月も星もない (文庫)
久我 有加 (著)
金ひかる (イラスト)
商品の詳細
文庫: 327ページ
出版社: 新書館
発売日: 2007/05
(あらすじ)
売れない芸人の温は相方からコンビ解消を突きつけられ、同じ境遇の秀永と自棄酒した結果、寝てしまう。
それを切っ掛けに二人でコンビを組むことになるが、元相方との間には感じなくなっていた漫才を作る楽しさを思い出し、心躍る温。
ただスタート地点が「おまえの初めての男になった責任をとりたい」だったため、秀永との関係に折り合いがつけられず悩みはつきない。
果たして二人のコンビは、そして二人の関係は……?
以前に書いた『何でやねん!』が恋から始まった恋人関係でしたが
コレは セックスから始まって、恋と仕事につながっていきます(笑)
お互いに売れなかったコンビ同志で、養成所の同期で
間が悪いことに同じ日にコンビ解消を言い渡されて、凹んでいます
寒い夜に、二人は会話をかわし、偶然?抱きしめられ悲しくて寂しいときは人肌が必要だったんだなぁと気がつきます
酔った勢いで、飛行機のパイロットランプにお願い事をしてしまい
そのまま勢いに乗って肉体関係を持ってしまうのです(笑)
「初めての男になった責任をとりたい」とのたまう秀永と組んで
漫才のねたを考えたり、お互いの方向性を突き詰めることにより、温もまた漫才の楽しみを思い出しまた新たな世界を広げていくのです
途中コンビを組んだことにより、元の相方から嫌味をいわれたち、
巧妙な仕掛けをされたりしますが
お互いの愛の力で一つ一つ乗り越えていくとこがおもしろかったー
ちょこっとでてた「何でやねん!」の土屋がいい男に仕上がっていましたー
これも、相川の愛の力w?
『身体から始まるお笑いコンビってどないやねん。』 [0回]
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