とうとうでました!
そして読みました!
前作ではこの本にフェロモン塗っているのではと石原理さんが
帯に書いておりましたが
今作ではそれ以上のフェロモンと涙がぎゅっうとつまっておりました。
(あらすじ)
「・・・抱いてよ。一度だけでいいんだ。いい思い出にするから」
ある雨の降る夜、椹木恭介は捨て猫と一緒にかつて自分が助けたことのある青年・春日柊也を拾った。
その日から、ふたりと一匹の同居生活が始まった。
他人を信じることができない柊也は椹木とも寝ることで関係を築こうとするが、椹木は愛情や信頼のないセックスを拒絶する。
ゆっくりと、少しずつだけれど、ふたりの関係が表れ始めたある日、柊也が再び椹木の前から姿を消してしまい!?
椹木×柊也のその後の物語
ノベルス:花片雪(はなびらゆき)同時発売!!
「たかが恋だろ」のあとがきに
山田さんも石原さんも椹木が受けだろうと認定していたのですが
妹の夫となって妹亡き後懸命に育児に励んでいた泉巳を支え、
守っていた兄椹木が受けなんてあたしはいやだーーと思ったことを覚えております(笑)
そして兄はあの麻薬の事件で逮捕され
刑務所生活を送っております。
坊主頭がもう妙に凛々しくて隠微な魅力にあふれかっておりましております♪
お話もいいんですよ~
幼いころから母親にすら愛されることがなく育った柊也
誰からも愛されることはなく、ただ体だけという結びつきしかしらないため
恋心を肉欲にかえて椹木に迫ります。
柊也の魅力を十分に知っていても、自分が触れることにためらいを感じていた椹木
お互いがお互いに恋心を感じてはいるのですが
その思いの火は小さく会わないままであれば消えて行くようなものでしたが
運命のいたずらかはたまた必然か・・・
ふたりは再会し
ささやかな日常という名の幸福を楽しみますが
ある人物と柊也が再開することでふたりは離れて生活をしなくてはいけなくなります・・・
もうね、おにいさんも素敵だし
受けの柊也もかわいくてせつなくてすごくよかったです~
山田さんの魅力を堪能なさりたいかたぜひぜひ読んでみてくださいね。
[7回]