この恋が終わるまで (プラチナ文庫) [文庫]
いとう由貴 (著)
木下けい子 (イラスト)
(あらすじ)
愛してる。だから憎しみで縛りつける──
恋を仕掛け、裏切った相手・光春の担当となった編集者の修二。
癒えない過去の傷のせいで、
作家をやめ他人との関わりを捨てると言う光春を
贖いのため止めようとする。
だが憎しみに駆られた光春は、
作家を続ける代わりに自分を抱き共に苦しむことを迫ってきた。
抱くほどにその華奢な体に溺れ、
修二はようやく光春への恋心に気付くが、
己の罪を思い知った今、想いは伝えられず…。
以前ビーボーイノベルズから出たときは
海老原由理さんの挿絵でしたので
ちょっと違和感がありました。
こちらのほうが大人っぽい雰囲気です。
木下さんのかわいらしい絵も好きなのですがやっぱり思い入れがあるせいで
こちらのほうが好きです。
文章には手をいれているせいか、以前の物より読みやすい感じはしました。
が・・・
なんとなくあの頃のときめきはなかったのが残念です。
あの頃の自分と今の自分が違うせいかもしれませんが
書きおろしに光春を修二が愛おしいと思いながらも
どんなふうに苛めたのか具体的に描かれておりまして
それが陰惨で陰湿だったので、攻めの修二に対して思っていた
光春の愛がなんとなく受け入れがたかったのです。
いじめって、されたほうは忘れないけど
したほうは勝手な理屈できれいさっぱり忘れているという典型的な例なんでしょうけどね。
あれだけのことをされてなお修二を愛していると言うなら
光春という子はとても優しい思いやりのある良い子なんだと思います。
書きおろしがなかったほうがよかったと思うのは
珍しい感覚です。
コメントレスです♪
lisaさん
頭が腐るから鳥頭になるのか・・・
はたまた鳥頭だから腐っていくのか・・・
どっちが先なんでしょうか(笑)?
(意地でも老化とはいいたくない年齢なんです・・orz)
買いたい同人誌は手帳にメモメモし確認しながら購入
毎月の購入予定表はスケジュール帳に管理・・
しているはずなのに、二重買い・・・・(笑)
コメントありがとうございました!
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