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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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美男には向かない職業(いおかいつき)




美男には向かない職業 (キャラ文庫 い 5-4) (文庫)
いおかいつき (著), DUO BRAND. (イラスト)

商品の詳細

文庫: 237ページ
出版社: 徳間書店 (2008/1/24)
発売日: 2008/1/24


(あらすじ)

先にSEXで音を上げたほうが、持っている情報を話す―夜のクラブに潜入した情報屋の真宏は、同じ標的を監視している男と出会う。情報の探り合いからその男・尚徳をホテルへ誘うが、挑発したはずのつもりがなんと、一方的に弄ばれる羽目に!!しかも高級ホテルでも物慣れた態度の尚徳が、実は大企業の御曹司だとわかり…!?SEXの征服者が情報を制す、アダルト・スリリングLOVE。



「絶対シリーズ」とか、「真昼の月シリーズ」の方なんですが

レーベルが違うせいでしょうか?


雰囲気がスゴク違います・・・・

同じ作者さんとして読まないほうがいいんではとお勧めします

絵師さんのイメージと文章もアタシ的には今一歩萌えずという感じでした

作者様のイメージが無い方

情報屋さんとしての仕事を楽しみたい方

引きこもりの弟との優しい日常を好むかたにはお勧めかなw


『仕事のためでも、よかっただろう。

 もう一度寝てみたくならないか?』












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徒競浮世花  石田育絵



作者 石田育絵
出版社 大洋図書
発行日 2007/10/30

(あらすじ)

安達には好きな男がいる。強引で傲慢で意地悪で・・・でも、どうしようもなく魅力的な男、久我だ。
オモチャのように遊ばれていると判っていても、どんなに酷く扱われても、離れることができない。
そんなとき、安達の過去を知る男が現れて!?
どこまでも堕ち続ける男達の恋物語!


我が家は途方も無い田舎なので買い物にいくために車で往復三時間と言う

とんでもないエネルギーがいるので、

運転中、ちょこっと信号待ちとかとかの時間は

買ったばかりの本の視読タイムでもあります(笑)

↑危険運転と読んでください・・・

コレは石田さんの絵が好きなので、迷わずに買った一冊なのですが

なにぶん雑誌の購読はしない派というか購入には金銭が追いつかないと

いうか・・・・・(笑)

最初、もう一巻手前にあるの~~と思うくらい唐突な始まり方でしたので

????を一杯重ねて、巻末のあとがきで、前作がCMされていないか

裏表紙に前作の本の名前がでてないか探しに探した挙句

気がつきました・・・

一番最後に一番最初の導入部が収められていることを・・・・(笑)




 お話はずーと思い続けていた久我が本社にもどることになり

勢いで告白してしまう安達でした

傲慢で俺様で我侭な久我に振り回されながら

それでいて、恋してる安達は久我を思い切れません

傲慢な攻めに振り回された、思いつめせつな系の安達がかわいそうで

なんであんな男がいいのよーと思っていましたが

 読み勧めていくうちに、

うん?ときがついてしまうのです

実はものすごく恋愛体質な安達は、すぐ恋してしまうし

それでいて、思う男でない男から迫られても、

「まぁいいや」で受け入れてしまうのです

性悪と言うかなんというか・・・

その気質のおかげで今までにさんざんトラブルを起こしているし

(今の男と新しい男が親子でしたみたいな)

過去の因縁を持つ男に付回されたりもします




「業」ってあるだろう
業を背負った猛獣だなあれは

今必死で俺を追いかけているが
俺が夢中になったそぶりを見せれば
次に追いかけるものを捜し求める

扱いを間違えれば
こっちが喰われて逃げられる


( ̄~ ̄;)ウーン

久我くん、きみこれから苦労しちゃうね~(笑)



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初恋の未来(火崎勇)




初恋の未来 (リーフノベルズ) (新書)
火崎 勇 (著), 小山田 あみ (イラスト)

商品の詳細

新書: 238ページ
出版社: リーフ出版
発売日: 2006/8/1


(あらすじ)
天国にとっての、ただひとつの恋の思い出―それは高校卒業とともに別れた親友・梶との激しくもつらい初恋だった。誰よりも好きで、8年経った今でも忘れられない男。彼以外の誰とも付き合うことのないまま日々を過ごす天国の前に、再び梶が現れる。昔の面影を残し、天国以外の人を「好きだ」と告げて―。自分ではない想い人への気持ちに悩む梶を前に、天国の恋心は再び溢れだすが…。

 火崎さんの、せつないお話に 小山田さんの秀逸なイラストが
奇麗に絡まっています

 高校のときからの親友であり、恋人というか、肉体関係を持っていた
天国と梶
「卒業まで」というキーワードでお互いが苦しみながら
心の奥底をさらすことができなかった二人はやがて終焉の時を迎える

そして、天国の心に癒えない傷と初恋の想いだけを残したまま
八年の月日が流れていく

このまま、変わらずに時がたつだけと思って生きている天国の前に
梶が現れた
片思いの相手を思いながら・・・・

切ないすれ違いラブストリーでした

お互いに思いながらも、過去の傷を(告白できずに肉体関係だけだった)
持っている二人は素直に気持ちを表せません

誤解させあったまま、ただ日常にお互いの存在を絡み合っていかせます

どちらか片方がもうちょい自分の気持ちに素直になって
告白なり嫉妬心を見せればもっと早く恋が叶えられたのにと思わずには
いられませんが

大人になるということは、それだけ心に多くの疵をもち
これ以上の疵に心を晒せないと言う弱さを持っているのかも


小冊子がついていて番外編が乗っていました

なかなか愛の言葉を囁いたり、優しい言葉をかけれなかった梶が
発熱時にアルコール分を入れて、理性の箍が外れてしまいます
それはもう熱烈な愛の言葉と天国への執着を見せ付けています

