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Verger ―果樹園―

アタシの読んだ本(主にBl)の感想を 雑然とたらたらとつぶやいております

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身代わりの蜜月 (秋山 みち花)

身代わりの蜜月 (クロスノベルス) (単行本)
秋山 みち花 (著)
六芦 かえで (イラスト)




(あらすじ)

愛してはいけない人に抱かれてしまった

「復讐の掟に従い、相応の罰を受けてもらう」
留学生の凪は自身の起こした事故で、マフィアのボス・レオニードを失明させてしまう。
だが、組織に捕らわれた凪の前に現れたレオニードは、凪を恋人と間違い、優しく抱き寄せてきた。
誤解されたまま偽りの恋人を演じる自分に惜しみない愛情をくれる彼に、次第に惹かれてしまう凪。
そして迎えた初めての夜。
凪は拓かれる痛みを堪え、ただレオニードに縋りつくしかできなかった。
抱かれている時だけは彼は自分だけのもの。
そんな儚い幸せを感じてしまい……。



本屋さんで立ち読みして、

六芦さんの可愛い絵柄とあらすじに魅かれて購入

コミコミさんで小冊子つきということなので、

他の本とまとめていたので

発売日よりずいぶん遅くの感想です。



自分の運転が原因で目を見えなくしてしまった人はマフィアのボスでした。

部下のエミリオに連れてこられた凪をレオニードは自分が目にかけていたピアニストの渚と

勘違いして優しく接してきます。

渚と間違われたまま恋に落ちる凪(なぎ)

レオニードを愛すれば愛するほど、そのことが苦しくてたまらなくなります。

もしかしたら目が見えるようになれば

この儚い幸福は消えてしまう・・・

そうわかっていたからこそ、凪はレオニードに心も身体も捧げてしまうのです。

そしてついに運命は凪にレオニードとの別れを突きつけてきます・・・

レオニードの手術の日がきまったのです・・・

やがて眼が見えるようになったレオニードは渚の姿を認め抱きしめますが

凪には目もくれようとはしません。

これでほんとうに終わるとレオニードのもとから離れる凪の姿と気持ちは

切なくって涙うるうるです。


と、まったくもってはっきりいってどこのハーレクインロマンスですかというような内容です。

たまたま性別が男×男であっただけです~

でも、こういう王道ハーレクイン風もせつない場面が好みなら萌えるのでした(笑)

小冊子もどこまでもハーレクインでした。

まぁ嫌いでないんでいいです(笑)




コメントレスです♪

まひるさん

いえいえいえ、大した気遣いはできないあたしなので・・
ちゃんと写真は綺麗にとれとか、
ちゃんとUPしろとか言ってくださってもいいんですよー(笑)
ご訪問・コメントありがとうございます。
同じBLを愛する者同士、いつでもご遠慮なく萌えていきましょうね♪
コメントありがとうございました!

拍手[1回]

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今日のお買いもの(雑誌は重い・・・)

というわけで

今日は公約どおり、雑誌を買う旅にでておりました(笑)


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雑誌だけでは暴君お兄さんストラップは
いただけないそうです(涙

雑誌についている申し込み用紙に
単行本(通常版)の帯についている
応募券か
限定版のカバーについている
応募券を貼って出さなきゃ
いけないそうです・・・

600円の負担はともかく
カバーを切らなきゃいけないんですか・・・

通常版と2冊買えばいいのかなと
呟いたらお子様に「あほか」と
罵られました(笑)

あほです!(笑)


そしていつもの小説リンクスを

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可南さんのはなかなか新書化されないしー
かわいさんもチェックしなきゃ・・・
などなど言い訳しながら購入いたしました(笑)

雑誌はできたら、買いたくないんで(以下略


あとは単行本を何冊か・・・

疵 スキャンダル 1 (B‐PRINCE文庫)

一度ドナドナした旧版を再度買いなおして読み直しました。
男と男のプライドと意地をかけたお話に
生きるためにできていく疵にどう対応していくのかなどなど
考えさせられます。

札幌の休日2 (新書館ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫 244)

とうとう自分の気持ちが恋だったということに気がついて
物語が進んでいきます
書きおろしもあって楽しく読めそうです。
結末をしっているのに、何回も楽しめる自分の鳥頭に感謝ということで(笑)
 

