月よ笑ってくれ―月も星もない2
(新書館ディアプラス文庫 180)
久我 有加 (著)
金ひかる (イラスト)
商品の詳細
単行本: 288ページ
出版社: 新書館
発売日: 2008/2/9
(あらすじ)
全漫優勝後、お笑いコンビとしても恋人としても充実した日々を送る温と秀永。
今や破竹の勢いの『パイロットランプ』だが、トークメインの仕事ばかりが増え、ネタやコントのできない現状に焦りを覚え始めていた。
そんな矢先、二人はお笑いブームの終焉を予感させる出来事を体験する。これまで仕事のストレスを激しいセックスで解消してきた二人。だが方針が合わず、すれ違い始め…?「月も星もない」続篇。
恋人やからこその信頼関係で、全漫の優勝し、東京での多忙な生活と
環境の激変の流れに乗り切っていったかのように見えた二人だったけれど、見えないストレスとか疲れとかが微妙に溜まっていき
お笑いブームの終焉と言う時代の流れもあり
やがて亀裂ができ、関係にまでほころびを見せ始めた・・・
そのときが来たときの 温の決心は
「相方として唯一無二の存在を失いたくない・・・
それならば、この恋心は捨てよう・・・ 」
お互いに別に付き合う相手をつくり、仕事は相方として、協力していこうと決心するのであったけれど
やがて、仕事にも綻びが出始め、仕事のために別れた筈なのに私生活も仕事にも支障がでてきてしまう。
眼鏡と呼び方で、公私を奇麗にわけていて、いつのまにか仕事のときも
視線がお互いの相方に迎えなくなっていた二人が
やがて、お互いに視線を絡み合わせ、心を通うようになるのですが
それに、バンテージの相川が絡んできてくるんですよー
土屋がめちゃ男前で可愛いのです(笑)
違うタイプの漫才をしていく二つのグループだけど
恋人同士ででもあり、相方でもあるというところに相違点があり
もう、その悩みを通りこした先輩として、心を寄せてくれていることで
温は不思議な安堵感を覚えるのです
もう、ほんまに相川が男前なんです
ええ男に仕上がってるんですよ。
何でか脳内妄想では 相川たちは、山田ユギ先生のイラストで
温たちは、金ひかる先生のイラストで舞い踊っています(笑)
楽しいシリーズでしたので
できましたら、もっともっと続いて欲しいなと思います~
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