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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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きみが恋に堕ちる(高永 ひなこ)



きみが恋に堕ちる (コミック)
高永 ひなこ (著)


(あらすじ)

きみを想うほどに切ないこの胸の熱情。
望月春が臨時教師として赴任したのは、かつて好きだった主藤礼一郎の弟・司が在籍する高校だった。兄と同じ弓道を嗜み、春に思いを寄せる司。そして再会してしまった春と礼一郎。複雑に絡まった恋の糸は解けるのか?


男であり、友人であった礼一郎への恋心をもてあまし
弓道を捨て、友人である礼一郎をすて、まったく違う人生を選んだ春でしたが
運命のいたずらと言うか、教員となって赴任した先にいたのは
礼一郎の弟、司でした

司の春に対する恋心により、徐々に礼一郎を思い出と昇華させ
司に魅かれていくエピソードが丁寧に描かれております

絵の美しさもそうですがこういう丹念な感情の変化を書くのがうまい作家さんだなと思いました


お互いの気持ちに気がつくまではせつなさで一杯の雰囲気ですが
番外では甘甘で楽しい作品もあります

色っぽい切なげな春の表情がすてきです





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ふしだらな微熱(藤森 ちひろ )




ふしだらな微熱 (単行本)
藤森 ちひろ (著)
紺野けい子 (イラスト)

商品の詳細

単行本: 252ページ
出版社: リブレ出版 (2007/02)

(あらすじ)
躰の奥深くまで整復されて恍惚感に喘ぐ・・・・
親友に失恋した夜、堅物編集の聡は、野性的な色気に満ちた行きずりの男・マサヤと寝てしまう。誰の鼓動も感じたことがなかった内奥は、余すとこなく探られ、与えられる天やかな暑さに蕩けていく。ただ、彼の唇の感触はしらないまま・・・・・。
一夜限りの遊び。躰に潜むふしだらな熱に気づかぬ振りで割り切ろうとした聡だったが、取材先でマサヤと再会してしまい!?
全部奪われる。


正直にいいます・・・
紺野さんの絵の挿絵買いです(笑)

でも、買って損はなかったと思わせる一冊です

長年恋をしていた親友の結婚話にショックをうけ、一生に一度くらいはめをはずしてもいいんじゃないかと、行きずりの男の誘い文句にふらふらと彷徨い、とびっきりの快感を得てしまう聡

エロいです・・・
どこまでもエロエロに体を開かれ丹念に開発され尽くしていきます
肌の触れ合いすら経験したことの無い聡にとっては苦痛に近く感じるような快感でしたが
それによって、親友への片恋に踏ん切りもいつのまにかついていってしまったようです・・

一晩限りそう思っていたマサヤと再び出会いくどかれ、交際が始まっていくのです

愛される幸福に浸りながらも
この幸福が長続きしないと怯える聡の乙女のせつな系の心が揺れます(笑)

遠い昔の乙女ですがと補足しておきましょう・・・




「最初の日、なんでキスしなかったと思う?」

わからないと、と聡は首を振った。

「いつか俺のこと好きになってくれるまで、キスはしないって決めてたんだ。」



口説かれてみたい・・・(笑)

続編はさらに濃密で切ないです~


『滴る欲望と。その肌の感触しか、知らない。』

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

去年はコミケに無事参加することができました

コレも年末に主婦でいなくていい自分のおかげということで(笑)

冗談はさておき年末寒波だ大荒れだと予測されてたわりに

晴天に恵まれたあの3日間

コミケのときは天気がいいというジンクスはいまだ健在と言うことですね

一般として参加されてた方

サークル参加の方々もお疲れ様です

並びに並びまくること3時間

そして買い物にまた並び・・・・

それでも時々会話を楽しめることもありまして

生まれた土地も言葉も年齢も大きく違うだろうと思われる方々と

みんなで共同体として楽しく会話できるのもコミケならではと

いつも思っています

また何事も無ければ夏に参加する予定ですので

お会いできることありましたら話しかけてやってくださいませ~

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恋に落ちる記憶(義月 粧子)




恋に落ちる記憶 (リンクスロマンス) (新書)
義月 粧子 (著), 須賀 邦彦 (イラスト)