CHERRY (新書館ディアプラス文庫)

雑誌で読んで面白かった一冊です。
男前で自分勝手な王子さまは・・じつはさくらんぼちゃんでした(笑)
書きおろしでは教授に翻弄されて
とうとう脱さくらんぼ?
できませんって(笑)
 
あの日、校舎の階段で (ショコラノベルス)

デビュー単行本も気になっていたんですが、内容が重かったので
避けた記憶があります。
これは高校生のときのお話もはいってみているみたいなので買ってみました。
文章がしっかりとして読みやすいけれど
重い雰囲気があります。
挿絵の麻生さんと雰囲気があってました。

散る散る、満ちる (ショコラノベルス)

白い白い凪良さんのお話でした。
王道・・らしいです。


さらーとしか読んでいないので、また感想はぽちぽちあげていきたいと思います。

明日はお仕事で5時には起きて行かなきゃいけないのですが

果たしてあたしは起きれるのでしょうか・・・

不安です(笑)

拍手[3回]

恋愛深度 (浅見 茉莉)


恋愛深度 (ルナノベルズ) (新書)
 浅見 茉莉 (著)
実相寺 紫子 (イラスト)




(あらすじ)

足を怪我して以来、一流モデルの座から転落し、愛人まがいのことまでして自身を売り込むしかなくなっていた七生。だが、そんな生活にも嫌気がさし、自暴自棄になりかけていたとき、ある一冊の写真集と出逢う。―この男に、自分を撮ってもらいたい。彼ならきっともう一度、脚光を浴びるような写真が撮れるはずだ。だが、その男はすべての依頼を断り続けていて、もちろん七生の頼みも聞こうとしない。自身の身体を使い、誘惑しようとする七生だったが…。
昨日のルナノベルズの小冊子を読んで

思いがけずに けっこうな内容の濃さだったことに遅まきながら気がついたので
 
以前から内容が気になっていたこの本を購入してきました。

思いがけずによかったです!



一流モデルとして活躍していた七生でしたが、撮影中の事故で足をけがしてしまい

ファッションモデルとしての道は閉ざされ、

愛人まがいのことまでしてモデルの仕事にしがみついておりましたが

モデルとしての自分ではなく肉体だけに執着する画家との生活に嫌気がさし

そこを飛び出してしまいます。

そんな七生に提示された仕事は

素晴らしいメイルヌード(男性ヌード)の写真集を出版しその後は風景写真しか仕事をしない

飛鷹に写真を撮ってもらうことでした。

思い切ってその隠遁生活を送っているカメラマンのところに押しかけるものの

彼はまるで七生の写真を撮ろうという気はありません。

が・・・それだけでは諦めきれない七生も懸命に自分の魅力をアピールし

自分の身体をつかってまでカメラマンである飛鷹に襲い受けしちゃうんですが

今一歩というか全然モデルとしては受け入れてくれません。


押しかけ同居をするようになり、

飛鷹の優しくて人間味のある魅力に魅かれていく七生。

傷ついた兎の治療をしてやり、寒い夜には毛布をかけてやる優しさに魅了され

どうしようもなく魅かれていくのですが

飛鷹の閉ざされた部屋には最後のモデルとの写真が壁一面に飾られており

愛情にあふれたその写真みて

飛鷹の心は自分にはなく、

いまはもう事故で逝ってしまった彼を愛しているということに打ちのめされたまま

最後の思い出に飛鷹と一夜過ごすのです。

別れの言葉を平然とすることはできないから

彼を買い物に追い立ててあわただしく家を出ていく七生がほんとうに切なくて

悲しかったです。


最後とうとう飛鷹のなかで氷のかけらとなっていたものが溶けて

七生の写真を撮るようになるのですが

今までツンツンしていた部分が全部デレデレの甘甘でよかったです♪

ちょっと切なくて泣きたくて、でも甘い部分を楽しみたい方いかがでしょうか(笑)?



