ダミー (リンクスロマンス) [新書] 水壬 楓子 (著), 佐々木 久美子 (イラスト)
ダミー (リンクスロマンス)
(あらすじ)
人材派遣会社『エスコート』の調査部に所属する環は、オーナーの榎本から、警備対象の影武者になる仕事を引き受けさせられる。その間、環のボディガードにあたるのは、警視庁のSP・国沢だった。彼とは大学時代の同級生で、かつて環は彼に想いを寄せていた。しかし辛い恋の経験から、それを告げずに彼の前から逃げるように姿を消した環。約十年ぶりに再会し、共に行動する中で環は捨てたはずの国沢への想いを再び募らせていき―。
このエスコートシリーズで水壬さんのファンになったという(笑)
だから再びこのシリーズにあえて嬉しいです♪
いつものメンツにも出会えるし、
新しい魅力的なカップルと恋と事件も堪能できるし
なかなか美味しい一冊でした。
これと、あと一冊でこのシリーズも本当に終わるとのこと・・
ちょっと寂しい思いはありますが、水壬さんは精力的に同人誌出してくれますので
また甘い甘いエロいお話を楽しみに待てばいいんですよね。
ということで今回のカップルは
警視庁現役SP(国沢)×人材派遣会社調査部所属で元大学の同期(環)
そして再会モノです。
大学の同級生同士であったふたりでしたが
お互いにひかれあってはいたものの環には家庭の都合で男の愛人をしていた過去があり
またその愛人関係であったものの、
初恋が叶うことがなかったことで
恋に臆病になっていた環ですから恋を告白することはできなかったし
国沢にとっても大人の男が環の好みなんだろうかと思い悩んでいたのです。
卒業を契機にもう会うことはないからと強引に環は国沢を押し倒しちゃい
そのまま逃げさるように国外に留学してしまい11年の月日が流れていたのです・・・
ある日『エスコート』の調査部に所属する環は、オーナーの榎本から、
警備対象の影武者になる仕事を引き受けさせられるのですが
その間、環のボディガードにあたるのは、警視庁のSP・国沢だったのです。
再会し一気に恋が再燃しちゃうのかと思っていたら
案外淡々と仕事をこなしていく国沢
恋がにじみ出そうになるたびに必死になって自分を抑える環が
すごーく切なくて悲しくてよいのですよ~~。
恋と仕事と事件がいいスパイスになってテンポの良い一冊になっています。
他のシリーズを読まなくても十分に切ない恋を堪能できますので
切ない恋と事件とお仕事を楽しみたい方いかがでしょうか(笑)?
そして、水壬さんのブログでこのお話の裏話が説明されていております。
この再会が仕組まれたものであるかどうかとか
環が部下とはいえ由惟を名前で呼んじゃうものなのか
疑問について答えてくれてます
→☆彡
コメントレスです♪
あきりんりんさん
「嵐のあと」の二年後のお話も収録されておりましいたよ~
相変わらずちょっと気難しい榊と、
なにも考えず流されているようでしっかりと動じない岡田は
変わりなくジタバタ日常生活を送っていて大変楽しい一冊でした(笑)
ただこれでこのシリーズ終りになったら・・
ちょこちょこ小冊子で書かれていた短いお話たちは
どうまとまるかとちょっと心配です(笑)
4月までにお互い体調を整えて頑張りましょうね( ´∀`)人(´∀` )
コメントありがとうございました!
[3回]
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