好きだとも言えない (幻冬舎ルチル文庫) [文庫]
榊 花月 (著)
石原 理 (イラスト)
(あらすじ)
御園楽は、友人の三瀬俊顕と同居中。アパートが火事になり焼け出された三瀬が転がり込んできたのだ。「部屋を探す」と言いつつ先延ばしにしている三瀬に、迷惑そうなそぶりを見せながら内心この生活が続くことを願う御園。高校時代からの親友を、実は御園はひそかに想っていた。そんなとき、三瀬の彼女が浮気しているのを知ってしまった御園は!?―。
実は最近は榊さんに萌えを感じることがないので
これも買うつもりがなかった一冊なんですけど
あらすじと表紙の石原さんの誘惑に負けて買ってみたました・・・(笑)
内容的にはゲイである性癖に高校時代から自覚のあった受け(楽)は
友人である三瀬に長いこと片思いをしているのですが
友情すら失うことが怖くて想いを告げるどころか
「お前なんか趣味じゃない」と言い切ってしまうのです。
そして、大学時代の知り合った彼女とそのまま続いている三瀬とも
おそらく大学を卒業したら会うこともなくなるんだろうか・・・と思っていたのですが
三瀬の下宿が焼けて、ひょんなことから同居となって・・・
三瀬の彼女である千鶴とその友人である涼子
同じ大学の院生の東灘の存在(あてうまくん役割でした)
その人間模様とかがけっこう楽しんで読めた一冊なんですが
石原さんの挿絵でなきゃ読まなかったとおもいます(笑)
とても平成生まれ?とも思えない昭和のギャグと
歌の歌詞のような雰囲気の文章が楽しめる方に
お勧めしたいですー♪
コメントレスです♪
ゆうみさん
>度々ジャマが入り集中力がとぎれとぎれになって不本意な読後感に(笑)
よくわかります!
邪魔が入って集中力が途切れた時に読んだ一冊てあまりお話に入り込めていない
んですよねぇ。
かくいうあたしは買い物帰りの車の中で読んで、信号待ちの間読んでいたら
お話の筋が分からなくなった時があります(笑)
↓
危険ですので良い子は真似しないでください!(笑)
ゆっくりと時間があるときに「また読み直してくださいねー
味わいがある抒情的な文章ですしとてもよかったのでおすすめですー
コメントありがとうございました!
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