コメントレスです♪

ゆうみさん

海一歩隔てているだけで小冊子まだ届いていないとのこと
待つ楽しみもいいものですが、じれったいですよね
こういうときは本当にお江戸に住んでみたいと思いますよねぇ。
ゆうみさんお勧めの可南さんよかったですよー
相変わらず恥ずかしげもなくのろけている荘志でした(笑)


lisaさん

良くできた小冊子と言うか値段以上だったのでほんとうに嬉しかったです。
>ファンを裏切らなくて劇甘仕様で
うんうん激しく同意いたします(笑)


まひるさん

はじめまして!
申し込み忘れていて、
あとからお気に入りの漫画家さんのことを知った時のショックの大きさは
すごくすごくよくわかります。
あたしもそういう思いを何度もしておりますが、
周囲の方々に甘えさせてもらい、助けてもらったこと多々ありますので
こんなピンボケ写真では。。。と思っていたのですが
楽しんでいただけてよかったです。
もし、ちゃんとしたデーターがご入用でしたらまたご連絡くださいませ<(_ _)>

拍手[3回]

LUNA NOVELS 創刊記念フェア「特製小冊子」

ルナノベルズの創刊を記念して
「特製小冊子」応募者全員サービスフェアを開催していたので
応募してみました。

対象6作品のうち2作品の応募券と80円切手で、
各作品書き下ろし番外編と
12月刊の2作品の1P漫画を収録した特製小冊子をくれるというので
まぁ80円だからということで
あまり期待していないまま応募して
はっきりいって忘れがちだったんですが
小さな本ですが42Pもあって、その後のラブラブが楽しめました。

創刊だからということで、出版者様も力がはいっていたんでしょうが
これが応募券と80円切手という読者負担で手に入るのに
なぜあの小冊子とか小冊子とかは
800円・900円とお金がかかるのでしょうか・・・
と呟きたくなったのです(笑)





この聖なる束縛に
-サン・カルチェラート-  華藤えれな

アルフィオ(シチリアマフィアのアンダーボス)×透真(日本人神父)。

本誌未読なんですが
神父になるために修行を積んでいる透真のまえにあらわれたのは怪しい男のようです。
神につかえながら、愛する男のそばにいて
彼の罪を購うために祈りをささげ、傍にいて支えると決心した透真の台詞が
男らしいです



王子とダイヤモンド  愁堂れな

バースィル(アラブの第一王子)×進藤(百貨店広報課長)。


経営難に落ちいった百貨店の広報課長を務める進藤とアラブの王子様の恋の後日談
アラブの王子様の父上が第四夫人を娶るための結婚式に招待され
愛おしい人を父王に紹介したいと言われ戸惑う進藤だが
一番愛しているという甘い言葉と快楽でメタメタにされて
いつのまにかお披露目会にでることに・・・


最後に山田ユギさんの一ページのショート漫画に笑わせていただきました(笑)
三十路の進藤にアラブの花嫁さんの衣装なんですけど(笑)


アダルト・エデュケー
ション ~紳士調教~  鳩村衣杏


成(デザイン会社社員)×響市(デザイン会社社長)。

本誌未読です
年若い恋人に執着愛で自分好みに育てられているお話・・みたいです。
今度買ってこなきゃ(笑)

素直に慣れないというか、年若い恋人のプレゼントのとか
甘い微笑みとか柔らかな声になにか裏はないのか?と考えてしまう巴響市

よっぽど無体なことされたんだろうな(笑)


愛玩人形 剛しいら

ジェラール(フランス人実業家)×琴耶(人形作家)。

仏蘭西の実業家であるジェラールの目下の趣味は
人形製作が仕事の恋人琴耶を驚かせること
現在は、ふたりで暮らすアパルトマンが手狭になってきたため
琴耶のためにアトリエを充実させたいとパリの郊外に別邸を作ったのです。
しかも!
家全体を大きな布で覆って、琴耶が深紅のリボンを引っ張ると
純和風の家と庭園が・・・

