(二見シャレード文庫 ふ 3-10) (文庫)
椹野 道流 (著)
金ひかる(イラスト)
(内容)
検死官ウィルフレッドの助手兼恋人になったハル。
折に触れ、包み込むような優しさで、ほかの誰でもなくお前が大切で愛しいのだと教えてくれるウィルフレッドに、ハルは幸せを噛みしめていた。 しかし、このところ執事であるフライトの様子がおかしいことに気づき、不審に思うハルに、自分が育った孤児院「ネイディーン家」で院長が殺害されたとの報せが入る。
「神殿を出た者は、二度と戻れない」という孤児院の掟のため、屋敷でウィルフレッドの帰りを待つハル。
だがその留守中、院長殺害容疑でフライトが逮捕されて…。問い詰めるハルに、否定も肯定もしないフライトの真意とは一体…!?書き下ろしは、獄中のフライトによる回想『執事の独白』。
「作る少年、食う男」を呼んで以来探しに探してまして
やっと手に入れて嬉しさで夜中まで読みまくり、仕事に支障が出始めた
アタシです(笑)
期待どうりのほのぼの?としたファンタジー小説でした
相変わらず食べるものが美味しそうです
ある意味、「ジブリ」の小説版とでも言うような(笑)
(ハウルのベーコンエッグとか、千と千尋のおにぎりに憧れと夢を抱いたのはアタシだけじゃないと思いますw)
執事さんの過去と、受けた受難と、旦那さまの過去の秘密が暴露されておりますが。
これはたいしたことなかったです
その実は ハル の出生の秘密が主軸となってお話が進んでいるんですよー(笑)
まぁファンタジーにありがちな秘密でしたが
なかなか素敵な秘密でした
執事さんの相方と言うか、パートナーのキアランがなかなか楽しい逸材でした
優雅で奇麗で教養があって、口が悪くて、でもいい人で、
片手間にはボディガードの役割も果たせるというように、ある意味お買い得な人材でした
でも、怖くて浮気はできないかも・・・(笑)
みーんながホモで暖かく見守ってくれて優しい人たちばかりと言う
ありえないファンタジーも楽しいです~
現実に疲れたひとにお勧めで(笑)
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