両手に美男 【キャラ文庫】 [文庫]
鳩村 衣杏 (著), 乃一 ミクロ (イラスト)
両手に美男 【キャラ文庫】
(あらすじ)
仕事よりもプライベート重視で、恋人募集中だったサラリーマンの来実。 ある日、高校時代の親友・榊原から、フリーライターの弓削を紹介され、その好感度抜群な美男ぶりに一目惚れ!! 急速に恋に落ちるけれど、それを榊原に告げたとたん、榊原が「やっぱりお前を失いたくない」と告白されてしまった!? しかも、来実の気持ちをしった弓削からも「君に本気になりそうだ」と迫られて……!? オレ様プレイボーイと生真面目美男。正反対のタイプの男二人に翻弄される、恋の三角関係
最初読んだとき思ったことは
両手に美男が落ちてきたのなら両手で掴んじゃえばいいんじゃないかと
腐った頭で思ってしまいました。
なんだか3p脳に平気でスライドしちゃていたようです(笑)
初恋の男→告白してふられちゃった→今はちょっと過去に想いを持っていた友人
という立場の男が一人目の美男君
仕事は順調で出世もがんばっているのですが、結婚間近の婚約者とうまくいっておりません。
学生時代からのぷで生徒会長タイプで見惚れるくらいにいい男の上に
思いやりもあります。
告白して女の子が好きだからと断りますが、
そんな片思いの辛い思いに気がつかなくてすまないとあやまってくれます
ふられた友人としてそばにいるのはつらいだろうけど、
友人としての付き合いをやめたくないと言ってくれます。
そして有言実行してくれて長い間いい友人でいることができたのです。
男としては上出来の部類にはいりますよね~
もうひとりはその美男君の後輩の男です。
やりたいことが会社という枠の中では息詰まるということに気がついて
一匹狼状態で仕事をしております。
行動的でやる気もあってそれとなく新しいパンを企画している来実の協力もしてくれます。
ほんとうはあたし敵好みは初恋の男である榊原だったんで
弓削と恋が進んでいくのが信じられないというか好みじゃなかったんですけど
よく考えたら榊原との恋は学生時代に一旦恋をして、告白して友人であることを
選んだ時点で終わってしまっているんですものね。
終わった恋よりはこれから始める恋の方がやりがいがあるというか・・・
選んでいるというよりは、
もうそう決まっていたような運命のような気がします。
ワーキングの部分もいい感じで書き込まれていて
二人の美男を選んじゃうに迷っているところもいいテンポで書き込まれていて
楽しい一冊でした。
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