うんうん・・・たしかにプライベートジェットより安いし
カリブの別荘よりは高くないですよね・・・


未必の恋
-KEEP OUT- 妃川蛍
御室(科総研職員)×緒ヶ瀬(刑事)。

本は購入したものの、攻めと受けに感情移入ができないというか
お話に入り込めないまま終わった一冊だったのですが
楽しくお祭りに参加していたようでした。


唇にふれるまで 可南さらさ

荘志(イタリアンシェフ)×悠(高校生)。

二人と二匹の楽しい新婚生活のお邪魔虫は・・・
攻め君の兄とその娘ちゃんと、攻め君の雇い主さんです。

好きな人と暮らし初めて三カ月がすぎて、それだけでも幸福なのに
記念日に大切な人たちと食卓を囲んで、笑いながらケーキを食べる。
プレゼントをいただく。
そうした幸福を与えてくれる荘志はぶっきらぼうで口の悪い恋人なのだけど
時々幸福すぎて不安になるというか
こんな幸福がいつまで続くのだろうと言う不安を抱えてしまう悠だった。
飼い猫の小梅さんはそうした悠の不安をなだめるかのように掌を舐めてくれる。
そういう小梅さんの慰めが嬉しくて荘志にそれを伝えると
猫のほうを愛しているんじゃないかと焼きもちを焼く荘志(笑)
しかもー
小梅さんに舐められたことで堂々と
「俺だって舐めるくらい、いつでもしてやる」と大っぴらに豪語する恋人が
愛おしいと思いながらも恥ずかしい・・・

いつまでも幸福な“ば”カップルでいてほしい二人なのです(笑)


良くできた小冊子は・・・・
買いたいと思う本を増やしますね(笑)


↓山田ユギさんの華麗なアラブの花嫁をご覧になりたい方はどうぞ♪

 

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深想心理 二重螺旋 5 (吉原 理恵子 )

深想心理 二重螺旋 5 (キャラ文庫) (文庫)
吉原 理恵子 (著)
円陣 闇丸 (イラスト)





(あらすじ)

借金返済のため、慶輔が篠宮家の暴露本を出版するらしい!? 実の父親の非道な行為に呆然とする尚人。けれど兄・雅紀は、「俺が守るから、何も心配しなくていい」と断言する。その揺るがない言葉の強さに絶対の信頼を寄せつつも、人目に晒される兄の負担を思うと、尚人は不安を隠せない。そんな大反響の中、ついに本が緊急発売!! 周囲は一気に騒然とし、マスコミが学校や家にも押し寄せて…!?


吉原さんの作品は小説「JUNE」で「幼馴じみ」を読んだのが83年でした。

あれから長い月日が流れに流れて27年

相変わらず腐界で楽しく過ごしているあたしにとって

長い月日を過ごしてきた作者さんだと思います。



相変わらず独特の文体と繰り返される同じ文章ですが

それもこの作者さんの色合いなんだとおもいます。

お話は相変わらずドロドロとした世情にまみれております。

前作で妻と子供を捨てたあげく生活費も渡さなかった極悪非道の父親が

開き直って、悪役として活躍?しております。

妻と子供は自分にとって大切なものではなかった。

あとから知り合った女性と真実の恋をしたから捨ててもよいんだ。

血の分けた子どもより不倫相手の妹のほうがかわいいと言い切るあたり

ある意味どこまでも自分に正直な方だと思います。


今回雅紀と尚人がきちんと想いを交わし合って、

ともに時間を過ごすことを決意したうえで家族として守り合っているので

傍から何言われようがもうどうでもいいことのような気がしてきました。

家族として過ごすことを選ばず、

ひとり逃げ出したかたちの紗也加はあいかわらず成長のないままですが

末っ子の甘えん坊の裕太の成長ぶりが楽しかったです。

そして、今回は父親がその父親の秘密を暴露すると脅かし

実の父親に刺されたとこでお話は終わっております。

次回もできたら一年後には読みたいんです~と呟かせてください。




コメントレスです♪

ゆうみさん
お話をうかがっているとなんか似たような感じで腐界に入られたようで(笑)
「風と木の詩」はあのころのあたしのバイブルでした!
最後のジルベールへの歪んだ執着に凝り固まっていたオーギュの
心の痛みが妙につらかったです。
今月は雑誌のために働く月ということでがんばりましょうね!

コメントありがとうございました!

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プロフィール

HN:
Lianha
性別:
女性
自己紹介:
「風と木の歌」に触発され
juneで開花w?
一時はこの世界から脚を洗っておりましたが
またどっぷりとつかっております


好きな作家さん
木原音瀬さん・可南さらささん・水原とほるさん
水壬楓子さん・ふゆの仁子さん・華籐えれなさん
剛しいらさんなどなど・・・

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