同じ声を待っている (リンクスロマンス) (単行本)
きたざわ 尋子 (著)
佐々 成美 (イラスト)
(あらすじ)
博物館学芸員を目指す木島和沙は、兄の親友でベンチャー企業の副社長である谷原柾樹と付き合っていた。しかし、ある事件により谷原に裏切られたことを知った和沙は谷原に別れを切り出すが、執拗な説得の前に「三年の間考える」という約束をしてしまう。それから離れて暮らしていた二人だったが、谷原の策略により、和沙は彼の下でバイトをすることになる。和沙の胸の奥には、まだ揺れ動く熱い想いが眠っていて…。
リンクスフェアーでSSをいただくために購入した一冊です。
買おうかどうしようか悩んでいたんですが、
なにかのフェアーがあればと買い控えていたのがよかったです(笑)
フェアーのたびに買わなきゃいけないという本があるので
こうやって買い控える習慣がつきそうですねぇ(笑)
欲しくもない本のために千円札が何枚か飛んでいくというのなら
全員プレゼントのわずらわしさのほうがましかもと考えるのですが
みなさんはいかがなんでしょうか?
ということで感想です。
最近のきたざわさんとは萌えの視線が違うような気がします・・・
潔癖な性格の受けの和沙は、
ある事件をきっかけに恋をしていた谷原に裏切られたという感情を持ち
付き合いをやめようと決心しました。
そこを谷原に説得されすこし冷却期間を置くことになり
なんと!3年もの間お付き合い定期期間をおいちゃうんですよね。
どっちも気が長い・・・
しかも、その裏切り行為というのは実は・・・
そう和沙が思い詰めるほど深刻なものじゃなかったというのが
一番肩すかしな感じです。
いくら高校生とはいえ、
人の話をちゃんと聞いて自分で善悪判断できるものじゃないんでしょうかねぇ。
攻めの谷原にしたって、
きちんと説明してことの次第をわかってもらうお話合いする必要ができたと思うのですが
和沙の言うがままに3年の冷却期間を置き
経過観察しながら、自分は仕事でどんどんスキルアップしていったようですが
こういう冷却期間が必要なお話のような感じがしないというか
必然性を感じなかったとおもうのです。
摩訶不思議な兄のかかわりでまた唐突にくっついちゃうのですが
この兄の存在と言うか伏線が最後まで全然わけがわからなかったです・・・
個人的にはこの兄のお話のほうがおもしろかったような気がします・・・
コメントレスです♪
Lさま
小冊子記事に賛同ありがとうございます。
ここにも同じように小冊子、
もとい出版者に振り回されている方がいるということで
大きく力になります(笑)
夜光さんのカード
ポストカード一枚分のほんの短いお話でしたが
現在の彼らが、どういう風な日常を過ごしているのかがわかって
ほほえましかったですよね~(笑)
隠し事できないというのもあんがい不便なようで・・・(笑)
このささやかな幸せを感じるために今日も明日も萌え萌え拡張でがんばりましょうね~(笑)
コメントありがとうございました。
[2回]
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