商品の説明

出版社/著者からの内容紹介
会社員の成末は以前から憧れていたデザイナーの坂根と付き合うようになるが、仕事の忙しさからすれ違うようになり……。

内容(「BOOK」データベースより)
外見が男らしくて、年下に頼りにされることが多い成末だったが、本当は包容力のある大人に可愛がられたい乙女チックな心を持っていた。ある日、友人に誘われて行ったゲイたちが集まるパーティで、密かに憧れていた、広告クリエイターの坂根に会ってしまう。男らしい見た目から、自分は相手にもされないだろうと諦めていたのだが、彼の自宅へとお持ち帰りされ、一夜を共にしてしまう…。


商品の詳細

新書: 239ページ
出版社: 幻冬舎コミックス (2006/8/30)
ISBN-10: 4344808207
ISBN-13: 978-4344808201
発売日: 2006/8/30
商品の寸法: 18 x 11.6 x 2 cm



 義月粧子さん祭りと言うわけではないんですが、なんとなく続いております
 挿絵からみたところ
コレは大人の男同士の素敵なメンズラブかなと思って読んでおりましたが
外見は男らしくて背が高い素敵な大人の成未ですが
中身は可愛くて料理上手で自分に自信のない男の子
大人の男の人に甘やかされたくて愛されたくてうずうずしておりました(笑)

友達に誘われていったゲイパーティで見かけた包容力があって男前は
以前から仕事場で気になってきた奇麗な坂根さん
声をかけられ舞い上がりながらも彼の愛に包まれていくのですが・・・

やがて、お互いの仕事もあり離れていく期間が増えていくとともに
不安が増していきます
坂根の過去の行状や以前付き合っていた彼の噂で不安で押しつぶされ
別れを決意してしまいます

最後友人に後押しされて
告白も自分の気持ちもきちんと伝えてなかったことを詰め寄られ、
だめもとで坂根の家を訪れ、
彼の前でみっともないと思ったけれど、自分不安や怒りを伝えていく成未は本当に可愛い(笑)

こういう可愛い子犬がいたらあたしも坂根じゃないけど苛めて楽しんでしまうかも・・・・
子犬の調教はこうしようと言う方に参考になるかも(笑)





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アリバイ(義月 粧子)




アリバイ (エクリプスロマンス) (単行本(ソフトカバー))
義月 粧子 (著)

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)
従兄・君春の愛人である美貌の佑季に魅かれた高校生の亨。必死で佑季を落とそうとする亨だが、誘えば身体は許す佑季に、年の差という厚い壁を感じずにはいられない。どんなに愛を打ち明けても、佑季が好きなのは、君春なのだと思い知らされる亨は―。勝ち目のない略奪愛の行方は!?大幅書き下ろしを加え遂に新書化。




商品の詳細

単行本(ソフトカバー): 253ページ
出版社: 桜桃書房 (2000/08)
ISBN-10: 4756713386
ISBN-13: 978-4756713384
発売日: 2000/08
商品の寸法: 17.6 x 11.4 x 1.4 cm


冬の大掃除で探し出してきました・・・

いまだに「上海金魚」は見つかりません・・と独り言を言ってみる

過去売り飛ばしてしまったのでしょうかと言う記憶もあやふやで怪しいのですが、黄色い本屋さんで探してみましょうと努力中・・・・


さて、「溺れる彼の恋心」を読んで気がついたこの作品

思い出してみれば持ってました(笑)

今は無きエクスプリからでておりまして、

雪舟先生の絵に一目でやられてしまったと言うか

佑季の目線のいろっぽさに一目ぼれで購入した記憶があります

浮気で小悪魔的な魅力の佑季にすっかりやられてしまった

情けないタチくん亨ですが、

彼なりにあがいて佑季にふさわしい男になろうと頑張っていたけれど

いまいち報われず、思いは別の子に向きかかっていましたが

最後に年齢とか社会的常識とかそういうものに捕らわれて

実は苦しんでいた佑季の気持ちを知ってやり直そうと決心します

当て馬の役割の一哉にはちょこっと可哀想ですが亨みたいな子には

やっぱり佑季みたいな大人の小悪魔さが使いこなせれる男が

いいんじゃないかなというのが感想(笑)








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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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