ふしだらな微熱 (単行本)
藤森 ちひろ (著)
紺野けい子 (イラスト)
商品の詳細
単行本: 252ページ
出版社: リブレ出版 (2007/02)
(あらすじ)
躰の奥深くまで整復されて恍惚感に喘ぐ・・・・
親友に失恋した夜、堅物編集の聡は、野性的な色気に満ちた行きずりの男・マサヤと寝てしまう。誰の鼓動も感じたことがなかった内奥は、余すとこなく探られ、与えられる天やかな暑さに蕩けていく。ただ、彼の唇の感触はしらないまま・・・・・。
一夜限りの遊び。躰に潜むふしだらな熱に気づかぬ振りで割り切ろうとした聡だったが、取材先でマサヤと再会してしまい!?
全部奪われる。
正直にいいます・・・
紺野さんの絵の挿絵買いです(笑)
でも、買って損はなかったと思わせる一冊です
長年恋をしていた親友の結婚話にショックをうけ、一生に一度くらいはめをはずしてもいいんじゃないかと、行きずりの男の誘い文句にふらふらと彷徨い、とびっきりの快感を得てしまう聡
エロいです・・・
どこまでもエロエロに体を開かれ丹念に開発され尽くしていきます
肌の触れ合いすら経験したことの無い聡にとっては苦痛に近く感じるような快感でしたが
それによって、親友への片恋に踏ん切りもいつのまにかついていってしまったようです・・
一晩限りそう思っていたマサヤと再び出会いくどかれ、交際が始まっていくのです
愛される幸福に浸りながらも
この幸福が長続きしないと怯える聡の乙女のせつな系の心が揺れます(笑)
遠い昔の乙女ですがと補足しておきましょう・・・
「最初の日、なんでキスしなかったと思う?」
わからないと、と聡は首を振った。
「いつか俺のこと好きになってくれるまで、キスはしないって決めてたんだ。」口説かれてみたい・・・(笑)
続編はさらに濃密で切ないです~
『滴る欲望と。その肌の感触しか、知らない。』
[1回]
PR