犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)
榎田 尤利 (著) 志水 ゆき (イラスト)
(あらすじ)
★Pet Loversシリーズ 第1弾 悪い子だ。発情してしまったのか?
自覚のあるろくでなし・三浦倖夫は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ「Pet Lovers」から「犬」として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖夫を待っていたのは厳格な主人轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱・・・次第に深みにはまっていくふたりだったが!?
榎田さんの既刊本フェアーにまんまと乗せられて買ってきました。
だって小冊子がほしかったんもの・・・
ということでPet Loversシリーズ 第1弾 の感想もあげていなかったので
今回再読で感想を書いておきます。
最初に読んだときは愛を持つことすらかなわかった小さな子供が
犬でもいいから愛されたいと願い続けるお話があまりにも痛々しすぎて
切なさも堪能できませんでしたが
あのころからあたしも少しは大人の階段を駆け上がってしまっているようで
犬として躾けられながら
愛され守られ幸福であると感じることがどんなにか人にとって必要だったのか
そこらが楽しく読み終えることができました。
そして小冊子なんですが
鬼畜な既刊本フェアーとはいえ、こうも濃厚な甘さを堪能できるのなら
15Pの薄い本でも十分に満足できました。
飼い主と犬という関係でなくなってからのふたりのお話です。
ある日犬を飼いたいと呟く倖夫でした。
大賛成をしてくるだろうと思っていた轡田でしたが
あまり乗り気でない様子・・・
犬が欲しいと再度呟くと
世話がたいへんだし、不在のときはどうすると畳み掛けてきます。
いや倖夫にしろ我をはってまで犬が欲しいわけではないのですが
なんとなく口に出しただけというのですが
轡田があんまりむきになって妙に頑なな態度なので余計にむきになってしまった様子
再度犬を飼いたい攻撃?をし続ける倖夫に
轡田が示した提案は・・・
自分が犬になるということでした。
犬となってもなぜかエロい轡田の攻撃に簡単に落ちちゃう倖夫がほんとうにエロ可愛いです。
エロ犬とエロ可愛い飼い主とでもうじゅうぶんにバカップル・・・(笑)
コメントレスです♪
あきりんりんさん
>あさぎりさん結構読んでます
おおーここにも同士が!(はーと
あたしは小学生のときになかよしで可愛い系の漫画で読んでおりましたので
BLであさぎりさんの名前見たときは正直びっくらしました(笑)
泉くんシリーズあたしも好きです。
>何作かは司書のひとにいってだしてもらう本もあって
羞恥プレイ&勇気のある行動に感激です!
BL愛してなきゃそこまでできませんよね!
でも・・肌色の多い表紙だったら・・ちょっと躊躇しちゃう小心者です(笑)
図書館は利用者から要望をだしたらどんどん入荷してくれるので
これからも充実したBL生活をおくるために要望をださなきゃいけませんね
>そういえばいつも行ってる歯医者さん漫画の中に一冊BL小説がまぎれているの発見しました
おおー歯科衛生士さんが買ってきたのでしょうか・・
それとも患者さんがこっそりと布教活動のために放置プレイしているとか
でも隠れとはいえBLを楽しんでいる方々がいることは励みになりますよね!
コメントありがとうございました♪
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