検事はひまわりに嘘をつく (幻冬舎ルチル文庫) [文庫] みとう 鈴梨 (著), 陵 クミコ (イラスト)
検事はひまわりに嘘をつく (幻冬舎ルチル文庫)(内容)
口が悪い、態度が悪い、担当された被告人の運が悪い=「三悪」の検事・藤野辺砦が、
とある事件で戦うことになった華やかな美形の弁護士・弓瀬優道は、実は小学校の同級生。
藤野辺は同じクラスの弓瀬に憧れていたが、
昔太っていていじめられっ子だった過去を明かせず初対面のフリをして再会。
だけど藤野辺は何かと弓瀬を意識してしまい…。
あらすじが好みだったので購入しました。
検事とか弁護士とかってちょっとあたしの萌えつぼつつかされます(笑)
口が悪くて態度が悪くて、担当された被告人の運が悪い・・
というか追求されすぎて罪が重くなるという意味でしょうか・・・
などとツッコミを入れるまもなく
ほーんーとーに口が悪いです(笑)
関西語圏に住んでいるあたしでもちょっとここまでの関西弁は聞いたことないわー
しかも過去関東に住んでいたのに
引っ越しして関西に住むようになったという設定でしたが
関東から越してきて、あんなにこてこての関西弁喋れるようになるんでしょうかと
ツッコミ入れながらも読み進めてしまいました(笑)
お話はある事件を通して
検事と弁護士として再開したのですが
攻めである弁護士の弓瀬はこてこての関西弁の検事さんが
昔のスラスメートとは露ほども疑っていません。
華やかな容姿でクラスメートの人気者という設定の割にどこかヘタレで純朴でもあります。
いいひとなんですよー
でもいい人すぎるせいかいま設定の豪華さの割に一歩印象が薄いです・・
受けの三悪検事と周囲に言わしめるほどの印象の強さのせい(笑)?
受けである検事の事務次官である三枝の一癖も二癖もありそうなどろどろ感のせい(笑)?
先輩検事である松原のうそ臭い結婚生活を続ける豪放磊落さのせい(笑)?
お話は裁判所での戦いとか
事件を追っていく真剣さとか
攻めとか受けの過去の傷跡とか
いろいろせつなさあり、涙あり、幸福ありなんですが
最後はこの三人にすべてを持って行かれた感がありまする・・(笑)
読み終わって思うことは・・・
松原×三枝のスピンオフが読みたい!のひとことです(笑)
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