幸せでよかったと思わせる内容でした


『きっともう、こんな恋は二度としない』




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砂楼の花嫁(遠野 春日)



砂楼の花嫁 (キャラ文庫 と 2-6) (文庫)
遠野 春日 (著), 円陣 闇丸 (イラスト)

商品の詳細

文庫: 269ページ
出版社: 徳間書店 (2008/1/24)
発売日: 2008/1/24

(あらすじ)

全てを呑み込む乾いた大地、灼熱の太陽―。任務で砂漠の国を訪れた美貌の軍人・秋成が出会ったのは、第一王子のイズディハール。勇猛果敢で高潔なオーラを纏ったその姿に一目で心を奪われた秋成。ところが爆破テロ事件が発生、誤認逮捕されてしまう!!孤立無援な捕虜となった秋成に救いの手を差し伸べたのは、なぜか王子その人で…!?砂漠の王と身を焦がすドラマティックラブ。


 いつものことですが、またしても円陣さんの挿絵買いです

和物が印象的でしたが(清潤寺シリーズとか、きみがいなきゃ息ができないとか  ←どこが和物だという突っ込みは堪えてくださいませw)
アラブの様式美も奇麗で素敵なイラストです
そして何より萌え萌えは。。。軍服という様式美です(笑)

 お話は、日本父とザヴィア共和国の旧貴族出身の母との間に生まれた
秋生・エリス・K・ローウェルは、両親の死とともの、母方に引き取られ
軍人としてトルコの南方にある中東の国に赴くことになることから始まります

 中東の陰謀、テロその他の事情に巻き込まれ誤認逮捕された秋生は
王子イズディハールに助けられますが
そのとき、ある事実が王子の目の前にさらけ出されます

秋生野からだの秘密。。。それは半陰陽であるということ

BLでは珍しい設定かなと(勉強不足ならごめんなさーい)
思いつつ読んでいました

初対面から、心魅かれあい、気持ちを交わした二人はやがて
愛を確かめ合います

男としての部分もやや未成熟なようですが、
女としての部分はもっと未成熟らしく、興奮で濡れることはあっても
指を受け入れることさえ
痛みを感じるようですが快感は充分に得れるようです
無事後孔を使って愛を確認しあいます・・

まぁとりあえず色々な出来事が彼らを襲い
王位継承だなんだかんだという問題はありましたが
弟殿下の協力も得られ二人は結婚し、初夜を向かえ
今度こそ女としての部分で愛を確かめ合えます

( ̄~ ̄;)ウーン
初物を2度楽しめて美味しさ倍増とか考えたあたしは腐っています(笑)

でも、これって
ある意味ハーレクインのような・・・・と思ったのは

あたしだけですかw?


 
『きみといると俺は堪え性の無い欲張りな男に成り下がる』








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烈火の契り(秀香穂里)




烈火の契り (キャラ文庫 し 2-11)

秀 香穂里 (著), 彩 (イラスト)

商品の詳細

文庫: 237ページ
出版社: 徳間書店 (2007/6/23)
発売日: 2007/6/23


(あらすじ)
思い出が眠る島を守りたい!!リゾート開発の視察で、離島を訪れた斎たち不動産会社の一行。案内人は褐色の肌をした島の青年・高良―18年前、この島で夏を共にした相手だ。しかも高良は「おまえは俺のつがいなんだ」と謎の言葉を告げ、斎を無理やり抱いてきた!!拒みながらも、高良の愛撫に囚われていく斎…。けれど突然、チームの一人が謎の死を遂げ!?因習と伝承が息づく島のミステリアスLOVE。


イラストの彩さんが作家様の文章とマッチして、さらに沖縄の雰囲気と

サスペンスと恋愛と伝説にも近い 

因習のミステリアスな雰囲気を高めています

時期はずれのリゾート感覚と、2時間サスペンスドラマと

古い怪しげな伝説と言うか因習楽しみたい方にお勧めいたします(笑)




 開発の下見のため、

斎は昔ひと夏訪れたことがある、

現在は誰も住んでいない無人島を訪れると

そこにいたのは幼馴染であり、

ひと夏楽しい時間を共有した幼馴染の高良だった

そして事件が起きていく・・・・

無人島と言う特殊な場所で、過去の些細な出来事が積み重なり

恨みが噴出し

殺人事件がおこってしまう・・・・・

そこで過去の因習にも似た 伝説を守るもの「伝い手」としての存在

「つがい」の意味を知らされ

高良に翻弄されながら、生きると言うことを考えさせられ

性の喜びを開花していくのです(笑)

まぁ普通の日常生活では

「ありえへんーー」と突っ込みもでてくるでしょうが

そこはそれ、沖縄と言う異文化ですし(いいきりw)

楽しく怪しげな雰囲気にひたりたーいと言う方にお勧めです(笑)





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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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