甘い恋の賞味期限 (コバルト文庫) [文庫]
あさぎり 夕 (著), 穂波 ゆきね (イラスト)
(あらすじ)
恋に一途な大学生、森本要。失恋の寂しさのあまり、サークル顧問の津山聡史と「食って食われて酒池肉林」な一晩を過ごしてしまう。津山は完璧な美貌と学歴で、異例の若さで准教授の地位を得た男。学生の評判も上々だ。ところが本当の彼は、恋愛を面倒と言い切る不遜な性格。要とは身体の相性がよかったから、つきあおうというのだ。むかついた要は条件つきで了承し!?マンガ12ページつき。
あさぎりさんと穂波さんの作品の庫ラボは二作目で
以前の高校教師と生徒の恋のお話「
先生はいつもやさしい」も
すごくよかったので期待しておりました。
今回は雑誌コバルトで掲載されていたということでお話も3回分とそれぞれに
穂波さんの漫画が数ページずつつくというびっくりつきです。
穂波さんの優しい絵がすきなんですけど、最近は漫画は発表されていないので
ここで読めて楽しさ倍増でした(笑)
前回のお話が高校のお話でしたが、今回は同じ系列の大学生と準教授とのお話でした。
過去に惹かれた恋に破れたというか・・・
最初から恋に入ることもなかったのに疵だけは満載で
ちょっとというかすごく人間的に壊れているくせに
頭だけはよくて
あいまいでやさしい笑顔で外面を取り繕い、いい教授を演じている津山
そんな津山と失恋の寂しさから「食って食われて酒池肉林」な一晩を過ごしてしまう
森本要は恋に一途な大学生
末っ子で家族にべたべたに甘やかされた要にとって
家族に隠さなければいけないセクシャリティは生きるうえでの負い目にもなっていて
恋していると思い込んでいた会社員がじつは妻子持ちだったということは
すごく傷つくことなんですよね。
でも寂しくてつい人肌を求めて一晩をともにした相手は・・
なんでも「面倒っな」が口癖のちょっと壊れている準教授で(笑)
その壊れたところを必死になって矯正?しているうちに
彼の秘密をしり、彼の優しさとか壊れやすさに惹かれて行く過程が丁寧に書かれておりました。
書き下ろしの後日談も甘くて美味しいカレーのにおいでいっぱいでした。
あさぎりさんの穂波さん風味がお好きな方いかがでしょうか(笑)?
コメントレスです♪
lisaさん
>フェアのことをこちらで知って絶叫しました(ムンクの叫び顔で)
lisaさんの綺麗なお顔がムンクになっているところ見たかったです(笑)
でも、気持ちはよくわかります!!
あたしもどうしましょうか・・・の途方にくれた気持ちでしたよ;;)
開催書店はすくないし、対象商品は興味あるほんはそこそこ読んじゃっているんですよね・・
対象になるくらい人気作品は・・・来年から買い控え計画でが重要かもしれません。
>花川戸さんの「明日~」は
お勧めありがとうございますー
好きな作家さんなんですけど、まだ買っていないのでそれにします(笑)
いつもいつもご協力いただいてありがとうございます。
去年の小冊子がけっこうよかったのでまた応援要請しちゃうかもですが
よろしくお願いいたしますね♪
コメントありがとうございました!
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