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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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徒競浮世花  石田育絵



作者 石田育絵
出版社 大洋図書
発行日 2007/10/30

(あらすじ)

安達には好きな男がいる。強引で傲慢で意地悪で・・・でも、どうしようもなく魅力的な男、久我だ。
オモチャのように遊ばれていると判っていても、どんなに酷く扱われても、離れることができない。
そんなとき、安達の過去を知る男が現れて!?
どこまでも堕ち続ける男達の恋物語!


我が家は途方も無い田舎なので買い物にいくために車で往復三時間と言う

とんでもないエネルギーがいるので、

運転中、ちょこっと信号待ちとかとかの時間は

買ったばかりの本の視読タイムでもあります(笑)

↑危険運転と読んでください・・・

コレは石田さんの絵が好きなので、迷わずに買った一冊なのですが

なにぶん雑誌の購読はしない派というか購入には金銭が追いつかないと

いうか・・・・・(笑)

最初、もう一巻手前にあるの~~と思うくらい唐突な始まり方でしたので

????を一杯重ねて、巻末のあとがきで、前作がCMされていないか

裏表紙に前作の本の名前がでてないか探しに探した挙句

気がつきました・・・

一番最後に一番最初の導入部が収められていることを・・・・(笑)




 お話はずーと思い続けていた久我が本社にもどることになり

勢いで告白してしまう安達でした

傲慢で俺様で我侭な久我に振り回されながら

それでいて、恋してる安達は久我を思い切れません

傲慢な攻めに振り回された、思いつめせつな系の安達がかわいそうで

なんであんな男がいいのよーと思っていましたが

 読み勧めていくうちに、

うん?ときがついてしまうのです

実はものすごく恋愛体質な安達は、すぐ恋してしまうし

それでいて、思う男でない男から迫られても、

「まぁいいや」で受け入れてしまうのです

性悪と言うかなんというか・・・

その気質のおかげで今までにさんざんトラブルを起こしているし

(今の男と新しい男が親子でしたみたいな)

過去の因縁を持つ男に付回されたりもします




「業」ってあるだろう
業を背負った猛獣だなあれは

今必死で俺を追いかけているが
俺が夢中になったそぶりを見せれば
次に追いかけるものを捜し求める

扱いを間違えれば
こっちが喰われて逃げられる


( ̄~ ̄;)ウーン

久我くん、きみこれから苦労しちゃうね~(笑)



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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
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