雑誌は買わない主義です
などと何度も言い切っておきながら、不思議とディアプラス毎号購入しております
まぁ季刊なんで年に4回だし・・・・・(笑)
雑誌で読んだときは不思議と印象が薄いのですが
こうして文庫になってみると面白いのですよー
まとまると面白みがわかる作家さんということかもしれませんね
関西弁で読みやすいというのも理由のひとつかもしれませんが
不実な男 (新書館ディアプラス文庫 (195))
久我 有加 (著)
富士山ひょうた(イラスト)
発売日: 2008/8/9
(本の内容)
お化け屋敷のデート中、彼女に気がないことを言い当てられ、ふられた挙げ句突き飛ばされケガをした伸彦。居合わせたお化け役の男・禄朗に手当てをしてもらうが、そこで少し話をしただけの彼に後日突然告白される。人を好きになれない自覚のある伸彦は、誰とも付き合う気はない。だがすぐに人を好きになる禄朗に興味を覚え、友人としてならいいと答えてしまい!? 恋を知らない伸彦と惚れっぽい禄朗の年下攻めラブ♥
両親からはたまた兄弟までも恋愛体質で恋愛至上主義
でも自分は不思議とそういう風に人を愛せないことでなんとなく焦燥感を
もっていた伸彦
いま現在付き合っている彼女にもそういった熱い気持ちはもてないままですが
穏やかな親愛の情はあるので、そのまま結婚かとはりきっていたのですが
自分が熱い気持ちで思われていないということを
うすうす感じていた彼女から三行半を突きつけられてしまいます
その突きつけられた場所で知り合ったお化け役の男・禄朗
禄朗と出会い時間と月日を重ねるうちに
失いたくない友達という熱い気持ちを自分が持っていることに
気がつきながら
恋にはなれない・・・
自分は人をそういう気持ちで熱く思えないと引いてしまいそうになるのですが・・・
禄朗と語ることによりこの気持ちが恋だと気がつくのです
相変わらず小さなエピソードの積み重ねと会話がおもろいです
恋するタイミングと時間は人それぞれ
自分のリズムでいいんだよと気がつかされます
いま現在恋していないことにちょこっと焦燥感を感じている方いかがでしょうか?
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