きみが恋に堕ちる (コミック)
高永 ひなこ (著)
(あらすじ)
きみを想うほどに切ないこの胸の熱情。
望月春が臨時教師として赴任したのは、かつて好きだった主藤礼一郎の弟・司が在籍する高校だった。兄と同じ弓道を嗜み、春に思いを寄せる司。そして再会してしまった春と礼一郎。複雑に絡まった恋の糸は解けるのか?
男であり、友人であった礼一郎への恋心をもてあまし
弓道を捨て、友人である礼一郎をすて、まったく違う人生を選んだ春でしたが
運命のいたずらと言うか、教員となって赴任した先にいたのは
礼一郎の弟、司でした
司の春に対する恋心により、徐々に礼一郎を思い出と昇華させ
司に魅かれていくエピソードが丁寧に描かれております
絵の美しさもそうですがこういう丹念な感情の変化を書くのがうまい作家さんだなと思いました
お互いの気持ちに気がつくまではせつなさで一杯の雰囲気ですが
番外では甘甘で楽しい作品もあります
色っぽい切なげな春の表情がすてきです
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